こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

岸田総理の"新しい資本主義"はいまどこに

2023年02月02日 | 日々思うこと、考えること
昨日の南風とは打って変わり今日は北風。
暖かさは少し残っていて出かける時間は比較的楽だった。
雨は相変わらず少ない。
年末に買ったウサギの絵の書いてあるワイン、一年間飾っておくつもりだったのに、昨晩つい、抜栓してしまった。
そんなに高いものではないが、ラベルをろくにみることもせずに開けているような調子だから、酒量がなかなか減らない。


ニュースで流されるものでしかしらないが、岸田総理の国会での相変わらずの朗読答弁を聞いているのがだんだん嫌になってきた。
岸田総理が”新しい資本主義”を打ち出した時、それを読んで私はそれなりにいいことだと思った。
だが、どうもあれはそれまでに考えていた自説のまとめで、あれが彼の精一杯だったのかと思うようになった。

私なんぞでも、専門家として持っているネタはそれほど多くない。
”引き出しの多い人”というのもいるが、専門分野はしょせん一つで、それを深くやっているかどうかという程度だ。
一つのことを極めるとそれに関連して大きな裾野を持つことになるので、それで話を引っ張ることができるが、それも2度3度やったらマンネリになる。
”新しい資本主義”も岸田総理のとっておきのネタだったのだろうが、あとが続かない。
凡庸な人間というのはいくらでもいるので、私を含め大概はそうなってしまうが、総理大臣たろうという人であればそんなことはあるまいと期待していたので、失望感が拭えない。

”新しい資本主義”は従来型の資本主義を大きく転換する新しい経済概念だったはずなのに、それは尻切れトンボとなってしまった。
故安倍元総理がアベノミクスに固執したような頑固さもなく、”新しい資本主義”はどこへいったのかももはや見えなくなりつつある。

あれ(”新しい資本主義”)はどうなったの?
と岸田総理に問うたら、もちろん、

基本的政策方針として堅持している

と返答するだろうが、その姿がなかなか見えないのが残念だ。
とっておきのネタを出したらこれまでで、応用も何も効かなかったわけでしょせんこんなものだったのかと諦めるしかない。

まあ、私にしても3日続けて自分の死生観を開陳したかったができず、自分の凡庸さを嘆くばかりであり、しょせんこんな程度の人間がない知恵を絞って右往左往しているだけなのだろう。
そんなのが戦争を起こしてはいけない

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