こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

人新世時代の夏の過ごし方

2023年07月20日 | 日々思うこと、考えること
薄曇りで、暑さ一服と言いたいところだが、梅雨明け前ということだけあって蒸し暑い。
この暑さは今年になって特にひどいのかと去年の今頃のエントリーを読んだら、やはり熱帯夜に悲鳴をあげていて、似たようなものだった。
先日天気予報で、偏西風の蛇行の幅が狭まってその南側が酷暑に見舞われているという。
さすがは人新世というだけあって地球環境が変わりつつある。
コロナといえば、第7波、自分は4度目のワクチンをうけていた。
去年の今頃、真面目にマスクをつけていたのだろうか?

やっぱり夏は夏、楽しいし、そんな話題を目にすることが多い。
海や花火、夏祭り。
こんなに暑いのによくぞ頑張るものだと感心するが、伝統もあるし、そもそもそれで生活している人がいるのだから経済効果を評価しなくてはいけない。

だが、これに伴う水難事故、雑踏事故そして熱中症がもたらす被害もバカにならない。
海水浴に川遊びなど、わざわざ行かなくても、いや、少なくともそれほど水に入らなければいいのに、ついリスクをとってしまう。

各地の花火大会では有料の場所が増えているという。
鎌倉の花火大会は今年はやらないようだが、由比ヶ浜と材木座、それぞれの入場料を3000円程度取ったら経費もだいぶ浮くのではないだろうか。
まあ、その分あぶれた人が周りの道にあふれて、結局雑踏事故が起きてしまうかもしれない。

夏祭りの思い出というのも、すぐに破けた金魚掬いのポイの穴ぐらいで、ほとんど覚えてない。
今にして思えば、夏祭りというのはなんのためにやっていたのだろうかと思う。
地域交流のためなのかもしれないが、もともと行動範囲の狭い小学生だった私など、出かけたところで顔を合わすのは小学校の先輩後輩同級生で何も変わり映えしなかった。
そして昼日中にやったら熱中症の危険が先立つ。
夏といえば汗だが、部活動も暑い最中によくやったもので、しっかり熱中症になったこともあった。

今や暑さは一層進み、命の危険すらある時代、あらゆることに様式の変更が求められている。

夏の話題、というか思い出はいくらでも出てくるが、唯一安心だったのは、受験勉強をした予備校図書館。
快適な環境の中、日々刻苦勉励、大変生産的だったといえる。
人新世時代、人類はパックされた空間に暮らすようになりつつある。
それほど頑張らなかった

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