何気ない風景とひとり言

寺社&石仏巡り、小さな旅、散策...ふと目に留まった何気ない風景...切り取って大切な想い出に!

退耕庵 (京都)

2011年09月17日 | 寺社巡り-京都

【京都・東山区】南北朝時代の貞和二年(1346)、東福寺第43世・性海霊見和尚により創建。
室町時代の応仁の乱により一時荒廃したが、安土桃山時代慶長四年(1599)に安国寺恵瓊が再建....宗派は臨済宗東福派で、本尊は千手観音像。
豊臣秀吉の死後、安国寺恵瓊と石田三成、宇喜多秀家らが関ヶ原合戦(徳川家康討伐)の謀議を行った茶室・作夢軒があり、「忍び天井」や「伏侍の間」など普通茶室にはないものが備え付けられている。
地蔵堂には、胎内に小野小町に寄せられた多数の恋文を納めた地蔵菩薩坐像・玉章地蔵を安置。

東福寺の周りに置かれている25の塔頭寺院の中の一つで、非公開寺院らしいが、門前に柵が置かれていないため、山門付近だけだが境内を拝観させていただいた。
山門をくぐると手入れが行き届いた狭い境内....左手には高札に桃山時代と書かれた客殿が、右手には小町寺の扁額が掲げられた白壁に花頭窓のある地蔵堂が建つ。
地蔵堂内に鎮座する玉章地蔵を拝観するを失念したが、地蔵堂前に「小野小町百歳井戸」があり、その直ぐ傍の紅葉が鮮やかで印象的だった。

歴史と趣を感じる山門前と切妻造瓦葺の四脚門
 
「茶室作夢軒 小野小町遺跡」と刻まれた石碑     意外に重厚感のある山門

山門から眺めた境内
 
境内....小野小町百歳の古井戸がある

山門をくぐって直ぐ右手に建つ地蔵堂
 
「小野寺」の額を掲げた地蔵堂....白壁の花頭窓が印象的だ
 
客殿....高札に「桃山時代」とある
 
左側が客殿                 庫裡か?

紅葉が鮮やかな境内

唐破風の屋根....玄関か?
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おお~怖ッ....!

2011年09月17日 | 街角スナップ-海外編
               
【中国・福建省・福州】散策中、ビルの傍で2本のロープがゆらゆら揺れていたので見上げると、ガラスにへばり付くように何やら作業をしていた。
よ~く見ると、二人とも1本のロープに取り付けられた小さな板に腰掛けただけの姿勢で作業している。
落下防止の安全策は施されているのだろうか....見ていてつい心配してしまった。
     
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