医局の机の窓の目の前には雑木林の面影が残っていて、休憩時間には緑を見て目を休ませている。そのうちの1本がしばらく前から茶色くなっていて、ナラ枯れ病ではないかと気になっていた。妻にそのことを話したら、事務に知らせたらどうかと言われ、まずは自分の目で確かめてからそうしようとしていたら、昨日その木のところがぽっかりなくなっていることに気がついた。妻は”気にしている人がいたのね”と喜んでくれたが、私もホッとした。実際ナラ枯れ病だったのかはわからないが、病院の周りには他にも同じような気がチラホラあって、流行っているのではないかと心配。鎌倉でも状況は深刻で、文学館の裏あたりにも茶色の木が目立っている。
さて、レ・ミゼラブルはいよいよ4巻を読み終えた。このまま一気に最後まで読みたいところだが、もったいないというのと往復の読書時間を他に充てなくてはいけない状況になり、落ち着くまでお休みしようと思う。それに何より、これまでの4巻を熟成するのも大切だろう。
読んだ本の数:1
読んだページ数:545
ナイス数:32
第四部 プリュメ通りの牧歌とサン・ドニ通りの叙事詩
"「わたしは、コゼット」"
多くの人の運命が交錯し、物語は群像劇の様相を呈してきた。始まる前から負け戦のために若者たちが築いたバリケードは安田講堂。いよいよ怒涛の第五部、ABCの面々、ジャベール、テナルディエ、ジャン・バルジャン、マリユスの運命やいかに。そして、コゼットはこのままか。大団円へ。
648ページは長く、時として辛かった。
読了日:08月16日 著者:ユゴー
買ってはあるので
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