経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■【日本経済の読み方】  日本製織布の再評価

2016-01-11 17:20:24 | ◇経営特訓教室

■■【日本経済の読み方】  日本製織布の再評価

 時代の流れを時系列的に見ると、見えないものが見えてきます。NHKの放送や新聞・雑誌などを見て、お節介心から紹介しています。

 


独善解説

 

■ 日本製織布の再評価

 NHKのテレビ番組で、ファッション・ジャーナリストの清水早苗氏の「MADE IN JAPANの布」というお話に興味を持たれた方も多いのではないでしょうか。



◇1 ファッション業界で高い評価を受ける日本製品

 電子機器などは、かつては日本のお家芸でしたが、今日では中国や韓国の陰に隠れて、影が薄くなり、それが日本人の自信のなさに繋がり、「失われた○○年」などと揶揄されるようになりました。

 しかし、中国製や韓国製の製品にはたくさんの日本製部品が使われています。工作機械も、精度の高いものを作るためには、日本の工作機械も使われています。

 そのような製品の一つとして、清水氏は日本製の「布」に着目した発言をしていました。
 ファッション業界では、数年前から、「メイド・イン・ジャパン」という言葉を、よく耳にするようになってきたというのです。伝統工芸品や特産品などを、地域の活性化につなげていくだけではなく、さらに、日本ブランドとして、世界に販路を広げていくという動きも盛んになってきているとみています。

 彼女は、「身近にあるために、見失いがちだった日本製の良さを改めて見つめ直す、良い機会」と言っているほど、ファッション業界での「メイド・イン・ジャパン」の評価は高いのです



◇2 布と衣服

 衣服は、言うまでもなく、糸を織ったり、編んだりした布で作られています。服を着るということは、その素材である「布」をまとうことでもあります。

 衣服は、流行という側面から語られがちですが、布は、私たちの身体を覆い、保護する大切なものでもあるのです。

 その布は、「着物文化」を無視できません。着物で育まれた繊維産地が各地に発展してきました。糸や布を染めるために、良質な水が必要ですが、日本にはそれが豊富です。

 産地には、糸にはじまって、織り、編み、染色加工、縫製にたずさわる工場などが集まっています。

 このように、日本には、伝統的に「布」生産の素地があるのです。日本が誇る職人・技術者のものづくりの精神もまた、着物文化と無縁ではないでしょう。

 欧米の「ラグジュアリーブランド」と呼ばれる高価格帯のブランドが、日本製の布を採用しているところがあります。最近は、ラグジュアリーブランド向けの引き合いやサンプル制作が増加傾向にあることが、日本の「機屋さん」と呼ばれる織布業者からの話からも言えます。

 しかし、ブランドとの契約によって、その事実を公にできない場合が多いので、われわれはその実情を知らないのです。

 英国に留学した日本人のテキスタイルデザイナーはそこでも日本の布地に対する氷海の高いことで感激したという話もあります。パリで展示会を開いた若手デザイナーは、フランスのバイヤーから、布地が日本製でないと買わないと言われた、と言っています。日本製の布が、海外で評価されていることを、われわれ日本人はあまりにも知らなさすぎるようです



◇3 日本技術を支えている人達

 布づくりには、さまざまな工程があり、それぞれの工程に技術が必要になってきます。国内・海外で活躍しているデザイナーは、日本の染織技術の優位性・高い評価の背景には、「職人さん」という、技術者の繊細な感性と粘り強いものづくりの姿勢があることも強調しています。

 例えば、染色では、天然原料は、収穫された季節や場所によって染まり具合も異なります。布を織る織機では、糸の太さや織り方によって、糸の張り具合など、織機の微妙な調整が必要になってきます。

 日本の技術者は、デザイナーの要望に、辛抱強く応えるだけでなく、それを超えて、一緒になって開発に加わっていることも評価されています。

機械に関する専門家のアドバイスや提案は、デザイナーにとっても貴重なはずですので、斬新な布を生み出すには、関係者のあくなき探求心なくしては実現不可能でしょう。

 山形県・米沢の「機屋さん」で開発されたたストールは「シャンブレー」と呼ばれる縦糸と横糸(正式には「、経糸と緯糸」と表記)の色の違いが、玉虫の羽のように見る角度により異なった色を出します。極細の糸を使ったストールは、1日に2枚しか織れないというもので、他ではマネができない製品です



◇4 高い技術が価格戦争で殆い(あやうい)

 

 プロのファッションデザイナーの率直な感想として「時代を超えた本質をとらえた視点に感服するばかりです」と言わせる日本の「布」です。

 デザイナーの清水早苗氏が各地の工場を訪問し、現場の技術者と関係を築いて、ようやく世界のファッションブランドを陰で支えている実態が見えてきたのです。

 パリコレクションで発表される作品は、テキスタイル界にも大きな影響をあたえていますが、1970年代から一貫して、布文化も含めて、日本の創造性を世界に発信していたことがわかりました。

 以来、独自性を追求する日本人デザイナーは、素材となるテキスタイルにもかかわるという、日本人デザイナーの特徴として、若いデザイナーたちにも引き継がれています。ところが、昨今の価格競争で、東南アジアでの生産が進むと同時に、大事な技術の移転も、起こっています。

 日本の産地に仕事がなくなれば、衰退していくことが大きく懸念される時代になってきています。

 デザイナーの清水早苗氏の切実な訴えは「まずは、日本に住む私たちが、日本製の布を応援することが必要です。一人一人の消費行動が、鍵になってきます」ということです。

 さらに、後継者問題があります。織機を調節する技術者も高齢の方ばかりです。後継者を雇いたくでも利益が潤沢ではないという現状です。デザイナーの清水早苗氏は「国の政策として、後継者となる人材育成を支援していくしくみも作ってほしい」と言っていますが、クールビズの一環として、ここにも耳を貸すべきではないでしょうか。

 日本製の布の技術を維持していかなければ、世界に誇る日本の繊維・ファッションの創造性も世界に発信できなくなるでしょう。

 清水早苗氏の声を聴くまでもなく、私たち日本人は、もっと、日本製の布に、自信を持っていいのではないでしょうか。

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■■【新米コンサルタント起業日記】1月2週 0111

2016-01-11 12:02:00 | 新・新米経営コンサルタントの独立起業日記

■■【新米コンサルタント起業日記】1月2週 0111

  2013年からのあらすじと、最近の日記、およびこの日記を読むための登場人物紹介


 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。


  【あらすじ】 【登場人物】 【作者紹介】 ←クリック

 

【小説 新米経営コンサルタント竹根の起業日記】 経営コンサルタントのありし日 

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント

 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンです。産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 最近、部長とぶつかることが多い竹根である。商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。しかし、転職を直前にして、心が揺れる竹根である。どうするのか・・・

 【初めてお読みになる方】

 初めての方で、これから経営コンサルタントを目指そうという場合には、初回からお読みになることをお勧めします。このブログは、20時30分頃発信するようにしていますが、翌朝7時過ぎに、再掲載もしています。

 

 【 12月までのあらすじ 】 

 かねてより経営コンサルタント業に興味を持っている竹根好助は2013年、35歳の商社マンであった時の通勤途上で、「経営コンサルタント」をキーワードとしてグーグルで検索した。Wikipediaの上にトップに表示された「経営コンサルタントへの道」というページが妙に気になり、毎日のように開くようになった。
 そのサイトを通じて知修塾という若手経営コンサルタントの独特な研修会を知り、次第に日本経営士協会という団体に興味を持つようになった。「中小企業診断士だけが経営コンサルタント資格ではない」というショッキングな表現が目に留まった。日本経営士協会が公認会計士制度誕生の折に、日本で最初にできた経営コンサルタント組織であることがわかった。入会し、研修を受けて、アシスタントコンサルタントの資格である「経営士補」の資格をようやくのことでとることができた。
 ヘッドハンティングにあい、2013年11月末で日本を代表する竹之下経営というコンサルティング・ファームに転職。商社とは全然異なる仕事ぶりに戸惑うばかりか、その実態はカルチャーショックでさえある。コンサルティング・ファームのすごさを見せつけられる一方、企業診断や社員研修等の仕事に偏重し、何となく違和感も覚えるようになった。平均年収が一千万円に満たない経営コンサルタントが50%近くもいるという経営コンサルタント業界の厳しさも知った。
 本来竹根がやりたいと思っている中小企業に入り込んで、顧問としてコンサルティングをするというやり方が少ないことに嫌気をさし、遂にコンサルティング・ファーム生活に、2014年2月末で見切りを付けて独立起業した。
 独立・起業をしたもののクライアントが見つからず心許なさは募るばかりであったが、日本経営士協会のチュータリングサービスのタスクを通じてなにか曙光が見えてきた。自分自身の経営コンサルタントとしての生き方を改めて考え直す契機となった。クリティカル・シンキングという経営コンサルタントに取って不可欠なスキル県産を毎日欠かさずお濃い続けた性かでもある。
 ようやく匠製本機械というクライアント第一号を獲得できた竹根であるが、なかなか次のクライアントも見つからず焦りもあるが、匠製本機械の仕事も面白く、新規クライアント開拓と並行してすすめた。
 新規クライアント開拓の電話作戦で警官から職務質問にあい、あわや逮捕されるのかという怖い経験もした。JETRO会員になって、その会員にアプローチをしかけたりする日々である。そのような中、IP電話やSKYPEの利用ということも学びながら、経営コンサルタントとしての地がためをしている。
 竹根は、クライアント開拓のために「手紙作戦」を手を変え、品を替えの手法で、工夫を凝らしながらの試行錯誤を続けている。新規クライアント開拓に力を注いでいるものの、その成果が結果として表れない。「量の作戦から質の高さに」と戦略変更を迫られてきた。
 唯一のクライアントである匠製本機械にアメリカの知人から自社商品ではないが、小型断裁機の問合せがあった。仕入れ価格に40%以上もの差があり、現実の厳しさに直面し、メーカーに折衝することもした。顧客には、価格の見直しを、メーカーにはライセンス生産の提案を、クライアントには自社製造の可能性検討をお願いし、契約がまとまる。満を持して送付した見本機は、先方から改良希望が出された。いったんは、意気消沈したが、改良にと組み始めた。
 経営コンサルタントとして独立起業して半年になるにもかかわらず、クライアントは一社しかない。唯一のクライアント匠製本機械でのコンサルティングを通じて、経営士・コンサルタントのおもしろさが見えてきた。
 一方、日本経営士協会のチュータリングサービスサービスで講師から「経営コンサルタントに取って情報発信の重要性」を学び、そのことから「情報は、発信するところに集まる」という言葉を聞き、ブログを書くことにした。
 そのような中、商社時代に面識のあったセント光学の社長が面会を申し出てくれた。クライアント第二号にするために全力を尽くそうとしている。

 

■ 1月2週 小型断裁機改良機出荷準備 0111

 満を持して出荷し、期待した見本機が着くや否や、改良希望が寄せられた。一瞬落胆したものの、先方がそれだけ真剣であることを悟る。思うようには改良が進まなかった改良も、レバー部を除いて何とかなりそうである。しかし、海外ビジネスは難しいと再認識させられる竹根。紆余曲折を経ながらも、改良見本機を遅れることになった。
 一方、第二のクライアントとして期待できるセント光学への提案書を提出したが六回目の改訂も突き返された。七回目の改訂提案書を懐に新年の挨拶訪問をした。社長と話をしている内に、自分がプロフェッショナルとして、まだまだ甘い思いを感じ、それを提出せず、挨拶だけで辞した。

 断裁機ビジネス、新たなのクライアントの可能性のあるセント光学、経営コンサルタントらしい動きも見えてきた。しかし、受け入れられない提案書の打開策は見つかるのか。

【詳細あらすじ】 ←クリック
 上記より詳細な、これまでの内容をダイジェストで見ることができます。


 1月2週 小型断裁機改良見本機完成 0111

 チュータリングサービス 150131

 チュータリングサービスで取り組んでいるのが、「経営理念の構築・再構築」を経営コンサルタントとしての商品にしましょうということである。
 「経営コンサルタントの商品」という面白い表現を使っている。すなわち、自分が経営コンサルタントとして、クライアントにどの様に売り込むのか、その強味を形として見せられるようにすると、クライアントも受け入れやすいという、講師の考えである。
 「経営理念の構築・再構築など、自分の考えを書き出して文章にすれば良い」くらいの軽い気持ちでいた。しかし、それをクライアントにやっていただく立場で考えると、さてどの様にして、実際にそれを商品化のために形にするのかというと難しい。
 とにかく自分なりに整理して回答を送った。

  経営士塾タスクブログ参照
  http://keieishi.dgblog.dreamgate.gr.jp/c2570.html

 小型断裁機の改良見本機  150132

 アメリカの印刷機械販売会社USGM向けの小型断裁機の改良見本機が出来上がった。日本人のわれわれには最初の見本の方が使いやすいが、体の大きなアメリカ人には改良版の方が良いのであろう。
 早速、萩野専務が輸出梱包や航空貨物会社との手配をしてくれ、出荷は明後日になるという。

 セント光学社長の夢  150133

 先週、セント光学の向坂社長の夢をお聞きした。それを自分の忘備録として整理し、社長に見せながら、それを確認した。
 向坂社長はニコニコしながら、頷き、時には補足し、最後には、自分の考えをキチンと理解してくれてありがとうという、感謝の言葉まで返してくれた。
 その日は、それで終わった。

 早朝散歩 150134

 早朝散歩の時に、住宅街のあるお宅の玄関先のワンちゃんに時々会う。首を傾げる可愛いしぐさを私に投げかけてくれる。クッキーやビーフジャーキーをあげたことがある。今朝は、何も持っていないので、「今朝は、何もないのだよ」と話し掛けるだけで終わった。
 ちょっとかわいそうなので、ワンちゃん用のビーフジャーキーでも今度は買って持ってきて上げようと思った。

■ 新規顧客開拓 150135

 自分では意識しなかったのであるが年末・年始の正月休みなどでしばらく新規顧客開拓をしていなかった。しばらくサボっている間に、新規顧客開拓が遠のいてしまったように思え、何から手を付けて良いのかとっさには出てこなかった。
 とりあえず、ゼロから再スタートの気持ちで、何からやるべきか、列挙することにした。そのうちに次第に勘が取り戻せてきたように思う。

 

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   「クリティカル・シンキングのポイントが解る本
    今井信行著 秀和システム 1,400円+税

 

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◆【経営マガジン】 経営とコンサルティング 1月11日号

2016-01-11 09:33:37 | 【経営マガジン】

◆【経営マガジン】 経営とコンサルティング 1月11

経営マガジン


 【経営マガジン】は、毎週月曜日午前8時30分頃に発行しています。【今日は何の日】【今週の出来事などをお届けします。

◆【今週の出来事】 

 テレビや新聞を見る人も、最近ではスマホでニュース情報を入手をする人が多いのでしょう。「今週、何が起こるのかな?」という視点でいますと、事前情報を得ていると、ニュースや情報を見逃しにくいですね。

 12日(火) 日本:国際収支、景気ウォッチャー調査
 13日(水) 米国:地区連銀経済報告
 14日(木) 日本:機械受注
 15日(金) 米国:小売売上高
 16日(土) AIIB開業式典

今週の出来事・行事 ←クリック

 【今週の出来事】の詳細情報を掲載しています。


◆【今週の独善解説】

 今週一週間の出来事は上述の通りですが、どのような視点で見たらよろしいのかを独断と偏見で以てご紹介します。

 サウジアラビアとイランの反目、すなわちスンニ派とシイア派の対立がきな臭くなってきてしまいました。おそらく武力衝突にまでは発展しないと推測されます。

 中国主導のAIIBが今週末には開業します。スプラトリー諸島での人工島に民間機とはいえ、テスト飛行を堂々と行い、間違えば米中軍事衝突が心配されます。

 日本では、衆参同時選挙の臭いが強まる中、景気ウォッチャー調査結果が発表されます。国際収支も、貿易収支が収縮する中、どの様な結果が発表されるでしょうか。

 

◆【今週の今日は何の日】

■ 十日戎 01/10
 西日本の風習ですが、1月10日は「十日戎(えびす)」と呼ばれています。
 えびす様は、七福神の一柱で、商売繁盛の神様と多くの人に崇められています。えびす様を参拝し、縁起物を飾った笹や熊手をいただいて願掛けをします。
 前日の9日は
・・・・・<続き
■ 鏡開き 01/11
 今日は鏡開きです。鏡割りとも言いますが、正月に神仏にお供えした鏡餅を雑煮や汁粉にして食べて一家の円満を願う慣習のことです。
 もともとは武家社会での風習だったようで、それが江戸時代に一般化してきました。江戸の風習が鏡餅を小さくする作法にも現れてきます。
 刃物で切ることは
・・・・・<続き
■ 講書始 01/12
 今日1月12日は、「講書始」です。宮中行事の一環で、天皇陛下の学問始(読書始)で、学者による進講が成されます。かつては、天皇陛下だけでしたが、今日では皇后様だけでなく、皇太子様をはじめ近い親族も出席するようになりました。・・・・・<続き
■ 咸臨丸出航記念日 01/13
 1860(万延元)年1月13日(18日・19日説あり)、勝海舟や福澤諭吉らを乗せた軍艦「咸臨丸」が、江戸幕府の遣米使節として品川沖を出航しました。
 全長163フィートの木造で3本のマストを持つ蒸気機関を備えた船です。1857年(安政4)江戸幕府がオランダに発注・購入した軍艦で、原名ヤパン号です。
 福沢諭吉翁が、咸臨丸に乗船
・・・・・<続き
■ 十四日年越し 01/14
 1月15日は小正月ですが、14日はその前日に当るため、年越しの日として祝っています。換言して「旧暦の大晦日」というとわかりやすいかもしれません。旧暦の正月15日(地方によっては14~16日)をいいます。・・・・・<続き
■ 小正月 01/15
 小正月(こしょうがつ)とは、満月を年の始めとした、古い暦上の正月の名残で、正月の望の日(満月の日、旧暦1月15日)のことをもともとは指しました。
 小正月の期間は、一般的には14日の夕から15日、地方によっては16日までとか20日までを含めるなど土地によつて多少の違いがあるようです。
 呼び名も「小正月」以外に
・・・・・<続き
■ 藪入り 01/16
 昔は奉公に出るという人が多かったのですが、1月16日と7月16日だけに親元へ帰ることができました。これを「藪入り」と呼んでいます。
 薮入りには大半の奉公人は親元に帰ることができたようです。中には
・・・・・<続き
■ 冬土用入 01/17
 土用というとウナギを連想する人が多いと思いますが、それは夏土用と言われます。立春前の18日間を「冬土用」といい、その初日が「冬土用入」です。・・・・・<続き



今週のブログ 詳細は、【今週の出来事】に掲載しています。

 掲載は複数のブログで行っています。リンクは、その一例ですので、お好みのブログで、左欄にあります各カテゴリーからお選び下さい。

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◇ 早朝便

 
 毎日、【今日は何の日】をお届けします。一年365日、毎日が何かの日です。季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。
 
◇ 朝刊
 
 日曜日  一週間を振り返る(前週の後半)
 月曜日  経営マガジン
 火曜日  経営コンサルタントからのメッセージ
 水曜日  経営情報経営コンサルタントQ&A
 木曜日  時代の読み方時代の読み方総集編
 金曜日  経営コンサルタントからのメッセージ
 土曜日  一週間を振り返る(前週の前半)
 
◇ ランチ版
 
 月曜日  新・新米経営コンサルタントの独立起業日記
 その他  今週のトピックス(休刊になる日もあります)
 
◇ 夕刊
 
 
 健康が続く限り、毎日複数本のブログをお届けして参りますので、倍旧のご愛読をよろしくお願いします。


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 あなたも仲間になりませんか?当方で、紹介状をお書きします。「特別推薦希望」と印し、簡単な業歴書をお送りください。 コンタクト先

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◆ 1月10日(日)のつぶやき 十日戎 和歌山県白浜の写真掲載

2016-01-11 07:24:30 | ブログ

■ 【今日は何の日】 1月 10日 十日戎 和歌山県白浜の写真掲載 ◆ 一年365日、毎日が何かの日です。季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知... goo.gl/dUUhwM


ブログを更新しました。 『■■ 【今日は何の日】 1月 10日』
ameblo.jp/keieishi17/ent…


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■■【時代の読み方・日曜版】 この一週間の映像 2016年1月2週後半 0110 keieishi.blog.fc2.com/blog-entry-805…


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■■【今日は何の日】1月11日 鏡開き

2016-01-11 06:17:50 | 今日は何の日

■■【今日は何の日】1月11日 鏡開き


 経営コンサルタント歴35年の経験から、

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

の皆様に、時宜に即した情報を毎日お届けしています。

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 本日お届けした、その他の記事が掲載されています。



 一年365日、毎日が何かの日です。
 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。
 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。
 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。
 詳細 ←クリック

 

 

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

今月の今日は何の日】     【今日は何の日】の今月分を月単位で閲覧できます

 

 

■【今日の写真】 冬の南紀白浜

その名のごとく白浜は白砂でした。

     1月11日
■ 鏡開き

 今日は鏡開きです。鏡割りとも言いますが、正月に神仏にお供えした鏡餅を雑煮や汁粉にして食べて一家の円満を願う慣習のことです。

 もともとは武家社会での風習だったようで、それが江戸時代に一般化してきました。江戸の風習が鏡餅を小さくする作法にも現れてきます。

 刃物で切ることは切腹を連想させるということから、手で割ったり、木鎚でたたいて、砕いたりします。また、「餅を切る」という言葉をさけて、「開く」という縁起を担いで「鏡開き」という言葉を使っています。

 多くの地方で、1月11日に行いますが、京都では4日に行うと聞いています。

 ところで、私は、中学生の頃、数学研究クラブに所属していましたが、例年お汁粉会というのがありました。いくつかのグループに分かれて、おのおのが汁粉を作ります。

 先輩から、担当教師がスリッパを入れようとするので注意した方がよいと聞いていたところ、やはりそのようないたずらをしようとする現場を押さえました。

 もちろん、それを実際にするわけではないのですが、お塩をひとつかみ入れられたグループがあり、とても食べられない状態でした。砂糖を追加したり、水を足したりしても、塩味の強さに驚かされました。

 塩羊羹というものがあると同様、塩汁粉があってもおかしくないのですが、砂糖をたっぷり足したその汁粉は、深見のある味に私には思えました。けがの功名というものなのでしょうか。担当の先生はそれを知っての行いだったのかもしれません。

 担当の先生は、厳しさで通っていましたが、私が卒業して数年で都立高校の数学教師に転身されました。それだけ、実力のあった先生だったのかと、卒業してから知りました。
 
■ 蔵開き

 商売をする家で、新年初めて蔵を開き、商売繁盛を祈る日です。

 必ずしも1月11日というわけではなく年初の吉日に、その年初めてクライアントを開く儀式でもあります。江戸時代に、大名が米蔵を開く儀式から始まったようです。

 清酒メーカーの蔵開きには、一般の人がお酒を振る舞われたりするところもあるようです。但し、1月ではなく2月11日であったり、3月であったりするところが多いので、ご確認の上で参加してください。

■ その他
◇ 初金比羅  
◇ 学校始業
◇ 真言宗仁王会  

 

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