「センセーはマジメだから、大変でしょ。」と、言われることがある。複数の人から言われるが、人によって立場が違うので、どれも同じ意味に捉えることはできないが、一般的なマジメ、というニュアンスで使われているのだと思う。心の内の実際を知らない人から見たら、コロ健、案外マジメに見えるのかもしれない。だが、「大変でしょ」といわれてもピンと来ない。なぜなら、私は”マジメ”ではないからだ。
この辺のことは、このブログをよく読んで下さっている方には理解してもらえると思う。そして、このブログの中の私は、本当の私と現実の私の真ん中あたりにあると思っている。ただ、本当というか思っている私と現実に行動している個体としての私、どっちがどっちなのかまではわからないでいる。
はたして、思っていることと現実社会での行動が曖昧になっているということが、いいことなのかそうでもないのか。
そんなことは関係なく、すくなくとも理想として、私はよりよい人間を目指している。このことが真面目といわれているのかどうかは、よくわからない。
では、私にとって具体的にどういうことが真面目なのかといえば、私としては通勤時間も惜しんで、365日仕事漬けで、ずっと高いテンションで頑張ること、となる。私の周りにこういうように見える医者は多いし、そういう医者には業績もある。で、こういう人間でない私は、不真面目ということになり、日々そのことを悩み続ける。
生き方は人それぞれなので、気にする必要もないのだろうが、なかなかそうもいかない。
とはいえ、やっぱり私は「マジメ」といわれるほど、マジメではないことだけはたしかだ。じゃあ、マジメじゃない、と言われるとそれはどういうことを言うのかがわからないので、これまた表現しがたいものだ。