10月31日は ハロウィン。
今年は すごい盛り上がりかただったらしく、
近年 この時期の週末 あちこちで開催されていた パレード など
イベントへの参加者も激増 していたようでした。
ハロウィン は 今や バレンタイン に 迫る勢い、
あるいは バレンタイン を しのぐ勢い なんだとか!
確かに、
バレンタイン は 人に対してするものだから 気遣いなどで疲れることもあるけれど
ハロウィン は 自分自身が楽しむものだから
楽しみたいと思いさえすれば 誰でも出来る。
各々が好きに選べばいいのだから気楽に楽しめる という気がします。
そんなことを考えてか否か、
年々飾りつけをするお店が増え、飾る時期も早まってきていて、
100均などでは 8月末か9月の頭あたりから
もう店頭の目立つあたりにコーナーが設けられていたような気がします。
売るほうは 早くからの長期戦で 少しでも売り上げを伸ばしたいと考え、
飾るほうも どうせなら早くから、華やかさをプラスした飾りつけを楽しみたい
と思うからなのでしょうね。
仮装用品売り場もグッと種類が増えて 人も大勢集まっていたそうです。
オレンジ色は華やかだし、可愛いグッズ、おしゃれな装飾、
ホッコリできるものは 心も温まっていいなと思えます。
《 日本人は 外国のものばかり真似をする 》
そんなお話を耳にしたことがあります。
私も 微妙ながら ウーン! と思ったことがないわけではない。、
けれども 高齢化社会、政治、経済 …
毎日の生活に明るいニュースがなさ過ぎて嫌気がさしているから
〔 パーッ と 発散 したいーーー! 〕
なんて気分になることも増えてきているような近年。
そう思う人が多くなっているから 関わる人が増えているのだろうと思えて
気持ちが明るくなれるならいいのではないか、
いろんな楽しみかたがあってもいいんじゃないか、
そう思えています。
女装などもそうなのでしょうが、
誰でもどこかに 変身願望 のようなものはあるのかも しれません。
だから、年々盛り上がりをみせる ハロウィン が そんな気持ちに火をつけた。
公然と出来る んだから こんな最適の場 はないでしょう!
知り合いが先に参加 していたり 仲間でやり始めたり …
参加者が増えれば加わり易くなり、1度参加すれば嵌まる。
あちこちで連鎖も起きているのでしょう。
盛り上がりかたを見ていると そんな風に思えてきます。
もし目の前にいろんなコスチュームが置いてあり、
勝手に好きなものを選んで着ていい という状況があって
周りでみんなが普通に着替えていたとしたら …
きっと 私も選び始めるんだろうな~!
好きなもの、ピッタリなものが見つかったら きっと嬉しいんだろうな~!
ここまでやったら メイクは …!?
どんどんのめり込んでいきそうな気も します。
1度やって楽しければ それが毎年の楽しみになる。
力の入れかたの加速も推測できます。
ただし、それもこれも モラルを守った上でのこと。
なんでもありでないことくらいは わかっているべきです。
人が多く集まると 変なスイッチが入ってしまうことがあるのかもしれませんが
人に迷惑をかける行為はご法度です。
その悪いところが出たのが渋谷。
大混乱の中、あちこちでトラブルが起きていたようです。
外国での報道では
「いつもはおとなしい日本人が バカ騒ぎ をするきっかけになっている」
と書いているところもあったそうで、否定できない部分があるのが悲しいところ。
人が群れると 混雑に紛れて ただただ騒ぎたいだけ という人も集まるから
収拾がつかなくなる事態も起きるのでしょう。
そもそも、ハロウィン とは
11月1日に行われる 万聖節 (あらゆる聖人を記念する祝日) の前夜祭。
秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いの祭りから
民間行事へと移行し定着したもの。
アメリカでは カボチャの中身をくりぬいて作る 「ジャック・オー・ランタン」 を飾ったり、
子どもたちが魔女やお化けに仮装して
お菓子をもらうため 各家を回り歩くというのが定番行事となっています。
つまり 仮装は 子ども達の楽しみだったもの ということになります。
確かに近年 他の国でも大人たちが楽しみだしているという記事を見かけますが
ここまでの大騒ぎにはなっていないようです。
※ ハロウィン … 元前5世紀頃、アイルランドに住む先住民族 ケルト族にとっては
10月31日が年の終わりだったのだそうで、この夜は死者の霊が
家族を訪ねたり、精霊や魔女が出てくると信じられており、これら
から身を守る為 仮面を被り、魔除けの焚火を焚いたことが起源
とされている。
※ 万聖節 …… 諸聖人の日 とも呼ばれている。 カトリック教会の祝日の一つで、
全ての聖人と殉教者に祈りを捧げる日。
日本でこれだけ流行った理由のひとつは
クリスマス、バレンタインデー、ホワイトデー と同様
商業戦術が大きいものと思われます。
その戦略が素晴らしいのか
それに簡単に乗ってしまうお国柄?の問題なのか、
あるいはその両方なのか、
そのあたりは 不明です。
そもそも の パート2話。
仮装を見せたいなら、
パレード のような場に参加 したほうがいいんじゃないの? と思う私です。
力を入れた自慢の仮装 を見てもらうにしては 雑踏の中は目立たなすぎる!
だったらそれは 騒ぎたい意識のほうが強い ってことにならないの!?
そんなところから 外国のメディアから バカ騒ぎ と云われてしまうのでしょうね。
ただ行き来 しているだけで、群れて騒いでいること自体が 楽しいのだとしたら
若くないから? 私も同調はしづらい思いです。
※ 駅前交差点やセンター街のあたりばかりが取り上げられるけれど、若者たちが
渋谷に集まるのは ライブ会場やクラブがいっぱいあって あちこちでイベントが
行われていたからみたいです。 みんなで一体となってワイワイやるのが楽しい
んでしょうね。 なるほど! 少し理解できた気が します。
でも、下記の記事は …?
さらに、翌朝。
ボランティアや 近隣店舗で働く人たちが ゴミ拾い をしている姿が多数見かけられた
という報道もありました。
中には 子ども達や 仮装姿の若者もいたそうです。
楽しいことだけを求め、公共の場なのに後始末が出来ない大人なんて みっともない!
大人の後始末を子ども達がするなんて … 切なくなるような恥ずかしいお話です。
雑踏に紛れて 遣りたい放題!
後のこと、人のことは 考えない、関係ない!
そんなことがあると せっかく 大いに楽しめばいい と思った気持ちも 興ざめします。
どんな時でも モラルは大事。
自己責任は きちんと果たして、メリハリは しっかりとつけたいものです。
仮面を被ると 大胆になれる。
誰だかわからないと 憶病な人でも自分が出せる。
あるいは 気おくれすることもなくなり 度胸がすわって、自分の知らない自分が出る。
そんなことが起こるようです。
節度ある良い面が出るなら ... いいんでしょうけどね!
余談ですが、
強盗が被りものするのも自分がわからないようにするため以外に
大胆不敵になれるという理由があるのかもしれません。
ネットの書き込みなども、自分がわからないと思って
勝手なことを書いたりする人が多いというのだから
同じような心理があるのだろうと思います。
無責任は犯罪になりえる!
気を付けなければいけません。
「お菓子をくれなきゃ いたずらするぞ!」
いろいろ考えさせられた面もあった ハロウィン ですが、
身内のお話もありました。
マー君のパパとママは
マー君が生まれた年から ハロウィン には仮装をさせていました。
今年 お家を建てて新しい土地に移ったマー君一家。
周りにはどんどんと新築のお家が建っていて、
若い人たちが増えて来ているようです。
… と こんな写真が送られて来ました。
ウルトラマンギンガ と スーパーマリオ
大ざっぱ感が否めない微妙な 《ギンガ》 と ガリだからルイージ似になっちゃった 《マリオ》
まるでパレード! この人数で お菓子をもらいに歩いたんでしょうか!?
本人たちは大満足!
せっかくのカッコイイポーズがほとんど見えなくなっちゃう ター君の ギンガ。
びっくりするくらい細い マー君の マリオ。
ましてや モゾモゾして嫌だからと ひげを取っちゃってるから
体操のお兄さん のようにも見えちゃいます。
仮装 って もちろん 似合っている とか そっくり のほうがいいんだけれど
こういうのが たまらない のよね~!
人に迷惑をかけず 節度をもって楽しむ。
そんな ハロウィンであってほしいわね~!
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