kenharuの日記

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斜里温泉

2013-09-24 | 旅行記
友人と二人、昨夜のうちに釣り場に入り、今朝は4時過ぎから漁港内の船溜まりで竿を出した。
まもなく、他の友人たちも現れた。
釣れているぞと聞いて出かけても、サケの動きは日ごとに変わる。
今日のボクの釣果はたった1本だった。
釣り場全体は不調だったが、幸い、ボクの友人たちは全員に釣果があった。

夕方、初めての「斜里温泉」に行ってみた。
昔の旅籠(はたご)をイメージさせる、古い1軒宿。
館内に入ると、ひと気が感じられない。

浴室はかなり老朽化している。
釣りで身体が冷えているのに、男湯はぬるかった。
湯に浸かって、しきりに身体を動かしても、なかなか温まらない。
シャワーで身体を温めようと、洗い場に座ったら、湯量が少なすぎるうえ、温度調節が難しい。
換気のために浴室の窓が細く開けられているから、寒くてしょうがない。
壁越しに女湯に声を掛けると、カミさんが「こっちは熱くてなかなか入れないから、水を入れている」と言う。

洗髪しようとしたら、シャンプーの容器がカラッポ。
女湯のシャンプーを壁越しに手渡してもらった。
女湯にはボデイソープが無いというので、物々交換になった。

いったん冷えてしまった身体は、ぬるい湯に長く浸かっても、なかなか温まらない。
ツルツルした良いモール泉なのに、とにかく寒い。
壁の向こうから「こっちのお風呂に入ったら」とカミさんが言う。
他の客は来そうもないから、そうしようかな。

先に風呂を出たカミさんが、女湯の入口で見張り番をし、ボクは裸のまま、廊下の反対側にある女湯に飛び込んだ。
「もし客が来たら、事情を説明して待ってもらって!」と言い、熱い湯船に浸かった。

この時、うかつなことに、ボクは脱いだ服を女湯の脱衣室に持って来なかった。
客が来たらどうしよう。
裸のまま廊下に出て、男湯に戻らねばならない・・・
カミさんも同じ心配をしたそうで、廊下の先の曲がり角に陣取って、お客を止める体勢をとっていてくれた。

幸い客は現れず、事なきを得た。
今日の温泉は、しっかり温まって、ちょっとしたスリルも楽しめた。
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2 コメント

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ハプニングな温泉ですね・・・ (畠mama)
2013-09-24 21:31:19
ぬるかったり暑かったりと、、、
折角の温泉なのに大変でしたね。。。
鮭も一日に1本位が調理するにはちょうど良いでしょうが、、、
釣り師の醍醐味は捌ききれないほどの釣果でしょうか。。。(@_@;)
畠mamaさん (kenharu)
2013-09-25 13:01:03
たいへんな温泉で、他にもビックリネタがありましたよ。
水と湯の蛇口をひねって調節し、シャワーを適温にしてから、シャワーから出る湯を止めておきました。
これを後で使ったら、今度はシャワーからは水しか出ません。それどころか、湯の蛇口からは水しか出なくなってしまいました。
混合栓が壊れていて、送湯管に水が大量に流れ込んでしまったようです。

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