一体全体自分はいったい何のためにこんなことやっているのだろうかと思うけど,運命というか流れというか、そう言ったものにあらがってまで自分の人生を変えていこうとは思わない。
今の私に不満はありません。
というようなことを、40歳になった頃ある人に言ったら、こっぴどく叱られた。
曰く、君はそんなことに満足しているのか?そんなことでは、君にこの先の向上は無い。
狂ったようにそう言われ、私はうろたえ、ずいぶん落ち込んだ。言われたのが旅先だったので、部屋に帰って一人になったときには、孤独感と相まって自殺しようかとさえ考えたほどだった。ちなみに、言った方は今では何も覚えていないに違いない。
その時はなんとか乗り切ったけど、その言葉はずっと心に引っかかっている。私が、今だにのびないのもそんな”甘え”があるからだろうけど、それを克服しようという気にもならない。たぶん、あの時もそうだったに違いない。結局、やれることというのには限度があるのだ。
だが、どうだろう。頑張りにも限度があって、未だに、能力がいまひとつでちょっと足りないせいで、仕事ではあれこれ苦労してる。けれども、なんとかかんとかいっても私と一緒にいてくれる家族はいるし、本当につらいとき手を差し伸べてくれる人もいる。結局、それから一回り(12年)経ったけど、今の私はあの頃の私と何も変わっていない、という意味で、不満は無い。
人間の欲望はきりがない、もっと多くの何かを得るための努力が必要なのかもしれないが、今に感謝し、満足していれば、それでいいのだ。
それでも私にはきついけどね
他山の石として、そういう言い方ができるような人間になりたいものです。
お邪魔します。
コロ健さんはひどく落ち込んだそうですが、私は反抗的なので怒りまくったことでしょう。
異なる価値観をぶつけるのは意味のあることでしょうが、やはり言い方が肝腎だと思いますね。
例えば「現状に満足せずにもっとがんばれば、能力も伸びると思うよ」などと穏やかに言えば、少なくともつらい思い出として残ることはなかったと思うんですけど・・・。
それではまた。
人間知らずというか、、、(笑)
一応まっとうに生きてきた人間は傍から言われたからといって簡単に生き方考え方を反省するものでしょうか。
ちょっとは反省しても思い直すことはないでしょう、それでいいのだ。