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映画『ワールド・ウォー Z 3D』を観て

2013-08-10 19:18:19 | 映画・ホラー,サスペンス,スリラー

13-64.ワールド・ウォーZ 3D
■原題:World War Z
■製作年、国:2013年、アメリカ
■上映時間:116分
■料金:2,100円
■観賞日:8月10日、TOHOシネマズ日劇



□監督・製作総指揮:マーク・フォースター
◆ブラッド・ピット
◆ミレイユ・イーノス
◆アビゲイル・ハーグローヴ
◆スターリング・ジェリンズ
◆フアナ・モコエナ
◆ジェームズ・バッジ・デール
◆モーリッツ・ブライプトロイ
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
マックス・ブルックスの同名小説を、ブラッド・ピットが自ら製作を担当し、映画化したパニック・スリラー。中国僻地で発生した謎のウィルスが爆発的に全世界へと拡大。このままでは、世界は90日以内に滅亡する。全人類を絶滅へと導くウィルスの感染を防ぐため、元国連調査官のジェリーは、愛する家族と離れ、世界を駆け回る。しかしすでに政府と軍隊は崩壊、感染の速度は加速し続けていた……。
ジェリーは街を離れるが、携帯電話へ国連事務次長ティエリーから連絡が入り、現場への復帰を要請される。途中で出会った少年トミーとジェリーら一家の5人は、ティエリーが派遣したヘリでニューヨーク沖の海上に浮かぶ米海軍艦隊の艦へ収容される。収容人数には限りがあり、民間人の避難民が地上の避難所へ移される中、家族らを安全な艦にとどめておくため、ジェリーは軍による作戦への参加要請を断りきれない。
事態収拾に当たってジェリーは韓国、イスラエルへと渡り調査を続け、そのイスラエルである少年がゾンビの群れの中にいるにも関わらず、ゾンビはまるで少年がいないかのように素通りしていた。ジェリーは彼とともにいた女性兵士のセガンと共にゾンビに制圧されたエルサレムを民間機で後にする。ジェリーとセガンは、搭乗した飛行機内でゾンビが暴れた為に墜落し、墜落した現場からウイルスの研究所へ向かう。
ジェリーは命からがら辿り着いた研究所で、ゾンビの対策について推論を述べる。ゾンビ化ウイルスは自身を死滅させる可能性のある致命的な病原体を保持する者には感染したがらず、従ってある病人はゾンビに襲われないはずだと結論付けたジェリーは、研究所に保管されている危険性の低いウイルスに自ら感染することを提案する。
ジェリーはウイルスが保管されている場所にたどり着くが、そこで一体のゾンビに気づかれてしまう。一か八か適当なウイルスを自分に注射し、保管所のドアを開放する。ゾンビは、ジェリーの存在を認識していないように振る舞った。ジェリーが考えた対策は有効であることが示された。かくして、ジェリーはゾンビの群れの中を悠然とやり過ごし、先に脱出していたセガンらに迎えられ帰還を果たした。

ジェリーらは、難民キャンプに避難していた家族の下へ帰還し、再開を果たす。ジェリーの対策は実行に移され、ウイルスを無毒化したワクチンにより人々がゾンビをやり過ごせるようになる。軍隊によるゾンビの群れへの反撃も始まる。

ブラピが製作者にも名を連ねているこの作品、彼がまさかゾンビ映画の製作者として自ら主演するとは想像外だったが、これは、単にアンデッド化した人間が襲い人々が逃げ惑うだけの話では無い。何とか解決策を見出そうと韓国やイスラエルにまで、まさに地球を飛び回りながら解決手段を模索。だが、その意外なヒントはまさにゾンビが追いかけまわしている中に見出された。これは予告編の中でも映像があるので、観れば分かるだろうし、自分もこれが突破口になるだろうと思ってその後も観た。
だが、搭乗機がゾンビによる急襲で墜落してジェリーとセガンは生き残った設定には?を感じたが、まあ細かい突っ込みは止めておいた方が良いだろう。地球規模の危機を何とか回避して、本当の戦いはこれからって感じで終わりでしたね。
未知のウィルスが突如蔓延して人類が危機に陥り政府も機能しなくなるという点では、スケールアップされたゾンビ映画の様相を呈していた。普通、ゾンビ映画の設定ってある地方都市とか小さな町が壊滅状態に陥るパターンが一般的だが、ここでは国連からの要請を受けてブラピがワクチン開発に成功するまでの話で、家族との関係も密接に描かれていた。

「ジャッキー・コーガン」ではこけたブラピだが、これで少しは取り戻せたかな?



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