― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

凄すぎるキャベツさん

2023-04-23 | 植物 に関するお話
 
スーパーで キャベツ を買いました。
半分に切ったりせず 外側から剥がして使おうと
裏返して 葉の付け根に包丁を入れました。
初めの4~5枚はいつもと変わらない普通のキャベツのようでしたが
そのうち ポロッと 何かが転げ落ちてきて 「ん!?」となりました。
よく見ると それは これからキャベツになっていくのだろうと思われる
小さくて可愛いキャベツの赤ちゃんのようでした。
 「可愛いーぃ!」
 「どこから落ちてきた!?」
 「こんなおチビさんを抱えてるキャベツ 見たことない!」
この時も小さな感動を感じました。
ところが その後 切り込みを入れて葉を剥がすたびに
同じようなものがポロポロ落ちて転がるので
 「えーーっ!」となりました。

外側の傷んだ部分は スーパーの廃棄袋に捨ててきたので
すべて使える状態です。

一番外側の葉っぱを確認して
芯のすぐ外側に切り込みを入れ 葉を剥がしていきます。

何度かやっていたら 何かがポロッと落ちました。
初めは 一個、そのうち ポロポロ落ちてくるようになり、
よく見たら根元に おチビちゃんが何個か付いていて…

こんなのが いくつも見られるようになりました。

下の葉に覆いかぶさった上の葉との間、
重なり合った左右の葉の茎と茎の間、
その隙間にうまく埋まり込んで育ってきたみたい!

だからこんな ぺったんこなものも多いのだけれど
こんなおチビさんでも 葉の形がはっきりわかって、
これがキャベツになっていくんだなと勉強にもなりました。

隙間によって 大きさも形も さまざま。

その後も、葉を剥いでも

剥いでも 葉の下には まだおチビさんがいるという状態が続き、

こんなに小さくなっても いっこうに数が減る気配がない!

残ったものを上下ふたつに切り分けてみたら…

まだこんなにいっぱい付いていました。

最終的に、使えそうな上の部分を切り取って

最後の最後、残ったものも こんな状態! 凄いなーと感心してしまいました。

けっきょく、
すべての葉の間に おチビたちがいたような このキャベツさん。
そんなことってある?
普通のキャベツと比べたら
この子の使うエネルギーは 幾ばくのものだったことか!
どうして この子だけ こんなに凄いことになっていたんだろう?
不思議でなりません。
ちょっと怖ろしさを感じるほど 信じがたい子供たちの数。
それをこんなにまで育ててきたんだもの
そこに親の大きな愛情を感じて とても感動し愛おしくなりました。

以前 肝っ玉たんぽぽ のお話を載せたことがありましたが、(詳細は こちら で ご覧ください。)
このキャベツさんの肝っ玉ぶりをみたら その凄さは段違いに思えてきます。

なお、このおチビたち、
一応 土に植えてみたのだけれど、
わざわざ野菜の土を買って来て植え替えたら すべて枯れてしまいました。
順調に育ったら それはそれで置き場所に困ったでしょうが
肥料が強すぎたのか 明確な理由がわからない点にモヤモヤが残り、
非常に残念に思えました。

それでも…
スーパーで これにしようと思って選んだキャベツが
まさかこんな特殊なものだったなんて 本当にびっくりでした。
今回はビビッとくるものがあったわけではないけれど
 〔もしかしたら キャベツさんのほうから 私を選んで光線が発せられていたのかも!〕
なんて思ってみれたのも楽しかったこと。
驚いたり 感激したり 考えたり…
いろいろ思うところがあったのも とても嬉しく有り難かった点でした。
この奇跡には感謝したい思いでいっぱいです。


すべての葉の間に子どもがいたような
こんなもの凄いキャベツさんと巡り会えた奇跡に感謝です。
子どもが欲しい人だったら 良い兆候と思えそうだわねー!


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