こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

政治資金、角栄、キッシンジャー

2023年12月01日 | 日本のこと、世界のこと
いよいよ師走。
時間の経過を恐れてみたところで、逆戻りすることはないし、かといって意地悪に進んでしまうこともない。
全てのものに対し時は平等に進み、全てはやがて時の彼方に埋もれていく。

朝日新聞の朝刊の一面は感慨深いものだった。
トップは、安倍派のパー券がらみの政治資金に関すること、その横には田中角栄とキッシンジャーが並ぶ写真、真ん中下には生成AI。
安倍晋三の政治手腕が評価される一方で、政治の腐敗を放置していたということがまたもや明るみに出た。
モリカケ問題は闇に葬られ、政治家は襟を正すこともなくそのままずるずるだらしのないことを続けていた。

この前、ブラタモリでタモリが田中角栄のモノマネをちょっとやって見せたがアシスタントのアナウンサーはキョトンとした顔をしていた(注)。
ニクソン・キッシンジャー・田中角栄・周恩来らの時代の政治はドラマチックで面白かったと同時に、今ではとても考えられないことがまかり通っていた。
裏では一体何があったのだろうと思うと、もはやゴルゴ13に聞くしかないのだが、さいとうたかお氏もなくなってしまった。
でも、ブラックジャックが蘇ったのだから、生成AIに昭和の世界情勢をゴルゴ13に語ってもらうというのも面白いかもしれない。

世界中で価値観・倫理観が劇的に転換してしまい、人類の多くは生きていく指針、目標を失ってしまった。
フェイク情報の蔓延はこれに拍車をかけ、もはや何も信じられなくなった。
手塚治虫、さいとうたかおの手によらないブラックジャックやゴルゴ13は本当のブラックジャックでありゴルゴ13なのかだろうか?

限られた一部の人間のみしか、夢や希望を語ることはできず、その他大勢はどうやって生きていったらいいのかもわからないと考えるのは、年老いた人間の単なる戯言だろうか。
郷愁は無用か

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注;ブラタモリの一件
ブラタモリ「東京・目白〜目白ブランドの正体とは?〜」: 2023年11月18日  目白御殿の話の途中でタモリが”まぁ、そのぉー”とやったのだが、若い女子アナはそれが何のことなのかもわからず、不思議な顔をしながら何となく相槌をうっていた。タモリが、”スベッた”と感じたようで、これ、誰にでもできるんだよ、とか言いながらごまかしていた。さらに、NHKは間抜けにも”貴重なモノマネ”とかいうテロップを流していた。タモリのライブ感を全く活かすことのできないアナウンサー、スタッフのレベルの低さに呆れてしまった。タモリの面白さのわからない人がブラタモリを作っているようでは、タモリ自身もがっかりだろう。


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