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映画『ワン・デイ、 23年のラブストーリー』を観て

2012-07-14 18:28:35 | アメリカ映画 2012

12-56.ワン・デイ、23年のラブストーリー
■原題:One Day
■製作年、国:2011年、アメリカ
■上映時間:107分
■字幕:古田由紀子
■観賞日:7月13日、TOHOシネマズ有楽座(有楽町)

 

□監督:ロネ・シェルフィグ
◆アン・ハサウェイ(エマ)
◆ジム・スタージェス(デクスター)
◆パトリシア・クラークソン(アリソン)
◆ケン・ストット(スティーヴン)
◆ロモーラ・ガライ(シルヴィ)
◆レイフ・スポール(イアン)
◆トム・マイソン(カラム)
◆ジョディ・ウィテカー(ティリー)
◆ジョージア・キング(スーキー)
【この映画について】
お互いに惹かれ合いつつ友人でいることを選んだ男女の、23年に渡るある特定の日(7月15日)を切り取り二人の移り変わりを綴るラブストーリー。ヨーロッパを中心にベストセラーになっている同名小説を、原作者自ら脚本を担当し映画化。
監督は「17歳の肖像」が第82回アカデミー賞に3部門ノミネートされ脚光を浴びるロネ・シェルフィグ。「プラダを着た悪魔」「ラブ&ドラッグ」のアン・ハサウェイと「アクロス・ザ・ユニバース」「ラスベガスをぶっつぶせ」のジム・スタージェスが、男女の心の機微、時間の変遷を丹念に演じる。「サイダーハウス・ルール」のレイチェル・ポートマンによる音楽やエルヴィス・コステロによる主題歌が物語を彩る。
(この項、gooより転載しました)
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
二人の出会いは1988年7月15日、大学の卒業式だった。真面目なエマと自由奔放なデクスターは、その日初めて言葉を交わした。意気投合した二人はお互い惹かれ合いながらも、そのまま恋愛に発展させることはなかった。エマは恋心を隠しつつ、デクスターとの友人関係を続けていく。
1989年には、エマはロンドンで暮らし始めていた。1990年、デクスターはパリを謳歌していた。1992年、二人きりで旅行に出かけた。1994年、家族とのトラブルに頭を悩ましたデクスターはエマに電話をするが、その時エマは別の人と会っていた。1996年、久しぶりに会ったものの、思いがすれ違っていく。2000年、友人の結婚式で再会する二人。エマとデクスターは、すれ違いながらそれぞれの人生を歩んでいく。そして転機となる7月15日を二人は迎える――。

この作品は「7月15日」をひたすら追いかける設定で、中には必要なの?と思える年もあったりして退屈な場面も正直あるのだが、衝撃のラストでそんな印象も吹っ飛んでしまう。
エマもデクスターもお互いの恋心に気付いていながらも、どちらかが積極的に恋をリードするタイプでは無い為、毎年同じ日に逢うと言う回り道をしてやっと結ばれる。でも、ここで20年以上の交際を経てゴールインしてメデタシメデタシで終わるのかと思ったが、こういうラストが待っているとは予想外だった。そのラストだが、二人が後で会う約束を交わすのだが、エマとデクスターの表情がアップになって道路が映ったので「まさか」の「まさか」が結末だった。エマが何と交通事故で即死する。映画館で観ていて呆気に取られたシーンで、やっと二人一緒になれたのに数年(2年だっけ?)で残酷な結末を迎えるとは予想外だった。

この映画は基本的にアン・ハサウェイとジム・スタージェス二人が中心となって進むので、それ以外の出演陣は印象が薄い。舞台はイギリスなのだがアンはアメリカ人でジムはイギリス人なのだが、日本人が観ている分には恋愛物なので違和感は無い。アンの演技は良かったが、デクスター役のジム・スタージェスは別に彼じゃ無ければ出せない演技でも無かったのだが、まあ良いか?



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