経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■杉浦日向子の江戸塾 - 江戸情緒に学ぶ 大酒飲み大会 

2012-06-06 17:17:59 | 知り得情報

■■杉浦日向子の江戸塾 - 江戸情緒に学ぶ 大酒飲み大会 <o:p></o:p>

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 江戸のエコや風俗習慣などから、現代人は、エコという観点に絞っても学ぶところが多いと思っています。杉浦日向子の江戸塾から学ぶところは多く、話のネタとなります。エッセイ風というと大げさになりますが、独断と偏見で紹介してみたいと思います。<o:p></o:p>

 私がはじめて杉浦日向子女史を知ったのは、「お江戸でござる」というNHKの番組でした。お酒が好きで、飾らない人柄、江戸時代に生きていたかのような話しぶり、そこから江戸のことを知ると、われわれ現代人に反省の機会が増えるような気がします。<o:p></o:p>

 毎月第一水曜日号でお届けします。また、「杉浦日向子の江戸塾」というカテゴリーを作りましたので、一層ブログのバックナンバーが見やすくなりました。<o:p></o:p>

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■ 大酒飲み大会 22<o:p></o:p>

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 江戸時代に「武蔵野」という大きな杯がありました。ススキを前景にした満月が描かれていました。この杯は一升以上もの酒が入るのです。満月にススキという図柄から「野見尽くせぬ」・・・・・「飲み尽くせぬ」というしゃれが込められているのです。<o:p></o:p>

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 相撲取りが優勝したときに飲む大杯を連想して、その大きさをイメージしてください。<o:p></o:p>

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 この大杯を使って、八升五合もの酒を飲んだという記録があります。ただし、真偽の程はわかりません。<o:p></o:p>

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 日本酒だけではなく、焼酎もあり、実は「アラキ」今日では「アラック」と呼ばれているウォツカもありました。ロシアから北前船が運んできたのです。<o:p></o:p>

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 北前船が運んだ昆布ですが、これはロシアでは海に生える雑草ですので、日本漁船が昆布を採るとそのお礼のようにしてウォツカが提供されてようです。当時は鎖国政策が採られていたので、ビジネスとしての代金は取れませんが、ウォツカが対価の一種であったといえます。すなわち、鎖国下での貿易が行われていたのです。<o:p></o:p>

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 この酒のみ大会には、武士も町人も、誰もが参加できます。スポンサーが付いた催しものなので参加費などとみみっちいことは言わず、飲み放題です。当然スポンサーはその話題作りのためにお金を出すのですから、結果が発表されるときにはスポンサーの屋号が入ります。<o:p></o:p>

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 ちなみに「北前船」は当ブログでも紹介したことがありますが、江戸時代の中期以降、明治時代初期にかけて日本海を廻ってのビジネスです。船主は、船を持った移動販売船といったところで、商品の仕入や船の運航など、全てのリスクを負っていました。すなわち、運輸業ではないということになるのです。<o:p></o:p>

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 商品は主に北海道や北東北から調達し、途中寄港しながら、下関を回って「大坂」(今日の「大阪」)まで運んで売りさばきました。<o:p></o:p>

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 帰りは、空船で変えるのではなく塩や酒など関西地方の物資を運んでビジネスをしたのです。<o:p></o:p>


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■■経営は心で 【今日は何の日】(日記) 6月6日(水)

2012-06-06 16:54:01 | 知り得情報

■■経営は心で 【今日は何の日】(日記) 6月6日(水)



■ 補聴器の日

 6月6日は、「補聴器の日」です。6という数字をミラリングして並べると耳の形に見えるところから、全国補聴器メーカー協議会・全国補聴器販売店協会が、2000(平成12)年に制定しました。

 数字の読み方で「○○の日」という付け方もありますが、6月6日のように形で制定している例に「目の愛護デー」があります。10月10日がそうです。こちらは、中央盲人福祉協会が1931(昭和6)年に「視力保存デー」として制定し、厚生省(現在の厚生労働省)が「目の愛護デー」と改称したといういきさつがあります。

 経営コンサルタント業界でも「五感を使え」とか「第六感を働かせよ」という言葉がよく使われます。経営というと数字で論理的に追いかけるように考える人が多いでしょうが、経営は人間が携わります。ですから、論理的思考だけではコンサルティングはできないのです。


 経営は、人間同士の共同作業ですので、感情が入り乱れます。感情だけでは経営はできませんが、感情を無視して経営は成り立ちません。実績主義など効率優先の経営が見直されて、日本の伝統的な経営の必要性を無視できないのもここに起因しています。

 しばしば、MBAを取ったばかりの、あるいは永年大企業にいて定年後経営コンサルタントとしてスタートした人が失敗するのは、頭で経営を行うからです。

 「経営は心で行うことと考えています。

■ 兄の日
 6月6日は、「兄の日」です。

 姉妹型研究家として知られる漫画家の畑田国男が1992(平成4)年に提唱し、「兄の日」は6月ですが、弟の日が3月、妹の日が9月、姉の日が12月の各6日に制定されています。

 因みに語呂合わせから11月23日は「いい兄さんの日」です。
■ 【今日は何の日】その他
◇ 重厳寂

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経営コンサルタントの独り言

2012-06-06 03:28:34 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言



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