すったもんだが続いたため 投稿に時間がかかってしまいました。
人より何倍もノロいのに 一難去って また一難!
喜んだのも束の間の 別トラブルで 挫折しそうになりました。
だけど、あと 1/3 を諦めるのも辛い!
気力がなくなるとボケに繋がるとの思いも手伝って 必死で頑張ったので
今回はボケさんに追いつかれるのは回避できたかも!
昨日の午前中、東海・関東甲信・北陸・東北南部 が
梅雨入り したとの発表がありました。
平年より1日早く、昨年より1日遅い 梅雨入りとのことでした。
近年 気象が荒々しくなってきている気がするから 不安もあるわね!
"春の香り満載" の 里山ガーデン を堪能し、とってもいい気分だった我々。
(その時の詳細は こちら で ご覧ください。)
本来 これで "目的は達成" のはずだったのだけれど、
バスの中で ズーラシア の看板を見た マー君 タ―君が
「ズーラシア にも 行きたい!」
「ズーラシア 行きたい!」と 大主張。
マー君ママも 時間はとれる ということだったので、
「今日は 里山ガーデン に来るのが目的だったんだから
そっちを しっかり楽しんで、時間があったら行こうね!」と返答しました。
それはもう 二人の中では "行く" ということ。
こちらもそれを重々わかった上で、あえて
それによって 里山ガーデン の散策を ないが しろにすることのないように
はっきりと 目的やルールを示 した かたち。
とはいえ、入園すると
まだ "おこちゃま" のタ―君は わかりやすく さっさと済まそうとする。
対照的 に マー君は 熱心に純粋に楽しんでいたのが印象的でした。
そして …、 ちゃんと 里山ガーデン を楽しんだ後は
約束通り ズーラシア へと向かいました。
その間 約5分。 北門 は とても近くにありました。
里山ガーデン で スタンプラリー に 参加し、
設置された2ヵ所で スタンプ を押したおかげで 半額 で 入れたのがラッキーでした。
(※ これは 3/25 ~ 4/26 期間限定 平日のみのサービスだったようです。)
よこはま動物園 ズーラシア は、
1999年、 「生命の共生・自然との調和」 を テーマ に 掲げて オープン。
元々は "野毛山動物園" の動物たちを移動させる予定だったが、
横浜市民の要望で存続が決定する という経緯があった。
ズーラシア とは
「動物園」を意味する ズー(ZOO) と ユーラシア(EURASIA) の合成語で、
ユーラシア大陸のような広大な自然 を イメージ して作らた施設。
広い園内には、地球上の地域や気候帯 を テーマにした 8つのエリア
「アジアの熱帯林」 「亜寒帯の森」 「オセアニアの草原」 「中央アジアの高地」
「日本の山里」 「アマゾンの密林」 「アフリカの熱帯雨林アフリカのサバンナ」
があって、約110種 780点(2016年3月時点) の 動物が飼育、展示されているそうです。
注目スポットは
2015年4月に全面オープンした 「アフリカのサバンナ」 で
これにより ズーラシア は、日本最大級の都市型動物園 になったそうです。
正門 から一番遠い 北門 より 入園。
ズーラシア MAP
〖 アフリカ の サバンナ 〗ゾーン
ひょうきんなター君は ペットボトルで【サイ】の真似
【キリン】と【 しまうま】が同居生活。 入園したばかりだというのに もう雲行きが怪しげ!
「スタンプ押してきたぁー!」
【ケープハイラックス】って草食動物なのに 歯が鋭くて ちょっと怖そうに見えちゃいます。
ケープハイラックス の分類 は イワダヌキ目 イワダヌキ科 ハイラックス属。 ハ
イラックス属 唯一の 現生種。 大きなネズミ のように しか見えないのに "イワダヌ
キ目" という 独立 した 動物分類群に属する。 分布域 は アラビア半島から エジプ
ト ・アフリカ中部以南あたり。 生息地 は サバンナや砂漠 など。 乾燥 した環境を
好み、岩地の割れ目や低木林などに住んで、群れで生活する。 短い耳と尻尾の様
子は モルモット似。 食べるのは 草 ・ 樹皮 ・ 木の葉や実 ・ 果実 ・ 苔類など 植物
質のもの。 ただ、上顎の切歯 は ゾウの牙 と同様 一生のび続け、 足のツメ も ゾ
ウ の "ひづめ" と似ているなど、 分類的 には ゾウ に近い特徴を持つ 原始的な動
物のようです。
落ち着かない 【アフリカライオン】 と のんびり穏やかな 【インドライオン】
ライオン の分類 は 食肉目 ネコ科 ヒョウ属。 アフリカ (サハラ砂漠以南) に住む
アフリカライオン (一般的 に ライオン と呼ばれている) と インド北西部 に生息
する インドライオン (アジアライオン) の 2種類が現存。 アフリカのライオン は
草原で暮らし、狩りは 主に群れで行い、インドライオン は 森林、主に林の中に住ん
で、狩りは単独で行う という違いが あるようです。 ネコ科 では トラ に次いで 2番
目に大きな種 だそうですが、一般的な ライオン に比べると インドライオン は 小型
で 体色は薄く、オスのたてがみは 荒く短く、尻尾の房毛が長いのが特徴。 数も少
ないそうです。
ガラス張りのお部屋から何かを覗いてるのを撮ってたら それも映ってました。
ミーアキャット とは オランダ語で 「湖のネコ」 という意味だそうですが、 水辺に
は生息 していないことから、名前の由来が疑問視されているようです。 分類は 食
肉目 マングース科 スリカータ属。 生息地は アフリカ南部の石や岩の多い開けた
荒れ地や 乾いたサバンナ。 巣穴を掘り、地下トンネルで繫いで、複数の家族群が
10~30頭の群れで暮らしており、各群れには1組の優位な オスとメスがいて、基本
この1組のみが繁殖活動を行い、他のメンバーは 見張り ・ 子守り ・ 授乳のヘルプ
・ 幼子たちに餌捕り指導 など 役割り分担 し、助け合って生活 している。 昼行性
で、 昆虫 ・ クモ ・ サソリ ・ 多足類 (ムカデなど) ・ 爬虫類 ・ 鳥類 ・
小型哺乳類 ・植物の茎 ・ 芽 ・ 根 ・ 果実 などを 採って食べる。
※ ミーアキャット は マー君が飼っていたから 思い入れがあります。
…とはいっても それは "縫いぐるみ" 。 「ミーア」 という名前でした。
マー君はこれを どこに行くにも常に持ち歩いていたんですが、
イギリスにいた時に買ってもらったものだから 日本では珍しかったらしく、
「それ なーに?」 と よく聞かれて、羨ましがられたものでした。
【チーター】 望遠 で 見る 自然体 も いいけど …
ガラス越しだと こんなに近くで見れちゃいます。
撮られ慣れているのか、気を遣ってくれたのか?
キリッ と 引き締まって かっこいいのに、小さな顔 には あどけないような 可愛さが …!
チーター の分類 は 食肉目 ネコ科 チーター属。 分布は 熱帯雨林地方を除く ア
フリカの北部 ・ 東部 ・ 南部 および イランなど中近東の一部。 生息環境 は サバ
ンナや草原地帯、森林地帯など。 地上で最も速く走ることのできる動物 と云われ、
時速 100 km を超える 猛スピードで ダッシュ して 獲物を捕らえるが、持続力がなく
最高速度を維持できるのは 200~300 m と 短距離。 一見すると ヒョウ と間違えそ
うになるが、チーター には 目から口にかけて はっきりと した黒い筋がある。 チー
ター の体の黒い斑 は ただ散らばっているだけ なのに対して、ヒョウ の斑紋は "梅
花状"。 小さな頭、 長い四肢、 収納されずに出たままの爪 など、速く走るために
特化 した体は きゃしゃなつくり となっている。
※ 奥のほうに見えるのは キリン や シマウマ の 生活スペース。
北門から入って来た時、一瞬 チーター と キリン たちが 同居 している
ように見えて、 「いくら自然に近い形で展示されてる と云ったって そんなの
ありなの!?」 と驚かされました。 ちゃんと 仕切り はあるのに目立たない!
凄く工夫されていることに 感心です。
亀さん デザイン の 水飲み場 発見!
下の部分が平で 色も薄目なので あまり目立たない 亀さんの水飲み場。 だけど、
こんな気遣いが 嬉 しくて、どこか他にもあるんじゃないかと 探 してみたくなります。
扉 が いっぱい!!
木の扉 と 鉄の扉 の差は たぶん 動物の違い。 獰猛な肉食獣 などは 頑丈な鉄
の扉 で 守られているので しょう。 仮面のようなものが飾られた扉 もありました。
大きな扉 は エリアごとの仕切り なのかな?
【ヒガシクロサイ】 わき目も降らず お食事中。
ヒガシクロサイ の分類 は 奇蹄目 サイ科 クロサイ属。 生息地は ケニアやタン
ザニア北部など 東アフリカ。 生息環境は 森林やサバンナ ・ ヤブ地など。 植物食
で、マメ科の低木を中心に、木の芽や枝 ・ 樹皮 ・ 果実。 トゲのあるアカシヤなども
平気で食べる。 頭部にはケラチン質の直列 した2本の角があり、前方の角は より
大きく、 これらは 終生伸び続けるため、時には1mを越す 立派な角を持つ個体もい
るらしい。 口の形が平らな シロサイ に対 して、先端がとがった クロサイ は 気性
が荒く、中でも ヒガシクロサイ は 最も攻撃的 だと云われている。 視力が弱い代わ
りに 嗅覚や聴覚が優れ、行動範囲には 糞や尿などで臭いを付けて 縄張りを主張。
深いヤブの中でも 時速45 kmで走ることができる というから凄い。
昼食は 移動販売車メニューで 軽めに したけど、 ふたりの食べっぷりは サイさん なみ!
〖 オセアニアの草原 〗ゾーン にある 「サバンナテラス」 内は 混雑中だった
ため、 お腹が空いたら また別の場所で食べればいいよね と 話 し合って キッチン
カー で それぞれ好きな物を購入。 外の 飲食スペースで ご機嫌で食べていたら、
急に雨が激 しくなってきたので 慌てて食べ終え、やむなく 最短で帰る方向へ …
モサッと した 顔や姿に 癒される 【カピバラ】
インディオのツピ族言葉 で 「草原の支配者」 という意味があり、 オニテンジクネズミ
という和名をもつ カピバラ。 ツピー語の "カッピン" (草)、"ウバアラ" (食べる) と
いう 語源説 もあるそうです。 分類は ネズミ目 テンジクネズミ科 カピバラ属。 現生
種の齧歯類では 最大種。 生息域 は ブラジル ・ アルゼンチン ・ パナマなど 南アメ
リカ東部 アマゾン川流域を中心 と した 温暖な川や湖 ・ 沼 などの水辺の草原。 草
食で、川岸の水草 ・ 木の皮 ・ 種子などを食べ、食後は 硬い木を齧ったり 小石を噛
んだり して 一生伸び続ける前歯を 常に自分の長さに合うように削る。 他のネズミ
とは違い 巣穴を作らず、自然に出来た 地面の く ぼみに 草や葉を引きつめて寝る。
体は褐色で、まばらで 硬 く長い タワシのような毛で覆われており、ネズミのシンボル
とも いえる 尾はない。 足は短く、指の間には 小さな "水かき" が付いていて、上手
に泳ぐことができる。 性別の見分け方は 鼻の上の 毛の生えていない 黒くて卵型を
した "モリージョ" と呼ばれる 突起物 (臭腺)。
この "こぶ " があるのが オス だそうです。
"ヒョウ" の中では 体が小さく、胴が長くて 足が短い という 【オセロット】。
なんか愛着が湧きます。
オセロット の分類は 食肉目 ネコ科 オセロット属。 分布は 北アメリカ南部からア
ルゼンチン北部。 熱帯雨林 ・ 落葉広葉樹林 ・ 沼地 ・ マングローブ ・ サバンナな
ど 多様な環境に暮らし、樹上生活にも適応。 木登りも行うが、ほぼ地上を行動圏
とし、他のネコ科の動物 と異なり 泳ぎが上手い。 同じ地域 に生息する ジャガー
ネコ や マーゲイ にも似ているが、より大型。 大きな目と耳を持ち、体毛は短 く、
四肢は頑丈。 黒い斑紋で縁取られた オレンジ色の "梅花紋" が並んでいる。 生
活は単独ながら、オスの縄張り には通常 2~3頭の メスの縄張りが含まれており、
子育ては メスが単独で行う。 小動物 ・ げっ歯類 (リス、ネズミ、ヤマアラシなど) ・
ヘビ ・ 鳥類 ・ 魚類などを捕食する。 毛皮やペットと しての需要が高く、密猟の対
象となるほか、環境破壊などにより 多くの地域で絶滅の危機にある。
※ 目が大きくて とても 美形 だという この子は、国内では最後の1頭 とのこと。
しかも 24歳 と ご高齢。 年齢を感 じさせないくらい若々しく見えるらしい
けれど、元気で長生き してほしいわね。
タヌキみたいな 【ヤブイヌ】 激しく降る雨の中を 落ち着きなく ウロウロ!
ヤブイヌ の分類 は 食肉目 イヌ科 ヤブイヌ属。 ( ヤブイヌ だけで ヤブイヌ属 を
形成) 別名は 「草藪の犬」 という意味をもつ ブッシュドッグ。 分布は 南アメリカ
北部から中部。 低地の森林や草原 ・ 開けた牧草地 ・ 湿気のあるサバンナ などで
暮らし、水辺を好む。 中型犬ほどの大きさで、耳が小さく、足は短く、藪の中を駆け
回るのに適 している。 毛は短くて 粗く、毛色は 前半部が 黄褐色 ・ 暗褐色 ・ 灰褐
色、後半部や下腹部、四肢、尾などは それよりも黒っぽい。 森の中で暮らす 原始
的な犬の仲間で、1000万年も前から 変わらぬ姿 だと云われている。 バック走行が
でき、指の間には"水かき" まで持ち、泳ぎや潜水も得意。 10頭ほどの群れで生活
し、主に夜間に活動する。 小動物 ・ ヘビ ・ カエル ・ 鳥類 のほか 魚介類、時には
果物なども食べ、集団で カピバラやバクなど 大きな獲物を狩ることもある。 繁殖は
一夫一婦で、群れの中で一番優位な オスとメスが行う と言われている。 縄張りを
示す際、尿による "マーキング" をする習性 があり、この時 オスが 片足を挙げるの
に対 して、メスは 逆立ちして行うそうです。
【ホンドタヌキ】 【マナヅル】
ホンドタヌキ の分類 は 食肉目(ネコ目) イヌ科 タヌキ属。 北海道にいる エゾタ
ヌキ とは区分され、この2種のみが 日本産亜種。 古来から日本で アナグマ や ハ
クビシン などと共 に ムジナ とも呼ばれる。 分布は 本州 ・ 四国 ・ 九州。 里山 ・
山野 ・ 都市部など。 雑食性で 小型の哺乳類 ・ 両生類 ・ 爬虫類 ・ 甲殻類 ・ 昆虫
虫 ・ 魚 ・ ミミズなどを狩るほか、木にも登り 柿 ・ びわ ・ 銀杏なども食べる。 同じ
イヌ科の オオカミ のように群れで狩りを行う習性はなく、 冬には 密生 した毛と蓄え
た皮下脂肪で 寒さを乗り切り 冬眠はしない。 (エゾタヌキ は冬籠りするそうです。)
巣穴の外の 決まった場所 に排泄をする 「ため糞」 という習性がある。 柴犬より小
柄な、灰かっ色のずんぐり と した体つき。 足は短く 尾は太く、目の回りや 足は黒
っぽく、愛嬌のある顔つきで、耳は小さくて丸い。 足は遅いそうですが、泳ぎは達者
とのこと。 夜行性で エサを求めて民家の近くに現れ ゴミをあさることもある。
マナヅル の分類 は ツル目 ツル科 ツル属。 アムール川中流域の湿地帯で繁殖
し、冬期は長江下流域の湖や朝鮮半島 ・ 日本へ渡って越冬する。 (日本への渡来
数は全体の 1/5 ほど) かつては 農作物を食害する "害鳥"とされ、食用にされて
いたこともあるそうで、"マナ" の 「ま」 は 「標準的な」 の意、「な」 は 「食用」 を意味
する 古語 とのこと。 "繁殖地" では つがいごとに 広大な縄張りを持って雛を育て、
"越冬地" では 大群をつくり、開けた湿地や河原 ・ 干潟 ・ 田んぼ (農耕地) などで
集団で ねぐらをとる。 日本では 鹿児島県出水市が有名で、毎年 2、000羽以上が
飛来。 雑食性で、魚類 ・ 昆虫 ・ カエル ・ 植物の種子 ・ スゲ類 ・ 水生植物の地
下茎や根などを食し、農耕地では 主に穀物や種子を採食する。 全身は灰色で、頭
から首の付け根 にかけては白色。 くちばしは黄緑色で、根元は黒く 硬い毛で覆わ
れている場合もあり、目の周りからくちばしにかけては羽毛がなく、赤い皮膚が露出。
うしろ足は淡い赤色や暗めの赤色を している。
チベットモンキー の分類 は 霊長目 オナガザル科 マカク属。 分布は 中国中東
部 山岳地の常緑樹林帯から落葉広葉樹林。 行動は日中で、ほとんどの時間を地
上で過ごし、主に木の葉 ・ 新芽 ・ 根 ・ 果実 ・ タケノコなどを採食するほか、昆虫や
小動物 なども食べる。 体毛は暗褐色で、目や鼻筋 ・ 口には毛が生えていないが、
その周りはヒゲのような毛で覆われていて、顔は褐色。 オスとメス、その子ども達で
構成される20~60頭ほどの群れをつくるが、その比率は 約1対3 と言われているそ
うで、出産は 1~2月と言われ、妊娠期間は半年ほどで 通常 1産1子。 オスが群れ
の子どもの面倒をみたり、 オス同士の挨拶に子を利用 したり、優位なオスに気に入
られる際にも子を利用するなど 特異的な行動を取るようです。
テングザル の分類 は 霊長目 オナガザル科 テングザル属。 (本種のみでテング
ザル属 を構成。) 属名 Nasalis は ラテン語の 「鼻」 に由来 し、種小名 larvatus は
は 「仮面をつけた」 の意味を もつ。 東南アジアのボルネオ島の沿岸部 ・ 川沿いに
広がる密林にのみ生息する 固有種。 生息域 は マングローブ林 ・ 湿地林 ・ 河辺
林など 低地の水際 ・ 大きな川の周辺のみ と限られており、住み家は樹の上。 食
性は "サル" でありながら 植物食で、マングローブの若葉など いろいろな葉を採食
し、霊長類で 唯一、反芻行動を行い、果実も食べる。 オスは天狗のような鼻をもち、
鼻が大きいほど 肉体的に強く、繁殖力も高く、鼻が共鳴管の働きをして 鳴き声が低
いとされ、より多くのメスを保持するほど 強さを誇示できる という形態。 胴体は 赤
褐色、 頬や尻 ・ 四肢 ・ 尾は 淡灰色。 指趾の間には水かきがあり、泳ぎが上手く、
驚くと高い樹上からでも 水面に跳びこむことがある。 オスとメス 1頭ずつからなる
小規模な群れで生活 し、薄明薄暮時 に その群れ同士が集合して 80頭近い群れを
形成することもある。
※ 国内唯一 2009年6月7日より一般公開を開始。
室内にいた 【 レッサーパンダ】 は もらったばかりの 笹に夢中!
アカカンガルー は 双前歯目 カンガルー科 カンガルー属 に分類される 有袋類。
生息地は オーストラリア大陸の内陸部。 乾燥 した草原などの開けた土地 ・ まば
らな低木林 ・ 半砂漠地帯などに広く生息 し、小群で棲み、主に 薄明薄暮時 ・ 夜間
・ 早朝に活動する。 オオカンガルー (ハイイロカンガルー) と共に "有袋類" 最大
で、直立すると 2mにもなる。 全力疾走する時は 尾は地面につけず 発達した後足
だけで 幅8m 高さ2.5m も飛び、時速は50km以上。 草類を食べるほか、低木の若
葉や芽 ・ 樹皮なども食 し、 水分の多い多肉植物を採食することで 長期間 水を飲ま
なくても生活できる。 子育ては メスの "育児嚢" の中で行われ、10~11ヶ月で独立
した生活をはじめる。 耳は大きく、毛は短くて柔らかく、オスはメスより かなり大きく、
体毛は胸部から出る赤い分泌液で赤褐色を しており、メスは青みのある灰色を して
いる。 オスが繁殖期などに争う時は 前足で相手を捉え、尾で体を支えながら 後足
で強く蹴りつける。
※ 大きな岩場やユーカリの木が オーストラリア大陸を彷彿とさせる 〖 オセア
ニアの草原 〗 ゾーン で、エミュー や ロウバシガン と 一緒 に暮らしている
ようです。
レッサーパンダ の分類 は 食肉目 レッサーパンダ科 レッサーパンダ属。 (本種
のみで レッサーパンダ属 を構成) インド北東部 ・ ネパール ・ ブータンに生息す
るものを ネパール レッサーパンダ、 中国南部 ・ ミャンマー北部 に生息する
ものを シセン レッサーパンダ と 分類する説 があり、 シセン のほうが大型で
日本の動物園で飼育されているものは ほとんどが こちら とのこと。 "パンダ" と
いえば今や 白黒の ジャイアントパンダ を指す言葉 となっていますが、先に発見さ
れたのは レッサーパンダ のほう。 それなのに区分のため 「より小さい」 という意
味の英単語が付けられ、 後にそれがあまり好ましくない意味合いを含んでいるとい
うことになって、近年 英語では レッドパンダ と記載されることが多 くなっているそう
です。 生息環境は 標高 2,000m以上の温帯や亜熱帯の森林や竹林。 木登りが
得意で、一日のほとんどを木の上で過ごし、夜、特に薄明薄暮時に地上に降りて活
発に動きまわる。 竹 ・ タケノコ ・ 木の葉 ・ ドングリ ・ 果実 ・ 昆虫 ・ 小動物 ・ 鳥
類や その卵 ・ 動物の死骸 などを食べ、 普段は単独で生活 し、オスは臭腺による
臭い付けや一定の場所に排便することで縄張りを主張する。
小休止できる場所もおしゃれで、ベンチの足 には 【オカピ】 が いました。
雨のため 室内の奥のほうに入ってしまって ほとんど見えなかった オカピで したが、
分類は 偶蹄目 キリン科 オカピ属。 分布は アフリカ大陸中部のコンゴ民主共和国
東部。 (ウガンダでは絶滅 してしまったそうです。) 黒褐色を した胴体や体型から
すると ウマ 似 だが、特徴である 四肢の横縞模様 からは シマウマ の仲間 と間違え
られやすい という。 しかし "奇蹄目" に属する シマウマ は 蹄が1つ しかないのに
対し、キリン と同じ "偶蹄目" の動物 は 2つに分かれた蹄を持ち、 頭には 毛皮に覆
われた2本の角があり、耳まで届く 長くて青白い舌を持つ。 熱帯雨林に生息 し、長
い舌で 木の葉 をたぐり寄せて食べる。 世界三大珍獣 の一つ として、1999年 国内
で初めて一般展示が行われたそうです。
バクバクとお食事中の 【マレーバク】 さん。
前足の付近で はっきり分かれた二色が 洋服みたい。
マレーバク の分類 は ウマ目(奇蹄目) バク科 バク属。 分布は ミャンマー南部か
らマレー半島、スマトラ島。 現存する 4種のうち 唯一 アジアに生息 し、バク 仲間の
中では 最も体が大きい。 水辺を好み、熱帯雨林の奥深い森の中の 湖 ・ 河川 ・ 沼
地など 湿地帯周辺 に単独で生息 し、夜行性。 水中の水草 ・ 草 ・ 木の葉 ・ 小枝 ・
果実 などを、長くのびた口先をうまく使って菜食する。 視力が非常に悪いため 嗅覚
と聴覚が優れ、臭いや音には とても敏感。 水浴びを好み、泳ぎもうまく、走るのも素
早くて、敵に襲われた時などは 茂みや水の中に跳びこんで逃げるが、 通常の動きは
ゆったりで、性質もおとなしい。 バク は 現存する "有蹄類" の中で 最も原始的な動
物 と考えられているそうです。
マー君は おおざっぱながらも 今のトラさんのポーズを真似、ター君は お得意の 怖いポーズ!
けっこう大きく見えるけど、 【スマトラトラ】 って トラの中では 一番小型 なんですって!
スマトラトラ の分類 は ネコ目 ネコ科 ヒョウ属。 インドネシアのスマトラ島 にのみ
生息。 北方に棲む アムールトラ に比べ、大きめの ヒョウ や ジャガー ほどの大きさ
で、トラの中では 最も小型。 体色は 黄色みがかった赤褐色 (黄土色) で、他の亜種
より 縞模様の数が多く、黒く 幅広く 明瞭で、肩部より後は 2本ずつの束になっていて、
タテガミや首筋も 毛深い。 熱帯雨林の中に広大な縄張り (オスは50平方km、メスで
も約20平方km) を作って 単独で生活しており、オスとメス、 時にはメス同士の縄張り
が重なることもある。 肉食で、大型草食獣 (シカ・イノシシなど) ・ 小獣 (サル・ウサ
ギなど) ・ 大型鳥類 (クジャクなど) ・ 魚 ・ 昆虫 などを捕食すし、ネコ科としては珍しく
水を嫌わず、泳ぎも上手い。
※ ガラス越 しだけど、こっちの声って聞こえるんでしょうか?
みんなが先に行っちゃっても 「かっこいいね~!」 「素敵ね~!」 なんて
ずっと声をかけ続けていたら、そのたびに 耳が動いて、そのうち こっちを
じーっと見つめてくれるようになりました。 だから 我が家の破壊魔ちゃんたちに
するように しばらく話しかけ続けていたら、そのまま伏せて横を向きながらも
すごく意識 している様子が伺え、とっても可愛くて 親近感が湧きまいた。
雨になってしまって 暇だった あちら と 人がいないから出来た こちら!
勝手に ちょっとシンパシーを感 じて、嬉しい体験を した気になりました。
カンムリセイラン の分類 は キジ目 キジ科 カンムリセイラン属。(本種のみで カ
ンムリセイラン属を構成) 漢字では 冠青鸞 と書くそうです。 分布は ベトナム中
部 ・ ラオス ・ マレー半島。 標高 1,900m ほどにある 森林やジャングルに生息 し、
高い樹の上に止まるため 姿を見ることは少ないが、 繁殖期 になると、大きく高い声
で けたたましく鳴くため その存在がわかる。 尾羽の数は12枚で、メスは35~43cm
ほどの長さであるのに対 して オスは150~173cm にもなる。 頭頂から後方へ羽毛
が伸長 し、これが立つと冠のように見える。 食性は 動物食傾向の強い雑食で、主
に昆虫を食べるが、 陸棲の貝類 ・ 植物の芽 ・ 葉 ・ 果実 ・ 種子 ・ コケ植物 なども
摂食する。 鶏の雄の足の後ろ側 にあるような "蹴爪" (角質の突起で 攻撃や防御
に用いる) はない。
ボルネオオランウータン の分類 は 霊長目 ヒト科 オランウータン属。 属名は
「人のような怪物」 に由来し、語源は マレー語の 「森(hutan)の人(orang) 」。
元々は海岸部に住む人が 奥地に住む住民を指す言葉 だったとか。 生息域 は インドネ
シアのボルネオ島。 主に低地の湿地林や丘陵地の熱帯雨林などに生息。 雄の
顔の両脇にある 張り出 しは "フランジ" と呼ばれ、その地域で最上位クラスに成長
したオスの 強さの象徴。 弱いオスは何歳になっても大きくなることはないが、強い
オスがいなくなると 急激に発達させて、1年以内には変貌。 同時に 知的で穏やか
な性格から攻撃的な性格へと変わるという。 類人猿の中では ゴリラ に次いで 大き
な種で、森の中を移動 しながら 自分の行動範囲を確立 してゆく。 採食する植物
の種類は500 にものぼり、 中でも 果実類 (ドリアン ・ イチジク など) の 総摂取量は
60%以上を占め、実の生る木のある場所や その季節を理解 し、森林などへの種子
散布に大きな役割を果たしている。 木の葉 ・ 木の芽 ・ 樹液 ・ 樹皮 ・ 菌類 ・ 花の
ほか 昆虫 ・ 鳥の卵 などを食べることもある。 縄張り主張や メスを呼ぶため、オス
は "のど袋" を膨らませて叫び声をあげる ロングコール を行う。 生活のほとんど
は樹上で暮らし、大人のオス以外 ほぼ 地面に降りることはなく、樹上では 枝から枝
へ ゆっくりと移動する。
※ スマトラオランウータン との2亜種から 2017年 タパヌリオランウータン が
分割され 新種記載 されたそうです。
"アフリカゾウ" より小さいとはいうけど、やっぱり大きな 【インドゾウ】。
インドゾウ の分類は 長鼻目 ゾウ科 アジアゾウ属。 現存する アジアゾウ 4亜種
(ほかに セイロンゾウ ・ スマトラゾウ ・ マレーゾウ) のうちの一つだが、分布域が広
く 生息数も多いことから アジアゾウ と呼ばれることが多い。 分布は インド半島 ・
インドシナ半島 ・ 中国大陸南端部で、草原や森林地帯 に生息する。 ゾウ は 最大
の陸上動物。 一番の特徴である 長い鼻 は、鼻と上唇が一緒 に伸びたもので、骨
はなく 筋肉質。 水を吸い上げ、口に運んで飲んだり 体にかけたりするほか、重い
物を持ち上げることもできる。 また 先端の上部には 指のような突起 があり、小さな
物、柔らかい物など 掴みにくい物でも器用に採ることができる。 (ちなみに、アフリカ
ゾウ は 鼻の先の突起が上下にある。) 優れた嗅覚を持ち、遠方から風に乗って
運ばれてくる匂いを鼻を高く掲げて嗅ぎ取ることができる。 聴覚も優れているが、視
力は弱く、色覚もない。 植物食で 鼻を使って巻き取るようにして むしり取り、口に運
んで食べる。 主食は草だが 木の枝 ・ 葉 ・ 樹皮 ・ 根 ・ 種子 ・ 果実 なども含め 成
獣 になると一日100kg 以上採食する。 皮膚は厚く、体色は暗い灰色や灰褐色で、
体毛は まばらに生え、尾の端には ふさ毛 が見られる。 アフリカゾウ と比較すると、
背中は丸みを帯び 真ん中が高く、頭部は大きくて 頭には2つのコブがあり、牙は オ
スでも2m以下で口から出ず、メスはさらに短くて外部からは見えない。 また、アフリ
カゾウ より 小さく 比較的温厚な性格だと云われている。 通常 長老のメスを中心に
10~20頭ほどの 母系家族群 を形成 しており、オスは成獣になると独立し 単独か数
頭で行動する。 大きな体のわりには走るのは速く、時速50km/h 近くにもなる。
今回は北門から入ったけど、正門から入ると このゾウさん親子が 出迎えてくれるのね。
入園 してすぐに小雨が降りだし、その後 強く降ったり止んだりの繰り返し。
里山ガーデン での ポカポカ天気が嘘のようでした。
寒くて寒くて震えるほどだったから
途中から 最短で正門に向かうことになってしまって
落ち着いて見れず、動物たちの行動も制限され、
写真もうまく撮れなくて 残念感と心残り感が満載 といった気分!
だけど もともとは 里山ガーデン だけのつもりだったから
予定外 ではあったこと。
見れただけでも良かった とも思えます。
今度はお天気のいい日にゆっくり行きたいものです。
また 秋の 里山ガーデン 開園の際でもいいし、ここを目指 して来てもいいし ネ!
ちなみに、
この日 重ね押し5回で完成した スタンプラリーのはがき が こちらでした。
【 よこはま動物園 ズーラシア 】
営 業 時 間 : 9:30 ~ 16:30 (入園は 16:00 まで)
休 業 : 毎週火曜 (祝日の場合は翌日)、 年末年始
入 園 料 : 18歳以上 800円、 高校生 300円、 小中学生 200円
(小学生未満は無料)
今回は最悪のお天気になってしまったけれど
動物たちを もっとゆっくり見て回りたいから
暑くもなく 寒くもない
気候のいい頃に また ゆっくり見に行こうね!
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