
【山梨県・甲州市】織田信長が滅んだ後、甲斐を領した徳川家康が、天正の織田勢焼き討ちを逃れて那須の雲巌寺に遁れ潜んでいた末宗瑞曷を招いて再興。 その後、第5代将軍・徳川綱吉の時代の側用人で、晩年に甲府城の城主(藩主)となった柳沢吉保の支援を得て繁栄した。(柳沢吉保の菩提寺)
境内には本堂、庫裡、開山堂、赤門、三重塔が並び、夢窓国師が造築した池泉回遊式庭園といわれる様式の美しい庭園がある。
明王殿の奥に鎮座する武田不動尊....迫力があり、もの凄い形相でこちらを睨んでいるが、武田信玄の気質と信長軍に滅ぼされた無念さを表しているかのようだ。
武田不動尊参拝後、明王殿の裏手にある信玄が眠るお墓に....大きな宝筐印塔と五輪塔が印象的だった。 近くにある柳沢吉保夫妻のお墓を参拝した後、本堂裏手に広がる池泉回遊式庭園に....回廊から夢窓国師が造築した緑豊かな美しい庭園を眺める....素晴らしい庭だった!

明王殿に祀られている武田不動尊坐像及二童子像....もの凄い形相で睨まれた感じだ!


明王殿から信玄公の墓への参道 武田家臣の供養塔群


信玄霊廟「明王殿」の裏手にある信玄公墓所....信玄没後99年(1672年)に建立


信玄公の墓....大きな宝筐印塔と五輪塔

柳沢吉保夫妻の墓....吉保没後10年(1724)ここに埋葬された

柳沢吉保は5代将軍徳川綱吉の側近で大老格


柳沢吉保を祀った柳沢廟

本堂の裏手回廊から望む庭園


夢窓国師が造築した池泉回遊式庭園


庭園の隅にひっそりと立つ石燈籠 緑豊かな美しい庭園

回廊から眺めた庭園