
今回の研究会、中国の臨床の先生が、専門分野の病理診断の勉強をする、というのが主たる目的で、私たち病理医はレクチャラーとして招いていただいた。
同行した日本人の先生が撮ってくれたのがこの写真。
英語での発表だったので、原稿を読んだのだが、それなりに顔をあげてしゃべった。
内容は、これまで講演した事のあることをいくつかまとめたものだったし、予演会も何度か済ませていったので、自信はあったのだが、いざ、時間を調整したり、”英語的”な表現を目指すと、結構プレッシャーになって、直前でばたばたしてしまった。

英語ではまず、結論をバーーン!!と、言っちゃって、あとから、説明をする、という掴みが、一般的なパターンのようで、日本語で、これがこうで、あれがあーで、だからこうなります。みたいなのだと、ダメなので、どうやって、文章を作ろうか、とずいぶん苦労した。
前の文章を受けて、それをつなげるのが結構大変で、発表前夜は推敲と予行演習であまり眠れなかった。
終わってみると、評判はまずまず、30分のミニレクチャーだったが、20分くらいディスカッションがあって、それなりに充実したものになって、ホッとした。
