こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

うれしいプレゼント

2013年12月08日 | 家族のこと

朝一番に、大学生になる息子が「散歩に行こう!」と起こしにやってきた。
いったいどういう風の吹き回しかといぶかしく思いながらも、寝ぼけながら身繕いをしてマルチーズのコロとフラットコーテッドレトリバーのナイトも連れて、鎌倉の紅葉の名所、獅子舞を目指し、4人と2匹で歩き出した。

子供たちがまだ小学生の頃は月に1、2度は鎌倉アルプスといわれる天園ハイキングコースをはじめとする、鎌倉のハイキングコースを家族4人で歩いていたが、息子が高学年になったあたりからはいつの間にか、そんなこともなくなっていた。



先週
に比べると、あいにくの曇天ではあったけれど、軽い汗をかきながら山を登っているうちに、子供たちが小さかった頃のハイキングを思い出した。
息子がまだ小学校に上がったばかり位の頃は、娘のことは半分歩かせ、半分はおぶっていた。犬たちはまだいなかった。
その頃のことを思い出すと、膝の痛みもついつい忘れて、張り切って歩くことができる。



天園の紅葉はほとんど終わってしまっていたけれども、10年前を思い出して見ると美しさも感慨深い。
12月8日は、コロ健の誕生日。今年で50歳になる。
息子が、私が一番喜ぶプレゼントはなにかということで、妻と娘に相談したらしい。
たしかに嬉しいプレゼントだった。

人間、生きている限りはどれほど生きることができるかなどわからない。でも、こうやって、今年、こういううれしいプレゼントを受け取れたことは、死ぬときまで忘れないでいたい。



山をおりて、私の先を歩く家族の後ろ姿をみながら、そう思った。



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