こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

もう、頑張らなくていいよ

2019年11月19日 | 犬との暮らし
フラットコーテッドレトリバーのナイトの容態が急速に悪化してから4日。昨日は少し持ち直したようで、私を送りに出てきてくれたり、往診の獣医さんを家の中に招き入れたりと、調子が良かった。私の帰りの迎えにも出てきてくれたのだけど、夜から再び調子が悪くなった。
ここのところ、娘が横で寝ているのだけど、一晩中苦しかったらしく、夜中からは妻も一緒に寝ていた。
今朝、様子を見たらお腹で息をしていて、とても苦しそうだ。
「おはよう」と声をかけ、手を握ると尻尾を振ってくれる。本当に人のことが好きな犬だ。


出がけに、「ナイト、がんばって。パパが帰るまで待っていてね。」と、顔を撫でながら声をかけたら、妻が「もう、十分がんばっているのだからそんなこと言わないであげて」という。
たしかにそうだ。みんなと少しでも長く一緒にいたいと思っているのはほかならぬナイトだし、抗がん剤治療でもう十分がんばった。
「そうだね、勝手なこと言ってごめんね、ナイト、がんぱってきたもんね。そんなにがんばらなくてもなくていいよ。」と声をかけて顔を近づけたら、起き上がって私の顔を舐めてくれた。
「今日は送りにこなくていいからね。」と声をかけたら、ナイトはその場で立ったまま、私のことをいつもの優しい眼差しで見送ってくれた。

じゃあね、いってきます

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