【中国・福建省・莆田市】南朝陳永定二年(558)創建で、莆田の南約3キロメートルにある鳳凰山(通称「南山」)の山麓に位置する。 約1450年の長い歴史を有す著名な閩の千年古刹で、福建四大仏教寺院(福州の鼓山寺、厦門の南普陀寺、泉州の開化寺)の一つ。
南山の傾斜地を利用して建立されたお寺で、海抜25メートルから63メートルに至る全長385メートルに堂宇が建っている。 元々儒学者の鄭露三兄弟が草庵を結び、その後、金仙禅師の仏陀の教えに帰依した三兄弟はここを金仙庵(金仙院)としたのが前身で、隋開皇九年(598)に金仙寺に改名された。 その後、宋太平興国元年(976)に宋太宗皇帝が「廣化寺」の額を贈って廣化寺と改名した。
大きな三解脱門
三十七道品....意味が分からないが「修道的重要資糧」とある
〇(口辺に亭)哈殿(入三摩地)
月光菩薩塔 日光菩薩塔、奥は〇(口辺に亭)哈殿
山門から眺めた釈迦文佛塔....宋乾道元年(1165)の建立
放生池に架かる石橋の奥にある天王殿
放生池の両側に建つ鐘楼(左)と鼓楼(右)....両方とも高さ13m
天王殿
天王殿前の線香炉 天王殿に鎮座する弥勒菩薩像....両側に守護神四大天王が
陀羅尼石憧越しに眺めた天王殿
天王殿前の線香炉と陀羅尼石憧 天王殿前の両側に立つ陀羅尼石憧....宋治平二年(1065)建立