こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

どこまで許せる?どこからは許せない?

2012年02月22日 | 日々思うこと、考えること
先日、新聞の投書欄に、『今の世の中、寛容さが失われてきている』というものが載っていた。
これは、暖炉の煙が迷惑、という投書がきっかけとなった挙げ句の話なのだが、確かに世の中以前ほど寛容では無い。
私の家のまわりには暖炉の煙突が3個見える。

家に帰ると暖炉からと思われる臭いがどこかからしてくる。たき火によく似ている。
たしかに、気にならないかといわれると、気にならなくもないが、家に入ってしまえば臭いはしない。
昼間だと、干した洗濯物や布団に臭いがつくのは確かだろう。
たき火はそんなことで、やれなくなってきている。暖炉のことを悪く思う人がいても仕方ない。

さて、これは、寛容さが失われたからなのかどうなのか。

何をどこまで許せて、どこからは許せないか。

臭い、騒音、その他もろもろのマナー。
人それぞれ、好みも、許容範囲も異なる。

社会で皆が一緒に暮らすには困難を伴う。けれども一緒でなければ、人間は生きていけない。

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