こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

もう2月、鬼は外へ

2018年02月03日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと

大雪に気を取られていたら、いつの間にやら2月3日、あしたは立春。早いものだ。夜の明けるのもいつの間にか早くなっていて、真っ暗な中を出るということはなくなった。

やはり、太陽の光を浴びないとスイッチは入らない。2月は瞬く間に過ぎてしまうから、目をしっかり開けていないといけない。

プロ野球のキャンプインとおなじで、小さい研究会が春の知らせとともにいろいろ始動する。

自主トレ期間に何をどれだけやっていたか、ということが問題になるが、コロ健、この年末年始も家のことにいろいろ関わっていたらあっという間に過ぎてしまった。この先に待っている、というかやっておかなくてはいけなかった、一部済ませておかなくてはいけなかった仕事を考えると結構キツそうでめげそうにもなるが踏ん張らないといけない。

そんなにいろいろ仕事を抱えて、それってお金になるの?というと、お金になる仕事などそうはない。

まったくないというと嘘で、研究に関わる実費は出るがそれだけだ。アルバイトにでもいったら、よほどお金になるが、これに関しては一緒に研究を推進している臨床医も同じで、彼らもバイトにいかないで頑張っている。

お金のためじゃなければ、じゃあなんでやってるの?と言われると、なんだろう、やっぱりこれが医学者の使命なんじゃないかと思う。

高給取りの医者はいくらでもいるけれど、私は研究活動がやりたくて、大学病院の名のつくところにしがみついている。

50歳台も半ばの盛りを過ぎつつある研究者だけど、やれることはまだ何かあるとは思っている。研究班とか講演で、誰も声をかけてくれなくなるまではそこに踏みとどまっていたい。

こういう自分の年齢からくる衰えとか、力量不足といったことを考えるようなこと自体がネガティブサイクルの始まり、心の中の鬼が喜んでいる。

今夜の豆まきでは、そんな心の中の鬼に出ていってもらえるようにしようと思う。

福を呼び込むのは自分

ブログランキング・にほんブログ村へ←いいね!のかわりに→


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。