【今日は何の日】 10月10日 ■ 釣りの日 太公望の由縁 ■ 目の愛護デー 小学生の70%が近視
一年365日、毎日が何かの日です。
季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。
これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。
独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。
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■ 釣りの日 太公望の由縁
全日本つり団体協議会と日本釣振興会が、1977(昭和52)年に制定しました。
全日本つり団体協議会は、「健全、かつ安全な釣り振興のために、釣り人、および遊漁船業に従事される方々に有益な情報を提供するとともに行政とのパイプ役を担います」というコンセプトの団体です。
釣り人の集まりで、種々の行事が行われているようです。
釣り人のことを「太公望」といいますが、太公望とは?
呂尚(りょしょう)は、 謚が「太公」です。紀元前11世紀ごろの古代中国春秋時代・周国の軍師としてしられ、後に、斉の始祖として現在の山東省を中心にした国です。
呂尚の姓は姜、氏は呂、字は子牙とか牙、諱は尚です。軍事長官である師の職に就いていたことから、「師尚父」とも呼ばれます。
謚が「太公」であることから、斉太公、姜太公の名でも呼ばれます。
呂尚は、釣りをよくしていたことから「太公望(たいこうぼう)」と呼ばれ、日本では、釣り好きの人達を表す代名詞として使われます.
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■ 目の愛護デー 小学生の70%が近視
10月10日は、10月1日に紹介したように「目の愛護デー」です。中央盲人福祉協会が1931(昭和6)年に「視力保存デー」として制定し、戦後、厚生省(現在の厚生労働省)が「目の愛護デー」と改称しました。
この日は「缶詰の日」でもあります。
1877(明治10)年10月10日に、北海道で鮭の缶詰が日本での本格的に製造開始されたことから、日本缶詰協会が1987(昭和62)年に制定しました。
山部赤人が「しび(鮪)釣ると海人[あま]船散動[さわ]き」(万葉集)と歌に詠んでますが、それが10月10日であるとされていて、この日を「マグロの日」として、日本鰹鮪漁業協同組合連合会が1986(昭和61)年に制定しました。
マグロは、近年漁獲量制限や新興国の食文化の変化などで、次第に日本人の食卓から遠ざかってきています。
日本人は縄文時代からマグロを食べていたと言われていますし、上述の万葉集や古事記などでも詠われています。
一方で、マグロは「しび」と言われていました。鰹を珍重した江戸時代には「しび」が「死日」に通じることから、「下魚」とみなされていました。当ブログ「杉浦日向子の江戸塾に学ぶ」でも紹介しているようにマグロは腐敗防止に醤油漬けしていました。それが江戸前寿司の始まりであるとも言われています。
因みに、「杉浦日向子の江戸塾に学ぶ」ですが、江戸のエコや風俗習慣などから、現代人は、エコという観点に絞っても学ぶところが多いと思っています。杉浦日向子の江戸塾から学ぶところは多く、話のネタとなります。エッセイ風というと大げさになりますが、独断と偏見で紹介しています。
私がはじめて杉浦日向子女史を知ったのは、「お江戸でござる」というNHKの番組でした。お酒が好きで、飾らない人柄、江戸時代に生きていたかのような話しぶり、そこから江戸のことを知ると、われわれ現代人に反省の機会が増えるような気がします。
一層のご愛顧をお願いします。
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