こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

子供=若者にはいつでもご機嫌でいてもらおう

2018年06月01日 | 日々思うこと、考えること

自分の子供というのはいつまでたっても子供だ。赤ちゃんをあやすのは、泣き止んで欲しいからではなくて笑顔を見たいからだ。そして、その思いは子供が大人になっても続く。私にしても息子や娘が不機嫌であったり、悲しそうだったりすると気になって、あまりに酷ければ何かあったかと尋ねてしまう。少々のことがあっても、放っておいて悪くない年廻りなのにどうしてだろうと思ったら、いつまでたっても子供は子供だからだということに気がついた。だから、子供たちには大人になってもいつもご機嫌で、ニコニコしていてほしい。

子供ができる前に、私の先輩から3歳までの子供の笑顔で親は一生やっていけると教えられたことがある。たしかに、あの頃のことを(写真を見たりして)思い出すと、幸せだったし、随分いろいろなことを忘れてしまったのが残念に思えるほどだ。でも、せっかく神様から預からせてもらったのだから、それぐらい(?)の余録は許されるだろう。預かりものは、やがて社会に還元しなくてはいけない。この間、”子供を持たないでいたら、老後は他人の子供に育ててもらうことになる”みたいなことを言っていた代議士がいたけれど、それは子供は社会で育てるもの、という意識の欠如だし、子供を含めて人を所有物として捉えているから出てくる考えのような気がする。

子供とは、社会全体の後継者であり、子供には元気で希望を持っていて欲しい。そして、子供とは、すなわちこれからの社会を背負っていく若者のことと言えるだろう。そういう、若者たちにはいつもご機嫌でいて欲しいと思う。

若者から搾取することをしてはいけない

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