【神奈川・三浦市】室町時代の応仁元年(1467)、日泉上人を開山として創建された、日蓮宗の寺院。
門の右側に、江戸時代の寛政五年(1793)に建立の「南無妙法蓮華経」と刻まれた供養塔(題目塔)が....当時の住職・日静上人の代に開かれた寺小屋の弟子たちが亡き日静上人を顕彰して建てた。
門前から境内を眺めると、正面奥に濃い緑の木々を背景にした宝形造銅板葺の小さな本堂が見える。 法事でも行われているのか、境内には数台の車が駐車していて、なんとなく落ち着かない雰囲気だ。
両側に植えられている蘇鉄を眺めながら参道を進み、本堂前に....向拝の両側の回廊がガラス張りになっていて光が反射し、あまり荘厳さが感じられない。 門近くに約200年前に建立された題目塔があるが、拝観を失念した。
門柱前から眺めた境内....参道の左右に蘇鉄の木がある
宝形造銅板葺葺の本堂....向拝の左右は回廊と思うが、ガラス張りで光が反射している
本堂近景....「天王山」の扁額が掛る向拝
墓石の脇に鎮座する石碑や石仏
風化が激しいが江戸期のものと思う/右の塔らしきものは何かな?