マイカー王国の群馬!
成人の85%は運転免許を持ち、運転免許保有率は男女ともに全国一です。
昨年の県の調査では、
100メートルに満たない距離でも群馬県民の4人に1人が車を使ういう結果が出ました。目の前のコンビニへ行くのにもマイカーで行く始末です。
実は都会人は、家から駅までや、電車の乗り換えなので、かなり歩きます。一方、群馬などの地方はクルマがないと生きていけない状態なので、どこへ行くにもクルマで、ドアツードアの生活です。
日常生活で歩かない群馬県民が多くなっています。
群馬県民は、高校生までは自転車通学が多いので、足をよく動かしますが、運転免許を取って、クルマに乗り出すと、自転車にも乗らないし、歩かない!
これは、群馬の気象にも少し関係しています。夏は最高気温が伊勢崎や館林などで日本一を記録するので、
「暑くて歩きたくない!」冬は、からっ風が吹くので、
「寒くて歩きたくない!」
生活習慣病の代表格である「糖尿病」「高血圧」「高脂血症」は、群馬県民には意外に多いそうです。
糖尿病と言えば、まず食事療法で「糖質制限食」が良いそうですが、食事以上に大事なのが
、「とにかく歩く」ことなんだそうです。
「1日の歩行時間が30分に満たない人は、糖尿病になっているリスクが高い可能性がある」と、国立がん研究センターの研究チームが昨年、発表しました。
「ジムへ通って運動しているから大丈夫」という人がいますが、自宅からクルマでジムへ通っていては、本末転倒です。せめてジム通いは自転車か歩いていくのがイイのでは?
「歩く」ことに抵抗を感じている群馬県民が実に多いです。最初は5分程度でいいそうで、少しずつ増やしていけばいいのだとか。
足は第二の心臓とも言われ、歩くことで血流が良くなり、足の筋力が付き、身体が健康になるそうです。
現代病の1つに不眠症があります。やはり歩くことで、夜ぐっすりと眠れるそうになるそうです。
女性に多い「便秘」。腸の動きが悪いからなるそうで、それには、やはり歩くのが一番だそうです。
2006年、NHK-BSで放送された「街道てくてく旅~東海道五十三次~」を歩いた旅人の元日本代表のサッカー選手の岩本輝雄さんは、なかなか足の怪我が良くならなかったそうですが、この「てくてく旅」を終えたら、足がウソのように良くなっていたそうです。
江戸時代の庶民は、1日約3万歩歩いていたそうです。現代人の約6倍です。だから健康で幸せだったんです。
明治や大正時代の人もよく歩いてたそうです。
ケンミンの近所の方に明治生まれで、105歳まで生きたお婆さんが住んでいましたが、若いころは、汽車に乗るお金がなかったので、どこへ行くのにも歩いていたそうで、片道約20kmは日帰りで歩くのは当たり前だったそうです。
便利な生活(クルマ)になるほど、歩かなくなり、病気にかかりやすくなる。
目標:毎日30分歩こう!
ちなみにケンミンは、早朝、約30分歩いてから出勤します。朝日を浴びながら歩くとさらに効果的なんだそうです。
では。