プロ野球のドラフト会議は、昨夏の甲子園で1試合22奪三振をマークした松井裕樹(桐光学園)は、5球団が1位指名で競合し、抽選の末に東北楽天が交渉権を引き当てた。松井には東北楽天、中日、福岡ソフトバンク、横浜DeNA、北海道日本ハムの5球団が指名。東北楽天の立花球団社長は、くじを引き当てると笑顔でガッツポーズし、「田中を超えるような投手になってもらいたい」と大きな期待を寄せた。
大学ナンバーワン右腕、大瀬良大地(長崎日大高-九州共立大)には阪神、広島、東京ヤクルトのセ3球団が競合し、広島が交渉権を獲得した。読売の一本釣りが予想されていた石川歩(東京ガス)は、千葉ロッテと競合。千葉ロッテがくじを引き当てた。
埼玉西武は高校ナンバーワン捕手との呼び声も高く、昨年の春夏連覇達成に藤浪投手(阪神)と共に貢献した森友哉(大阪桐蔭高)を、オリックスは複数球団の指名が噂されていた吉田一将(JR東日本)をそれぞれ単独指名した。
埼玉西武から1位指名された大阪桐蔭高・森友哉捕手は会見で「正直、頭が真っ白なので何も思いつかない。1位指名してもらった西武さんに感謝したい」と夢心地に浸った。高校通算41本塁打を誇る打撃技術に秀でており、捕手としても18UW杯(台湾)の日本代表で桐光学園・松井裕樹(3年)や、来年のドラフトの目玉である済美・安楽智大(2年)を好リードし、高く評価された。
埼玉西武には同校出身の中村、浅村が在籍する。「OBの方もおられるし、光栄に思います。すごく勢いのあるチーム。若手が多くて元気があるなと思う」と心を躍らせた。
2位以下では2位の山川は中村タイプの長距離砲タイプ、3位の豊田は地元埼玉出身の右腕で中継ぎで期待か?4位の金子は内野手で永江と競争か?登録名は「金子一」になる?5位と7位で投手を指名したが3位の豊田も含めて全て右腕なのが気になる、何故左腕を指名しなかったのか?6位の岡田は準即戦力捕手としての期待値込みでの指名だが、森と同じ大阪桐蔭高出身。森が成長するまでの繋ぎ?か、それとも炭谷が来年国内FA権を取得して移籍された場合の保険か?
今回のドラフトは1,2位がどちらも野手で先発候補の指名は無かったのと左腕投手ではなかった点が不満だ。それでも高校NO.1打者であり捕手の森指名は甲子園のスターでもあるので満足だ。大事に育てていきたい。
【埼玉西武、指名選手】
1位:森友哉(大阪桐蔭高)捕手
2位:山川穂高(中部商-冨士大)内野手
3位:豊田拓矢(浦和学院高-上武大-TDK)投手
4位:金子一輝(日大藤沢高)内野手
5位:山口嵩之(石川工高-トヨタ自動車-トヨタ自動車東日本)投手
6位:岡田雅利(大阪桐蔭高-大阪ガス)捕手
7位:福倉健太郎(鹿屋中央高-第一工業大)投手
森君にはぜひ開幕スタメンを勝ち取ってもらいたいです。
ンズは左腕投手の育成が伝統的に下手ですね。
小石には、かつての土肥や星野のような役割を果た
してもらいたい。中崎はやっと一軍登板の機会を得た
ものの課題は多いですね。武隈は精神的な部分か?
森友は甲子園のスターですから大事に育ってもらいた
いです。