何気ない風景とひとり言

寺社&石仏巡り、小さな旅、散策...ふと目に留まった何気ない風景...切り取って大切な想い出に!

瀬戸神社 (横浜)

2010年11月30日 | 寺社巡り-神奈川

【横浜・金沢区】社伝では治承四年(1180)に源頼朝が伊豆三島明神(三島市三嶋大社)を歓請したのが起源とのことで、古くから海の神として祀られた推定されている。 祭神は大山衹命。
鎌倉幕府以来、執権北条氏などの歴代の権力者によって保護され、江戸時代に入っても百石の朱印地を徳川将軍家より与えられた。

京浜急行の金沢八景駅はよく通過するのだが、下車して瀬戸神社に足を運ぶ機会がなかった。 平潟湾に向かって建っていて、まさに海の神を祀る神社といえる。

大きな明神鳥居と石燈籠
 
正面奥に拝殿、手前右に手水舎がある
 
拝殿近景....オレンジ色の燈籠が目を引く

拝殿、狛犬の前にも燈籠があるが高い....
 
意外に小さい狛犬                          拝殿近景

拝殿全景....奥に社殿

古木の間から眺める拝殿
 
社殿....現在の社殿は寛政12年(1800)建立、屋根は昭和四年(1929)に銅板に葺き替えられた

意外に大きい手水舎
 
石燈籠と蛇混柏....蛇混柏は、延宝八年(1680)に倒れたが以降も朽損しない名木
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あるビルの風景....! 

2010年11月30日 | 何気ない風景-海外編

【中国・福建省・福州市】買い物の途中であるビルを見上げたら....なんとなんとエアコンの室外機が一面にズラ~リと見事に並んでいた。 特に両脇の面のベランダであろうか、隙間が無いほどビッシリ....下の右側の写真でエアコンの室外機であることが分る。
 
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シエナ街並風景 (イタリア)

2010年11月29日 | 史跡探訪-イタリア編

【イタリア・シエナ】フィレンツェの南方60kmにあるトスカーナ丘陵地帯の中心に位置する人口6万人ほどの街で、元々はローマの植民地であったが、7世紀からカッシア街道の要所となり商業と金融で繁栄。 しかし、1559年、メディチ家を君主とするトスカーナ大公国に併合され、城塞が築かれた。
伝説では、牝狼に育てられた双子の兄弟ロムルスとレムスが権力争いし、レムスを殺したロムルスがローマを建設し、殺されたレムスの息子達がシエナを造ったといわれる。
中世は政治的に対立していたフィレンツェのロマネスク様式に対し、シエナはゴシック様式を採った。

700~800年前の街並みがそのまま残る旧市街を歩く。
黄褐色の建物が並ぶ街並みを見ていると中世の街中に紛れ込んだ感覚になり、まさに中世にタイムスリップした気分に....感動した。

一見殺風景な風景だが、ひしひしと歴史を感じる....
  
700~800年前の街並みがそのまま残っている....黄褐色の建物が並ぶ街並みは「シエナ色」といわれる

このような三叉路の風景は....絵になる

どの風景も700~800年前と同じ様相を見せている
  
敵の侵入を防ぐ門だろう....至る所にある建物を繋いだ場所が門の役目か?

城塞として築かれたので、建物の構造も....
 
アーチ形の入り口....風情がある構えだ

何かの催しのポスターを見つけた....

お店のショーウインドウ....双子を育てた雌狼のチョコレートがある
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小杉神社 (川崎)

2010年11月28日 | 寺社巡り-神奈川

【川崎・中原区】天照皇大神を祀る神社で、中原街道にほど近い「等々力緑地」の直ぐ傍にあり、1951年に杉山神社、神明神社そして総社権現の三社を合祀して小杉神社に....。
江戸と相模とを繋ぐ道として発展した中原街道のこの付近には、江戸防衛の要所ということで「徳川小杉御殿」があったが、遺構は残っていない。
境内には推定樹齢150年といわれる樹高約24m、目通り直径約4.3mのケヤキの木があり、古からこの地を見守る御神木として崇められてきた。

川崎フロンターレのホームである「等々力陸上競技場」の直ぐ傍にある神社で、試合前や試合後に参拝するファンが多いとか....。
そういえば、ちょうど訪問時、福井工大○○と書かれた鮮やかな青のジャージを着た高校生5人が参拝に....聞けば、これからサッカーの応援とのこと、遠路ご苦労なことだな~。
 
道路の直ぐ脇に立つ神明鳥居....額の字が読めない

境内全景...日を浴びた銀杏の黄色が美しい
  
鳥居付近から眺めた境内

石燈籠と社殿両側の銀杏の黄が社殿を引き立てている!
 
小さな社殿だが趣がある
 
社殿近景

社殿全景

境内に建つ「小杉天満宮」
  
御神木のケヤキ....推定樹齢150年、目通り直径約4.3m、樹高約24m

境内に入って直ぐ左にある社務所?

社殿前の左側にある手水舎
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ジャ~ンプ....!

2010年11月28日 | 街角スナップ
               
【鎌倉】高徳院境内を散策中に出くわした外国人女性による微笑ましい光景....。
回廊の後に静かに佇む観月堂の見学を終えた外国人グループ。
一人の女性が、仲間に写真を撮ってもらうために観月堂の段上から何度もジャ~ンプ....周りに笑い声が響き、本当に楽しそうだった。
みなさんご利益を得て帰国されたかな....余計なお世話か?
                      
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トロメイ広場 (イタリア)

2010年11月28日 | 史跡探訪-イタリア編

【イタリア・シエナ】長方形をしたトロメイ広場....シエナのシンボルである「双子に乳を与える牝狼の像」を乗せた円柱(1610年制作)が立つ。
広場の奥には、12世紀建立のシエナで最も古い教会のひとつであるサン・クリストーフォロ教会がある。
広場と道を挟んで向かい合って建つのが13世紀初頭にトロメイ家によって建てられたトロメイ館。

サリンベーニ広場と同じくバンキ・ディ・ソプラ通りに面してあるトロメイ広場。
双子に乳を与える牝狼の像がトロメイ館の方をジィ~ッと見つめている。
牝狼の像の後方には、落ち着いた構えの古いサン・クリストーフォロ教会がひっそりと建っている。
 
トメロイ宮は13世紀の建築でシエナで一番古い貴族の館   トロメイ館と広場の円柱

中央はサン・クリストフォーロ教会
 
サン・クリストフォーロ教会の近景....落ち着いた雰囲気が漂う
 
牝狼が双子の赤ん坊を育てている像
 
この像はシエナのシンボル(ローマのシンボルでもある)
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サリンベーニ広場 (イタリア)

2010年11月27日 | 史跡探訪-イタリア編

【イタリア・シエナ】サリンベーニ広場は、ゴシック(サリンベーニ館..14世紀)、ルネッサンス(スパノッキ館..15世紀)、そしてバロック(タントゥッチ館..16世紀)という三つの様式の建物で囲まれている。 サリンベーニ館は13世紀後半からシエナの有力者として実権を握っていたサリンベーニ家の城館で、要塞だった。 広場中央に立つ像は、17世紀の会計学者・政治経済家のサルスティオ・バンディーニの記念碑。

バンキ・ディ・ソプラ通りに面してあるコの字型のサリンベーニ広場。 広場の中央にサルスティオ・バンディーニの像が立ち、三つの異なる様式の建物に囲まれている極めてシンプルな広場だ。
 
広場中央のサルスティオ・バンティーニの像(1880年制作)  正面がサリンベーニ宮
 
サリンベーニ宮は14世紀のゴシック建築で一番古い     サルスティオ・バンティーニ像の近景
 
右側はスパンノッキ宮で155世紀のルネッサン様式の建築  上部に有名人の首が並ぶ....

サリンベーニ宮の左側はタントゥッチ宮

タントゥッ宮は16世紀建築のバロック式
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伍つ星のバス....?

2010年11月26日 | 何気ない風景-海外編

【中国・福建省・福州市】市内のバス停でバスを待っていて、違う行き先のバスを何台かを見送ってる時に偶然見つけた伍つ星?....のバス。
まさか~と思いつつも急いで撮影しながらつい笑ってしまったので、バスを待つ周りの人達の視線がチト気になった。 伍つ星?だけど....乗り心地がイマイチなんだよね~運転が少々乱暴で!
               
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カンポ広場 (イタリア)

2010年11月26日 | 史跡探訪-イタリア編

【イタリア・シエナ】カンポ広場は1347年完成で、世界で一番美しい広場の一つと言われる。 広場は床に煉瓦が敷き詰められた貝殻のような形をしていて、要の部分に1320年完成のプブリコ宮殿(市庁舎)が建ち、都市国家シエナの中枢だった。 床は白い石で九区画に分けられているが、1287年の九君主制「ノーヴェ」発足に由来。プブリコ宮殿の“プブリコ”は「公共の」という意味で、英語のパブリックにあたる。 また、「マンジャの塔」の“マンジャ”は建築当初に鐘をついていた「マンジャグアダニ」という男の名に由来。
中世の街並みを進むと建物の間からプブリコ宮殿とマンジャの塔が見えた。 更に歩を進めると目の前がパッと開け....カンポ広場だ。 カンポ広場を囲むようにゴシック調の建築群が建ち並び、建物の1階はカフェや土産物屋さんが軒を連ねる。 すり鉢状の底の位置に威風堂々とプブリコ宮殿とマンジャの塔が建つ。
 
街の建物の間から眺めたカンポ広場....      

プブリコ宮殿全景....マンジャの塔は高さ102mでイタリアで2番目、1338年着工で1348年完成
 
鐘楼部分の高さは87m,プブリコ宮殿は市庁舎として1282年着工1320年完成....いまも現役で....

塔の入口下の部分にある広場の礼拝堂....1352年着工で1376年完成
 
1348年にシエナを襲ったペストの終焉に感謝して建築された

ゴシック建物群...ドゥオモの鐘楼とクーポラがチラリと見える

歴史を感じさせる建物群
 
ゴシック建築群の建物が建ち並びカフェが軒を連ねる      建物の間の通路に店を....

落ち着いた雰囲気のカフェ
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シエナのドゥオモ (イタリア)

2010年11月26日 | 史跡探訪-イタリア編

【イタリア・シエナ】1136年に着工され約200年後の14世紀に完成したが、長い期間の建築のため、正面下部はロマネスク様式、上部はゴシック様式という両建築様式が融合した不思議な魅力を持つ....。 本体を先に造り、その後の1284年~1382年の間、2回に分けてファサードが取り付けられた。鐘楼が完成したのは1313年。
狭い路地を通ってドゥオモに入る。 大聖堂は大理石で造られ、白を基調として濃い緑(黒っぽい)の縞模様が特徴的、更にファサード部に赤い大理石が....。 外壁は無数の精緻な彫像と美しいモザイク画で飾られ、威風堂々たる雰囲気を醸し出している。
 
古い家並みの間を通りぬけてドゥオモへ....白と濃い緑の大理石で造られたドゥオモの高い壁

ドゥオモの全景....鐘楼と僅かに顔を見せているクーポラが印象的だ!
   
ドゥオモの正面....ロマネスク様式とゴシック様式が融合した不思議な魅力を持つ

前面の外壁には多くの精緻な彫像と美しいモザイク画
  
美しい鐘楼とクーポラ....鐘楼の上からシエナの街を一望したかったが....

鐘楼が天に聳える....
  
大聖堂前に立つ塔の上には狼が双子の赤ん坊を育てている像が....
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サン・ドメニコ教会 (イタリア)

2010年11月25日 | 史跡探訪-イタリア編

【イタリア・シエナ】シエナにきたドメニコ会の創始者聖ドメニコ・グツマンが1225年に着工、1465年に完成した総レンガのゴシック様式の教会。 その後、2度の火災、軍隊占拠、地震などの災難を被り荒れたが、1941年から始まった修復工事で現在の姿に。
質素な造りの教会だが、訪問者か参拝者かは分からないが出入りする人が意外に多い。ここからドゥオモの遠景が楽しめる。

サン・ドメニコ教会の遠景....右奥はドゥオモ

レンガ造りの重厚な建物
 
木立の中にひっそりと建っている感じだ....遠くにドゥオモの鐘楼が見える
 
極めてシンプルな構造だ
  
祈りを終えてファサードから出てくる信者....いやッ観光客かな?     教会の片隅にひっそりと立つ石像

レンガ造りの鐘楼....まさに総レンガ造りの教会
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メディチ家の要塞 (イタリア)

2010年11月25日 | 史跡探訪-イタリア編

【イタリア・シエナ】1560年にメディチ家のコジモ1世が建築させた赤いレンガ造りの大きな要塞。
非常に大きな建物だが中は空洞で、要塞内部には「エノチカ」というワインレストランやジャズクラブが....要塞の上はかなり広く、遊歩道に。
観光バスが要塞のすぐ傍の駐車場に着いた。 既に多くの車が停まっていて、訪問客はみな同じ方向に蟻の如く連なって歩いているが、その方向はこの要塞でなくシエナの街の散策のようだ。

何の変哲もないただの石壁に見えるが....
 
堅牢で高い石壁で囲まれた要塞   
 
外敵を睨みつけるような動物?の彫りもの かなり高い石垣だ!

昔の入り口だろうか?
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