中国の習近平国家主席の「国賓」来日について、政府が年内の実施を見送る方針だと産経新聞が1日報じた。驚くしかない。報道が事実ならば、菅義偉政権の考えは甘すぎる。習氏を「国賓」で招けば、世界に誤ったメッセージを発信してしまうことが分からないのか。
まず、高度3万フィート(約1万メートル)から、「中国の暴走」を俯瞰(ふかん)してもらいたい。
中国は2月1日、海警局に外国船への武器使用を認めた海警法を . . . 本文を読む
豊田章男・トヨタ社長は2020年12月の自動車工業会で、「すべてがEVとなると、夏の電力不足は15%ほど不足する。原発十基分にあたる」と訴えた。
しかも日本は原発が止まっているので、発電は火力に依存している。となれば炭素は増えるのである。皮肉な話だ。
EVは鼠が集団自殺のために崖っぷちから海に飛びこもうと皆が走り出した構図である。
レミングは北半球の寒冷地に生息するネズミで、別名をタビネズミ . . . 本文を読む
3月5日から十日間ほどの日程で全人代が開催される。同時に全国政治協商会議も開催されるので「両会」と呼ばれ、北京は凍てつくような寒さのなか、厳戒態勢に入った。
この雰囲気を現地紙は次の漢字を並べて表現した。
「堅定且充満野心 后疫情時代的中国両会」(多維新聞網、3月4日) 恒例に従えば全人代では第十四次五カ年計画の策定と2035年の中国の目標が唱えられることになる。
英国のシンクタンクCEBR . . . 本文を読む