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映画『007 スカイフォール』を観て~アカデミー賞2部門受賞

2012-12-08 19:50:24 | ヨーロッパ映画

12-96.007スカイフォール
■原題:007Skyfall
■製作年・国:2012年、イギリス・アメリカ
■上映時間:143分
■観賞日:12月8日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ
■料金:0円(1カ月フリーパスポート)



□監督:サム・メンデス
□主題歌:アデル
◆ダニエル・クレイグ(ジェームズ・ボンド)
◆ハビエル・バルデム(シルヴァ)
◆ジュディ・デンチ(M)
◆ベン・ウィショー(Q)
◆レイフ・ファインズ(ギャレス・マロリー)
◆ナオミー・ハリス(イヴ)
◆ベレニス・マーロウ(セヴリン)
◆アルバート・フィニー(キンケイド)
◆オラ・ラパス(パトリス)
【この映画について】
スパイ映画の代名詞ともいうべき『007』シリーズ50周年にして第23作目。ダニエル・クレイグが三度目のボンド役を演じ、『ノーカントリー』のハビエル・バルデムが悪役で登場。
シリーズ初となるオスカー監督サム・メンデスが緊迫したアクションを交えながら、ジェームズ・ボンドというひとりの男の“死と再生“を重厚なタッチで描き出す。なお、アカデミー賞ではアデルが歌った主題歌賞、音響編集賞の2部門で受賞した。(この項、ぴあ映画生活より転載しました)
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
愛した女性を死に追いやった組織を追い詰めるべく、ハイチやボリビアなど各地を舞台に壮絶な戦いを続けるジェームズ・ボンド。ある日、直属の上司Mが秘めていた過去の事件が浮かび上がってくる。その衝撃的な内容は、Mに対するボンドの信頼と忠誠心を試すかのようだった。そんな中、彼らの所属するイギリス情報局秘密情報部“MI6”が何者かの標的に。ボンドの任務は、その相手を発見し、脅威を取り除くこと。たとえ、その代償がいかに個人的なものだったとしても……。

007シリーズ生誕50周年にして23作目がこのスカイフォールだ。今回はイスタンブールが舞台になっていて、オープニングでNATOの囮捜査官の氏名が記されたHDDが何者かに盗まれたことで、ボンドはマニーペニーと共にHDDの行方を追うのだが、ボンドがHDDを持っていたフランス人傭兵と列車上で格闘している間に、マニーペニーが本部のMからの銃撃指令を受けて発射した弾が運悪くボンドを直撃して?しまい川へと落ちて行き生死不明の状態に。
ボンドは辛くも死を逃れていたのだが、MI6本部では殉職したとされた。ボンドは帰還せずリゾート島?で一人過ごしていた。その時、MI6本部が何者かに爆破され、ボンドは帰国を決意した。だが、体力が戻らないボンドは直ちに現場復帰をする訳には行かず、復帰へ向けて仮免状態で現場復帰を果たす。
その後、ボンドは上海~マカオと渡り黒幕が元MI6のシルヴァであることが判明。シルヴァは自身がMに裏切られたとの思いからHDDを盗み殺害を繰り返す。そして、シルヴァとボンドの対決はMも同行して、ボンドの心のふるさとであるスコットランドの「スカイフォール」へと舞台を移す。だが、ここでの戦いで傷を負ったMは戦死、シルヴァはボンドに殺害される。

Mはこの事件が落着した暁には引退することになっていたのだが、引退するこなくその座を去ることになった。さて、MI6部長はマロリーが引き継ぎ、イヴが新マニーペニーとなり、007シリーズは次作から新たな体制でのスタートを切ることになる。

こうして23作目にして007シリーズは新たな展開へ向けて一旦は終幕となる。と言ってこの人気シリーズが永遠にジ・エンドとなる訳では無い。今回はボンドと対峙する悪役にスペイン出身のハビエル・バルデムがキャスティングされ、彼の悪役としての不気味さが発揮されていた。そのバルデムとボンドがマカオ沖の島で対峙する場面のモデルになった場所が長崎県の通称軍艦島と呼ばれる現在は無人島になっているかつては炭鉱があった島だ。
実際には軍艦島を模してスタジオで再現セットを組んだそうだが、エンドロールでは日本語で「長崎県軍艦島」とクレジットされていた。

最後に、007映画の楽しみの一つである主題歌はアデルが担当している。この曲、中々良い出来です。アカデミー賞の作曲賞と主題歌賞にノミネートされているので結果が楽しみです。 



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