「硫黄島からの手紙」を見に行ってきた

今日は駅伝の日だけど、下の娘の誘いで「硫黄島からの手紙」を広島まで

見に行ってきた。

娘は　謙さんのファン。

一緒に行く友達がいないため私に声がかかった。

朝一番の上映に（１０：３０からの）行く事にして早くに出発した。


私のおじ（父の姉のご主人）は現在９０才くらいだけど、この硫黄島に兵隊で

いっていた。戦争が激しくなる前に病気になって送り返されたため、今がある。

思っていた通り、戦闘場面は見るのがつらいものだった。

私年代の人のお父さんは、たいてい戦争を経験している。

家の父も　時々戦地での話しをしていた。

家には父が持って帰った　飯ごう　毛布（兵隊用）などがあった。

飯ごうは合宿で借りた時、扱いが悪いと言ってこっぴどく怒られた

思い出がある。

この飯ごうは命をつなぐ食事に使うのと、弾除けになることもあって

入隊したら扱い方を厳しくしつけられた‥と言っていた。

毛布は　私たちが子供の頃は今のような柔らかい肌触りの毛布はなく

チクチクしたこの毛布が貴重なものだった。

戦闘場面　昔、ＴＶ番組のコンバットで見たり、兵隊ものの映画で見たり

していたのだけど子供のときと違って、この年になってみると

感じ方が違ってとてもつらかった。

あの人たちのおかげで　今、私たちが豊かに暮らす事ができている。

命を粗末にしてはいけないし、感謝の気持ちを持って生きていかなければ

と思った。