こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

夏の訪れはいささか乱暴

2013年07月10日 | 通勤・交通・旅行
日本には四季があり、そのゆるやかな移り変わりを感じるのは楽しい。
だが、梅雨明けだけは勝手が違う。
梅雨が明けるといきなり夏がやってくる。
体が慣れる前に訪れる夏は、いささか乱暴だ。

とくに、今年の夏はとてつもなく暑くなりそうだ。梅雨明けと同時に東京では35度まで気温が上がるようになったし、山梨では39度とか。
連日、熱中症とみられる症状で病院に運ばれる人がいるようだ。私も、朝晩の通勤を考えなければならない季節がやってきた。このブログでも、毎年暑さに関することを書いている。
都内の駅を降りてから病院までの40分足らずを、どのみちを通っていくのか、というのは真剣に考えなくてはならない問題だ。
そもそも、電車を降りるのがいやになるほどなのだが、それは仕方ない。

冬と逆の選択をする四つ角がここ。まっすぐ行くと延々と日当りの道。左折すると小川沿いの木陰の道。

とうぜん、小川沿いの道を歩く。

しばらく行くと、このブログでもしばしば出てくる神社の前に出る。病院は高台にあるので、どこかで坂を上らないとならないのだが、神社の石段が手摺りもあって、一番楽なのだけど、鎮守の森を抜けた後は、ずっと日当りの道になる。

したがって、結局、少しでも涼を求めて小川沿いの道を進む。街路樹も多い。そうこうするうちに、数本のクチナシの植わっているところまで来る。

その横の坂を上がると、いくつかのルートの集まる道となる。民家の壁際を歩いて直射日光を避ける。
でも、この辺りまでくると、汗だく。
最後に、病院の手前の比較的大きな公園に入る。緑が多く、歩くのは楽だ。
ここまでくれば病院は目の前。今日も無事到着した。

こうして、毎日日陰を探しながら歩く。
6月に買った帽子が重宝する。
タオルハンカチは必ず持っているし、病院に着いたら下着は替える。
それでも、上がった体温が下がるのに10分ほどかかる。
熱中症にはくれぐれも注意しなければならない。

にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ