先日、日航機墜落事故(1985年8月)をテーマにした映画「クライマーズ・ハイ」を見てきました。
舞台が群馬県の地方新聞社ということもあり、興味を持っていました。
テーマは新聞社内の派閥、出世、自己顕示、嫉妬、人間関係などサラリーマン社会にありがちな日常を描いていました。
確かに現在のサラリーマンに比べると、当時の方がエネルギッシュな企業戦士というイメージが強かったように思います。
現在、社内で熱い論争のようなシーンはあまり見かけなくなりました。善悪は云えませんが企業や社会の活性化という面では、あの頃の方が活気があったと思います。
◇ ◇ ◇
事故の犠牲者に歌手の坂本九さんがいました。
「上を向いてあるこう」、「見上げてごらん夜の星を」など、独特の歌い方で人気がありました。
あの頃の平和な時代の庶民派スターでしたが、現代のスピーディな時代では受け入れられないかも知れませんね。