犬猫と日向ぼっこ

ミックス犬と二匹の猫と一緒に送る毎日の記録と庭の草花の栽培日記。また、旅行先での記録などを綴る。

夫が亡くなって 20年

2022-06-10 09:55:36 | 夫の思い出

明日 雨になると天気予報で言っているので

ついに 梅雨入りかな?

 夫が亡くなり 来週、20年目の命日になるので

先日 娘とお墓の掃除に行ってきました。

 

亡くなってすぐの頃は よく行っていましたが

最近 イノシシが出たり 私の足腰にガタが来たりで

月に数回 行っています。

この日は 娘と二人なので バケツに新しいタオル ブラシ

などを持っていきました。

 

丁寧に汚れを落としたつもりですが

墓の主(夫)は生前きれい好きで 墓掃除のとき

動かせるところは

分解などして 掃除していたので

ちょっと 雑 と思っているでしょう。

 

でも 夫が張り切って墓の掃除をしていたのは

20年以上前の40代の頃。

70代に入った今だったら

「もう このくらいにしておこう」と 

早めに終了するかも…。

 

 


9.11の頃

2021-09-12 06:29:42 | 夫の思い出

 アメリカのテロ事件から20年

昨日 そして今朝 テレビニュースで

 NYでの追悼式の様子が流れました。

 

このニュースを見ると 

テレビで流れた貿易センタービルの様子ともに

当時の我が家の あの頃のことがよみがえってきます。

 

ブログに綴るのは何回目だか…

 

がんの告知を受ける二週間くらい前の夫と見た

このニュース。

翌年のこの頃には 夫はもういませんでした…。

夫も私も そんなことは夢にも思っていませんでした。

 

 夫が亡くなって 来年20年になります。

いろんなことがありましたが 今のところ

何とかやってきました。

 

20年前というと もし あの頃を今見ることができたら

ずいぶん昔と思うかもしれませんが

私の中では ついこの間のように

あの頃の映像が頭に浮かびます。

 

地震 津波 コロナ つぎは何か

何とか乗り越えて 夫に会う時に

「こんなんだったよ」と話せるかな?

 

 

 

 

 

 


「泣くな研修医」を読んで

2021-07-11 06:13:09 | 夫の思い出

今朝 久しぶりにおひさまが現れています。

金曜日には大雨警報が出て 私の住む地域の少し上流の山間部の町では

1時間100ミリの降水量があったと全国ニュースでも流れていました。

家の空いている窓を慌てて締める…そんな降りかたでした。

 

 

暗い雨の日が続いていたので 図書館で借りていた

本を昨日は読んで過ごしました。

 

何冊か借りたうちの「泣くな研修医」、テレビドラマになったとか。

 

若い研修医が 患者やその家族への対応に 戸惑うところがあります。

 

その場面を読みながら 夫の入院中のことを思い出しました。

もう 20年前のことです。

つい この間のようにも感じます。

 

担当主治医(外科部長)から ひどい告知の仕方を受けた後

主治医が若い人に代わり (研修医ではありませんでしたが)

今後の治療について説明を受けました。

私が悩みを話したとき

「家族の方は 大変ですから患者さんへの説明など

何でも相談してください」と、言ってくれました。

 

がんであることはわかっていても 余命のことまでは

詳しく話していなかったので

夫から 病状など聞かれて 嘘をつくことで悩んでいたのでした。

 

この本の中にも若い患者に 余命のことを

本人には話さない 両親にだけ話すというところがありました。

 

今は はっきり告知されるのでしょうが。

 

私に 自分が対応しますと言ってくれた先生

この本を読みながら 改めて 有難かったと思いました。

手術の腕がいいだけでなく患者の心に寄り添うことも

医療ではないかな…と思います。

 

 


もうすぐ夫の命日

2021-06-12 12:53:19 | 夫の思い出

週明けの月曜日は 夫の命日。

もう19回目になります。

久しぶりに夫の闘病中に書いた私の日記を

開いてみました。

 

2001年の今日は 晴れ

夫は 体がだるくて夜もよく寝れなくなっていました。

夜中に何回も トイレに行きたいといったりしていました。

個室に入院して 3か月過ぎ ずっと一緒に過ごしていた私も

少し疲れてきていました。

 

主治医に

「あと どのくらいでしょうか…」と聞くと

はっきりしたことはわかりませんとの返事。

 

「どのくらいか」と聞いたのは 最後の時が来るのが怖かったから。

 

ひとりで物事を決めるのも だいぶ慣れましたが

夫との別れが近づいたころ これからどうなるのか

不安でした。

 

19年過ごしてきて いろんな人に助けられ

強くなりました。

 

私の予定では

生まれてから結婚するまで25年

結婚して夫と過ごしたのが25年

なので

つぎの25年まではあと6年

そのころお迎えが来るか お迎えの車に乗れずに

もう過ごし この世で過ごすことになるか…

そんなことを考えていると

「母の遺伝子があるから そう簡単にお迎えの車に乗れない」

姉に言われます。

 

 

 

 


もうすぐ18回目の命日

2020-06-11 11:15:52 | 夫の思い出

中国地方も 梅雨入りし

昨日から雨です。

天気予報によれば 今月はほとんど雨みたいです。

晴天続きで元気がなかった庭の紫陽花

元気になりました。

今週の日曜は 夫の18回目の命日です。

 

早いものです。

 

夫が亡くなった時に私は50才になったばかりでしたので

自分の死 ということはあまり感じていませんでした。

 

もちろん 夫が53才という若さで亡くなったので

人間何時どうなるかわからないとは思っていました。

 しかし あれから18年も経ち もうすぐ70才という

年になると “死” は身近に感じるものになったように思います。

 

横田早紀江さんが 先日亡くなられたご主人の滋さんに

私が逝くときには迎えに来て…と話されたことを

ニュースで知りましたが

私も 夫が亡くなる前に 同じことを夫に話しました。

 

夫と別れて18年…

かなり 顔も体も老化しました。

 

私を間違えずに迎えに来てくれるか…と

時々思います。