― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

逆転夫婦は うまくいく?  ― スローな愛がいいわ ―

2013-02-03 | 嬉し、恥ずかし、おかしなお話

月に一度の集まり S会。
そのメンバーのおひとりが 私に耳うちしてきたお話が面白かったので 書きたくなりました。

             「うちは <> で <うちの(女房) > なんだよ。
              うちのは 料理はするよ。 俺は しない!
              だけど …、  なんだなぁ~!」
この言いかたが しみじみ と していて とっても いい感 じだったんです。 
そういえば 何度か 似たようなことを言っていらしたのを思い出 しました。
つまり これは <男女逆転でもうまくいっている> ということを言いたい ご主人の
< ご自慢アピール> だったというわけです。

   改めて考えてみると、確かにね~!
   パパさんは お掃除が大好き だったり します。
   ママさんは おおらかで どっしり構えている。
   でも お二人とも 実に人が良く、い~感 じの方達 なんです。
     〔 この組み合わせでないと 絶対ダメなのね~! 〕
   そう思わせる とっても良いご夫婦です。
      パパさんは女性が大好きだから そのあたりは しっかり <男性> のようです。
      私も一応 女性には見えるようで よく くっつかれますが、なんだか子供みたいだから
      普通ならダメなのに大丈夫みたい! ママさんもぜ~んぜん気にしません。
      お互いの信頼関係、きちんと出来ているからなんで しょうね~!

      

そんなことを考えて 微笑ましく思っていたら 
今度は もう一組のご夫婦の だんな様から
 「うちのを見てごらん。 まるで やさ ぐれてる みたいで しょ!」 と 耳うちされました。
  〔 やさ ぐれてる? 〕
見ると、この時の奥様は ちょっと <投げやり> に見えるような態度をとっていました。
  〔 そうね~ 確かに 知らない人が この状況を見れば そんな風にも見えるわね~! 〕
だけど、今までを見てきている私ですから、
 「う~ん! (やさぐれてる) … というよりは、 大物風 かな!」 と返答 しました。
けれども ご主人は この意味がわからない!
 「え~ あれが大物に見えるの? どう見てもそうは見えないけどな~!」
何度も首を傾げていらっしゃいました。
      でもね~、 あなたの奥様は 間違いなく 大物 なんですよ~!
   最近 ここのメンバーは、自己中心的な面が 随処にちらつくご主人を見て、 
     〔 これじゃ~ 奥さんは大変だろうな~! 〕 と思わされることが多くなっているんです。
   だから、そんなご主人と ずっと連れ添ってこられた奥様は 凄い と思っている!
   ちょっとやそっと じゃ動 じない言動は、長い年月の間に培(つちか)われてきたもので しょう。
   二人で熱くなっていたら きっと常に <言い争い> になって しまうことで しょうから、
     〔 ちょっと 冷めたくらいで ちょうどいいのかも しれないわね! 〕
     〔 … というより そんな感 じでないと やってられないのかも しれないわね~! 〕
   などと思えます。 言い換えれば、
     〔 ご主人のこれまでの態度が 奥様を <やさぐれ> と見えるように したんじゃないのかな!? 〕
   ってことです。
   それなのに、そんなことにはまったく気づいていない様子の ご主人様なのです。
   だけど、ある面では 〔 奥様のほうが 頭が良くて もっと強いのかも しれない! 〕 と感 じさせる節も
   あることから、 〔 だからこそ うまくやっていけているんだろうな~! 〕 と感心させられているんです。
   よって、 <大物風> と言ったのは 〔 奥様がいるから今がある ってことに気づきましょうよ! 〕 という
   私の ちょっとした <女としての反発> ってところでしょうか!?
      どうせ気付きゃ しないとわかっていながら 降りかけてみた 微妙な <スパイス>! 
      わがままだけど 決 して悪い人ではないのがわかっているから、
      < 懲ら しめのための太い注射> を したかったというわけではなく、<蚊の針> 程度の チクリ!
      ご主人の問いに <適当な相槌> を打ちたくなかったという ちっちゃな抵抗です。


      ※ [やさ ぐれる] とは、本来 [家出する] という意味だそうですが、
        [ぐれる] と混同 したり 間違って使われたりしたことから
        <不満 などから すねた態度をとるさま> ということで、
        [すねる] [自暴自棄になる] [投げやりになる] [ふてくされる] [いじける]
        といった意味で使われることが多くなっているようです。


よく考えてみれば、確かに このご夫婦も <男女逆> という感 じで、 
ご主人が 妙に細かいことにこだわりがあるのに対 して、
奥さんは かなり 大ざっぱで 大胆なところがあるように見え、
ご主人の <困ったちゃん振り> が発揮されない限りは、実に良いご夫婦だと思っています。

加えて、 
このメンバーで たまに行くスナックの マスターとママも
<男女逆> だと すぐにわかる お二人なんです。

   元 銀行員だったというマスターは 超真面目人間 で、コートをかけ、おつまみなどを作 り、
   デンモクに歌を入れ、お客様とお話をする … と、ひとりで ずっと動き回っていらっしゃるんです。
   それに引き換え 年上のママさんは、トイレから出ていらしたお客様に 座ったまま おしぼりを渡す、
   それだけがお仕事のようで、その場から動くことも少なく、ご自分からお客様に話 しかけることも
   ほとんどない という ちょっと変わった存在の方なんです。 それでも ご夫婦仲は良さそう!
   いつも一緒にいらっしゃるので、お休みでも したら きっと誰もが心配することで しょう。
   それが普通だと理解されているなら、それもひとつのお店の特徴!
   きっと 生活の中で お互いが不足 している部分を補い合っている 良いご夫婦なんだと思います。


他人からは不思議に見えても、当人同士 良い面が見え、解り合っているから 一緒にいる!
< 許せない> とか < どうしようもない> とか言ったって、長い年月を一緒に過ごせて来ているなら
< しょーがない> と 許せている部分のほうが大きい ってことなんじゃないでしょうか!?
あるいは 喧嘩 し合って改善 しているのかも しれませんし ネ!

よく考えてみれば この会。 独身者のほうが多い! 
離婚 した人、連れ合いに先立たれた人! (離婚 していないだけの 約1名も 独身の部類!)
ご夫婦で参加の 2組が 2組共に、 そしてスナックのご夫婦までが <逆転夫婦>だとなれば、
かなりの確率ってことになります。
     今や <逆転夫婦> のほうが多い ってことなのかしら!?
            そして、
<男女逆> のほうが 案外 うまくいくのかしら

決 して そうとばかりはいえないので しょうけれど、
たまたまにしても こんなに狭い区切りの中に 3組 も いるというのは 不思議!



 というより 
補い合って ぴったり合えば うまくいく!
どちらがどうだって構わない ってことなんで しょうね。


ある程度 歳をとると、<男> とか <女> って意識より、

<楽に生きた い!> って意識のほうが 強くなってきちゃうからなのかも ニャ~!


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

少 しずつ変わりながら積み重なって今がある? … ということで
1980(昭和55)年 1月21日発売、
     岩崎宏美 さん の  『スローな愛がいいわ』
              (作詞 = 三浦徳子 さん/作曲 = 筒美京平 さん)

「男は男の服を着て 女は女の物腰で
                 似合いの二人と言われることに こだわりすぎてた」
   「スローな愛がいいわ だから スローな愛がいいわ
                    砂浜 寄せては返す波の生き方で 愛 したい」
「男が女のやさ しさで 女が男の決め方で
                 おか しな二人と言われることに ためらいはないわ」

   < 男> と< 女>!
     お互いを理解 しよう と して 少 しずつ近づ いて行ったら
     いつか 逆転 していた なんてこと、 あるのかな?
                                   (※ ブログ内容や 歌詞から、その時 感じたことを書いています。)

筒美京平氏は デビュー直後から宏美さんに注目 していらしたそうで、
たくさんの歌を提供されています。
この曲は 彼女の 19枚目のシングルとなっています。
                   (岩崎宏美さんの 他の歌の紹介記事は こちらこちら で ご覧ください。)
NHK紅白歌合戦には 1975(S.50)年~1988(S.63)年まで、連続 14 回出場されていますが、
この曲が発売された年に歌われたのは 『摩天楼』 でした。
この年は 妹の岩崎良美さんがデビューし、初出場を果たしていて、
出場6度目の宏美さんとは 姉妹揃っての出場 と 話題になりました。
紅白で <話題性> や <人気度> が重視されるのは 当然のことなのかも しれませんが、
今は <J-POP> か <演歌> か といったような狭い領域になっているようで、
いろんなジャンルの歌があってもいいのに、
宏美さんのように歌唱力のある聞き応えのある歌も聞きたいのに と思っても
ちっとも選ばれないのが残念です。

この曲を聞いている限りでは
宏美さんは あの透明感のある トレードマークの長い髪のような 真っ直ぐな歌声で
難なく歌っているように思えますが、
音域が広くて、曲構成やメロディー展開も複雑なため、
 「喉の調子をみていないと歌いきれない曲」 と語っていると聞いて
彼女をもってしても そんなことがあるのかと驚いています。

今もきれいな声を保っていらっしゃる宏美さん。 彼女の歌唱に耳を傾けながら、

私は 相性ピッタリのマーブルとスキンシップを図ってみようかな!




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   「イラスト工房」 「らぶらぼ」

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