こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

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よりよく生きるにはどうしたらいい?

福島行・・・親友宅へ

2011年08月06日 | 家族のこと
福島県内に居を構えた中高の親友宅へ、5年越しとなってしまった新築祝いに妻と二人で行った。
スカイツリーの偉容に感じ入りつつ東京をあとに。


さて、福島といえば、名物の一つに、喜多方ラーメンがある。
妻も私も大のラーメン好き、東京に出店のある喜多方ラーメンは20年程昔のラーメンブームのはしりの頃に続々とできたように思う。前々から、是非一度訪ねたいと思っていた。
というわけで、訪れたいお店をネットでしらべておいてから、いざ訪ねたお店は、坂内食堂のすぐお隣りの松食堂。お隣の坂内食堂は長蛇の列だったが、こちらは一組待ちで入れた。坂内食堂はそれこそ、20年前より都内でも食べることができる。

年甲斐もなく大盛などたのんでしまったが、とても美味しくいただいた。やっぱり、この縮れ麺とチャーシューはいいものです。

食後は喜多方市内を少し歩いてお蔵見学。造り酒屋のお蔵に入ったら、外とはうって変わって、中はヒンヤリしていて気持ち良かった。


腹ごしらえも済んで、友人の家を訪ねた。
2年に一度はクラス会を開く仲の良いクラス。われわれはその中の中心メンバーなので、ほぼ毎年会ってはいるのだが、家を訪ねるのは初めてのことだった。
美人の令夫人も交え(彼女とは結婚式以来)、4人で積もる話をすることができた。
二人のお子さんは、妻が見立てたおみやげに夢中になってくれて、ずっと横で静かにしていてくれた。
一口に福島と言っても広く、地域によってずいぶん違うそうだ。福島第一原子力発電所からは60キロほど離れている彼のところは放射能の被害は無いとのこと。困るのは、地震の被害はそれほどでもなかったものの、原発事故で、(これまで築いてきたもの)すべてが吹っ飛んだ、と頭を抱えていた。
最近、彼の地でいろいろと上向いていたところで、気の毒にも、とても無念そうだった。

東電が悪いとはいうものの、少なくとも首都圏で原発の電気を使ってきて、今でも使い続けているわれわれは、ともにそのつらさを分かち合う必要がある。原発推進、とか原発安全神話が嘘だったとわかったところで、原発が生み出す電気にどっぷりつかってきたのはほかならぬ私たちだ。原発の生み出す電気をもとに、首都圏の諸都市は肥大してきた。

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