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高齢者運転免許更新を体験から語る2022年版 2-6 問題用紙5  時計描写

2022-06-05 10:03:00 | 高齢者運転免許更新体験記

 

  高齢者運転免許更新を体験から語る2022年版 2-6 問題用紙5  時計描写

 

 


 70歳を超えますと運転免許証の更新方法が一般の方法とは異なり、高齢者向けの専用講習を受講しないと免許更新ができなくなって久しくなりました。

 近年、ブレーキとアクセルを踏み違えたり、高速道路を逆走したりと、高齢者による交通事故が急増しています。その防止策の一環として、75歳以上には認知機能検査と講習が3年毎に義務づけられました。

 

 認知症検査に合格する自信がないので、免許を返納しようかと迷っている人、実は私もそうでした。でも、自信を持っていえることは、事前準備をしておけば、心配するほどのことはなさそうです。

 

 しかし、2022年5月13日に改訂法が施行されました。従来とはコンセプトが変わり、どうやら高齢ドライバーを閉め出す方針の様子がうかがえます。

 東京都における75歳以上の高齢者の場合を例に、自分の経験をもとにまとめてみましたので、ご参考にして下さると幸いです。

 

■ これまで

 

 ■1 高齢者の運転免許更新の流れ

  1)認知機能検査の受検

  2)高齢者講習受講

  3)更新手続き

 ■2 認知機能検査とは

  1)受付

  2)認知機能検査検査用紙の記入

  3)問題用紙1 「時間の見当識」検査

  4)問題用紙3の準備

  5)問題用紙2 数字選択検査

  6)問題用紙3 「手がかり再生」「自由回答」

  7)問題用紙4 「手がかり再生」「手がかり回答」

 

■2 認知機能検査とは

 認知機能検査とは、記憶力や判断力を測定する検査です。その検査は、「時間の見当識」、「手がかり再生」、「時計描画」という、3つの検査項目で構成されています。30分ほどの検査です。
 

■2-6 認知機能検査 問題様式の【事例】 

 

 認知機能検査の実際の問題は、どのようなものなのでしょうか。

 実物のコピーをご覧いただきながら、説明を致します。

 

 

8)問題用紙5 時計描写


 この検査は、時計の文字盤をいかに正確に描けるか、さらに、その文字盤に指定された時刻を表す針を描く「時間描写」検査です。任師匠が深耕している人は、円がまともに描けなかったり、文字盤の数値の位置がずれたり、12等分でなかったりするそうです。

 講師より「○時○分」の時間を書き込んで下さいという指示が出ます。

 円を描き、その内側に1~12までの数字(漢字やギリシャ文字などを用いても良い)を記入します。

 講師が指定した時分の短針と長針を線で描き込みます。矢印にしても結構です。正答しますと、最大7点の得点を得られます。
 

 

< 続く >

 

 

■ もくじ

 

1.高齢者の運転免許更新のながれ

 

2.認知機能検査とは

 

3.認知機能検査の判定

 

4.運転適性検査と座学

 

5.まとめ

 

 

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