涙をこらえて

いま　テレビで風水の話をしている。

“２００７年あなたの運気ＵＰ”というタイトル。

部屋のベッドの位置　入り口とベットの位置との関係　また照明の好ましい

位置など。

う～んこれを聞いていると、どうしたらいいか分からなくなる。

しかし、よく聞いていると　部屋を明るく　清潔になどと当たり前の事を

大切にしたらいいみたいだ。


今朝のＡ新聞の国際のページにある「特派員メモ」に

フィリピンのおばちゃんたちの話が書いてあった。

昨年末に　死者・行方不明者１４９６人を出した泥流の被災地ダラガでの話。



「支援物資はありがたいが、ブラのサイズが合わない」「あんたの胸が

　小さすぎるのよ。いらない　いらない　あははは」と夫と６人の子供を

　亡くしたおばちゃん（５０才）が掛け合い漫才のような会話を避難所で
　
　している。

　どの避難所でもしっかり者のおばちゃんが記者の問いに

　なにが起きたのか　これからどうしたいのか時に冗談を交えながら

　話してくれる。

　しかし、なくなった子供の話になると声がつまり、堰を切ったように涙が

　止まらなくなった。すると、別のおばちゃんが「あんた、泣いたらぶつよ

　約束でしょ」そういうおばちゃんの目にも涙。

　おばちゃん流の励ましにぐっときた。　と貴社が書いている。


悲しくても　思いっきり泣けない。

涙を出してないている時だけが本当に悲しいんじゃない‥‥。

モノが豊かにあふれる国で、想像する力がなくなっている。

元日の新聞にはベルギーとアフリカの小さな国の少年の生活の比較がでていた。

アフリカの少年のささやかな願い　　

自分の思うようにならなければすぐキレる今の日本子供たちには

理解できないだろうな。

自分の思うようにならないことは多い　そんな事を知りその時の心の持ち方を

考えられるように‥それがはじめてしっかり分かるのは恋愛の時かな

でも　思うようにならない相手を殺すという事件もあった。

考えさせられる出来事が毎日ある。