kenharuの日記

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2013-09-19 | 旅行記
居間からの眺め。

この家に住めるのも、残り10日あまりになった。

今日も自宅周りを散歩。
定住生活を始めてから一月半が過ぎ、今ではほとんどの道を歩いてしまった。
同じ道でも、季節が移れば、田園風景や道端の植物は様子を変える。
タマネギやジャガイモは、今が収穫の最盛期だ。

一面に緑色だった畑が、土色に変わった。

住宅地の花壇には、僅かにラベンダーの花が残っていて、何羽ものモンシロチョウが飛び回っていた。


草刈された道端には、外来種のタンポポモドキが咲いている。
吸蜜しているのはモンキチョウ。


民家の玄関先に咲くキバナコスモスには、1羽のアゲハチョウ。


今朝は8度まで冷え込んだ。
蝶が飛ぶ気温は、おおむね15度以上と言われるから、蝶たちの季節はそろそろお終いである。
ボクらの北海道暮らしも、いよいよ終盤だ。
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台風明けの釣り

2013-09-18 | 旅行記
昨日は友人と一緒に、釣り場の下見をしてから、斜里町のみどり工房にP泊した。
入浴は、「65歳以上は100円」の、ウナベツ自然休養村の温泉。

内風呂だけの小さな浴室だが、ヌルヌルした泉質が素晴らしかった。

そして今日は、斜里町の北方にある漁港で、6時ごろから竿を出した。
朝は慣れたウキルアーで一本目を釣った。
午後は、漁師さんに教わったばかりの、フカセ釣りを試した。

その漁師さんたちの、昨日の釣りっぷりはすごかった。
たいていの釣人がボウズか、せいぜい1本というのに、半日に2人で20本を釣っていた。
その獲物は、ルアーには食いつきにくい、真っ黒いサケばかり。

自分のフカセ仕掛けを見てもらい、コツを教わった。
指摘されたのは4つ。
(1)50センチほど棚が浅い。棚をキッチリ合わせないと釣れない。
(2)針先は、先端をイカに差すなどして、魚から見えないように隠すこと。
(3)アタリへの合わせは、思いっきり大きくしゃくる。
(4)餌は大きいほうが良い。高級なエビなどは要らない。サンマでじゅうぶん。

結局、今日の釣果はオスメスの2本だった。

後処理を考えれば、獲物は2本ぐらいがちょうど良い。

帰宅すると、早速さばき作業。

愛用のビニールエプロンは100均もの。
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雨篭り

2013-09-16 | 旅行記
昨日は、中標津での用事を済ませると、眺めの良い開陽台や森林公園で遊び、夕方になって降り出した雨の中を、一気に大空町の自宅まで戻った。

写真は開陽台付近の道。

起伏しながらも、真っ直ぐに伸びて天空へと消える、いかにも北海道らしい直線道路である。

昨夕からの雨は、そのままやまずに、今日も一日降り続いた。
だから今日は、敷きっぱなしの布団の上で、ゴロ寝と読書。
時々、本の文字から眼を離しては、釣りのことを考えた。

明朝には、大型台風がオホーツクを通過する。
海が荒れれば、沿岸の海水温が下がるだろう。
温かな海水に阻まれていたサケの群れが、海岸に接近する。
台風の余波を避けて、大群が漁港内に入るかもしれない。

そういう幸運に遭遇すると、釣り場は入れ食いになる。
一昨年、半日で30本以上も釣り上げたキャンピングカー仲間が居る。
クルマ暮らしの彼が、釣ったサケの処理に難儀したという話は考えないことにして、ボクも一度で良いから、そういう夢のような大釣りをしてみたい。

カミさんは読書の合間に、ビーズの白鳥を作った。
前回の作品よりも「クチバシを短くして、尾羽を盛り上らせた」という。

今度は白鳥らしくなった。
これなら鵜には見えない。
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変わったキャンピングカー

2013-09-15 | 旅行記
今日は中標津町で終日遊んだ。

いつもはパソコンで見ている自分のブログだが、スマホで見ると、パソコンとは別の情報が提供されていることに気づいた。
その情報から、自分の過去記事の中で、2011年に書いた「変わったキャンピングカー」という記事の閲覧数が多いことが分かった。
久し振りに読み返したら、これがなかなか面白い。
以下にコピーを載せることにした。

******************

ネットで見かけた、愉快なキャンピングカーを紹介。

キャンピングバイク小型

室内にはシンクや収納など、一通りの機能が揃っているとか。

キャンピングバイク大型

これは実用的に見える。

ミニバイクトレーラー

時速10キロ以下。高速走行はムリ。

自転車トレーラー

伸縮式で、長身の人でも寝られるらしい。

キャンピング自転車

自転車大国の中国ならではだ。

クルマが載るキャンピングカー

これはドイツ。

バスコン木造住宅

ボンネットバスに薪ストーブ。

キャブコン木造住宅

ボロい板張り外装に、おしゃれなデッキ。

キャブコン和風2階建て

2階の屋根部分は油圧で上がる仕組み。
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厄日

2013-09-14 | 旅行記
朝から身体がかったるくって、気分がシャンとしない。
同じ生活をしているからか、カミさんも同じ状態だと言う。
考えてみれば、定住生活を始めてから、釣り以外の外出をしていない。
ボクのわがままが過ぎているなと反省し、「川北温泉に行こう」ということになった。

山越えの道を小清水方面に走った。
一時停止標識のある、見通しの良い交差点に差し掛かった。
安全確認をして、だらだらと左折したら、繁みに隠れていたパトカーがサイレンを鳴らして出てきた。

取締りのある交差点だと知っていたから、意識の上では一時停止しているのだが、物理的には完全停止していなかったのだろう。
「大空町に住んでいる」と言ったら、ポリさんは一瞬「捕まえるんじゃなかった」という表情を見せたから、他府県ナンバーを確認してから追いかけてきたのかもしれない。

ポリさんが書いた伝票にサインしかけた時に、ドライブレコーダーを取り付けてあることを思い出した。
「ドライブレコーダーの映像を再生して、一時停止の状況を確認してからサインしますよ。完全には止まっていないかもしれないが、もし止まったも同然のような映像だったら、あなたの仕事の品質を問題にしますよ」
ポリさんを待たせてパソコンを立ち上げ、ドライブレコーダーのメモリーカードを再生しようとしたら、なんと、パソコンに動画再生ソフトを入れていなかった。

「ソフトをメーカーからダウンロードするのに時間がかかる。あなたは取り締まりを続けていてください」と言ったら、「この件が終わらないと、別の仕事にはかかれません」。
ポリさんを外に待たせたまま、クルマに閉じこもって、インターネットでソフトを探したが、人里離れた山中なので通信速度がやたらに遅い。

「町まで下りないと通信が出来ないみたいだから、一緒に、あなたの上司が居る網走警察署まで行きましょう。警察署の前でダウンロードしますから、後をついてきてください」
ボクがパトカーを先導して、網走市内まで走り出した。

山を下りて国道244に出た。
パトカーを先導しているので、時速50キロの道は50キロ、40キロのところはきっちり40キロで走る。
バックミラーを見ると、後方は大名行列。

ボクの威勢が良かったのはここまでで、この続きがお粗末だった。
メーカーのホームページにはダウンロード用のソフトが用意されていなかったのである。
証拠の動画が出せなければ、何の説得力もない。
旗色が悪い、となれば長居は無用。
さっさと伝票にサインして、警察署を後にした。
罰金7000円也。

1時間ほどのロスをしてから川北温泉に向かった。
川北温泉は無料露天風呂で、二人とも、白濁した硫黄泉がお気に入りである。
知床半島の付け根にある根北峠を越えて、川北温泉への林道に入ると、道が閉鎖されていた。


雨で道路が流された、とある。

今日はついていない。

中標津に到着したのは、午後4時過ぎになってしまった。
温泉雑誌のパスポートが使えるトーヨーグランドホテルは、4時までしか入浴できない。
仕方なく、市内のマルエーホテルに行ってみたら、駐車場が満車で入れない。こんな混雑は初めてである。
男ばかりの団体客が入ったようで、賑やかな宴会騒音が聞こえてくる。
今日は湯が汚れているかもしれない。

近くに路上駐車して入浴。
頭のてっぺんから、足のつま先までを泡だらけにして、今日の不運を洗い流した。
風呂上がりに「ヌルヌルの白濁した湯だった」と言ったら、カミさんは「女湯は透明だったよ」。

今日はこんな1日だった。
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鉄道旅のお客

2013-09-13 | 旅行記
我が家のお客は、ほぼ全員がキャンピングカー乗りである。
しかし今日は珍しいことに、鉄道旅の客人を駅まで出迎えた。
気心の知れた旧友である。

初めて見る女満別駅。

ホームしかない無人駅だと思っていたから、まずは立派さに驚く。

しゃれた建物に入ってみると、駅舎は図書館と一緒になっている。

写真中央の窓口は切符売り場に見えるが、「めまんべつガイド」という観光案内所である。
駅員の姿も切符の自販機も見えないから、やはり無人駅のようだ。

図書館内の様子。

ヒマになったら、遊びに来てみようかな。

まもなく旧友・・・ハンチングを被った伊達男がホームに降り立った。

懐かしい顔。久し振りの出会いである。
食べて飲んで周辺観光をして、愉快な一日だった。
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カミさん復活中

2013-09-10 | 旅行記
昨日のことだが、すくったサケが網を破って、海中へ抜け落ちる事件があった。
3年もの間、タモを日光の当たる屋外に立てかけておいたため、ナイロンが劣化していたのである。
だらしない保管のせいで、冷や汗をかいた。

これが破れた古いネット。

破れが分かるようにと、長靴のつま先を穴から出して撮影した。

これは交換した新品ネット。


今日は、カミさんが動けるようになったので、美幌へ買い物に出た。
その道中で、巨大な積乱雲が並んだ、迫力満点の光景を見た。

雲の下は大荒れだろうな。

美幌市内に入ると、まるで烽火のような、タテ長の積乱雲が見えた。

これは積乱雲が発達中なのか、それとも衰退中なのか。
いずれにせよ、最近は不安定な天気が続いている。

帰宅した午後、山口のTご夫妻が遊びに来てくれた。
昨年はゆっくりしてもらえなかったが、今日はいろんな話が出来て良かった。
ご夫妻は、毎日40キロを歩いても平気という、健脚の持ち主である。
数日後には、洞爺湖一周のウォーキングに参加されると言う。
二人とも元気を貰ったような気がしてる。
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やっとの1本

2013-09-09 | 旅行記
網走港で朝を迎えた。
ボクひとりの車中泊である。
早朝4時からサケ釣りを始めた。

ところが、今朝の釣り場は低調。
夜明け前の一番釣れる時間を回っても、僅か2本程度しか上がらない。
一昨日までは良く釣れていたのに、昨日から魚影が薄くなっている。

しかし、日が高くなるにつれて釣れ始め、11時ごろには、見える範囲のほとんどの人に釣果があった。
ボクと隣の釣人だけがボウズで、互いに慰めあっていたのだが、この隣人はまもなく2本連続して釣り上げた。
今入ってきたばかりの釣り人までが釣ると、「4時から頑張っても、まだ釣れない人がいるのに」という声が聞こえた。

昼前に帰宅するつもりだったが、この状況では、とてもやめられない。
結局、午後1時まで粘り、ようやく1本を釣り上げたところでお終いにした。

帰宅すると、カミさんが寝込んでいた。
むかつきがあって、朝食と昼食を抜いたと言う。
もともと頑健なタチではなく、たまにこういうことがある。
軽い夕食をとって早寝したから、明日は大丈夫だろう。
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小さな祭り

2013-09-08 | 旅行記
コスモスの咲く道を散歩した。


女満別神社前を通ると、ちょうど今日が例大祭だった。


まもなく神輿の出発だという。
待つこと数分で、子供中心の隊列が出てきた。


乗馬姿の子供たち。

ぴょんと飛べばシャンと鳴る、そのしぐさが可愛らしい。

一本歯の下駄を履いた天狗が出てきて、


お次は本物の馬。


子供たちの馬は可愛いが、こいつの後姿はやけに逞しい。

今日はカミさんがスマートに見えるぞ。

そして、最後が神輿。


しばらく追従すると、メルヘンの丘が見える道を通った。

地方の小規模な祭りは廃れる傾向にあるが、北海道では住民たちに根付いているようだ。

明朝は網走港でサケ釣りをする。
釣果は運しだい。
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たべもの

2013-09-07 | 旅行記
昨日今日は、二人だけの静かな定住生活。
美味しいトマトを探しに出たり、料理を作ったりと、自宅に居ると、つい関心は食べることに向かう。
だから、今日のブログネタは食べ物三つ。

その①
毎日食べている黒ニンニクの皮むき。

その都度剥けば手指が汚れるからで、先々の分のまとめ剥きである。
これで元気に遊ぶぞ。

その②
味噌漬け筋子の試作品が完成。
イクラにしないで、姿のままを味噌漬けにした。


サケ子をキッチンペーパーで包み、酒と味醂で溶いた味噌を周囲に塗って、給水用の新聞紙で包んでおいた。
初回なのに、味付けも浸かり具合も大成功。
濃厚なコクとネットリ感が美味しい。

その③
近くの釣り場を覗きに行ってみた。
真昼間だというのに、目の前でサケが2本続けて上がった。
クルマに道具は揃っているが・・・今日はガマン。

その帰り道に、前から気になっていた店に立ち寄った。

いつ見ても客足が絶えない「リスの森」という、アイスクリーム専門店。

店内は順番待ちの行列。

土曜日とはいえ、ここは田舎町のさらに超郊外。
人よりもキツネのほうが多そうな場所なのに、どこから人が湧いて出たのか不思議である。


カミさんが「一番人気と二番人気をダブルにして下さい」と注文した。
コーンに載ってきたのは、ピスタチオと蜂蜜コーヒー。
ボクはその3割ほどを食べさせてもらったが、美味しかった。
カミさんの判定も「合格」。
アイスもソフトも、北海道の水準は高いようだ。
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