経営コンサルタントへの道

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■■消費者物価指数 3月5日(土)夕刊と明日の朝刊を読む経営のカンどころ

2011-03-05 17:50:46 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言

  

 政府の発表とは異なる景気の低迷感を持つ人が多いでしょう。給料は上がらないけど、物価は上がるという思いもされるのではないでしょうか。1月の消費者物価指数は、意識としては上述のようですが、統計家器には前年同月比0.2%の低下となっています。

 景気回復のためインフレ待望論などがしばしばささやかれますが、物価が上がる現象は、両刃の剣です。物価が上がるがために最終価格が上昇しては意味がありません。原油の先物が上げ止まりをしたとはいえ、まだまだ100ドル/バレルを超えた高い水準です。これは単にガソリン価格を押し上げるだけではなく、それを原料としている数えられないほどの商品・サービスに転化されかねません。インフレ待望論者は、この種の価格上昇を容認すべきではないと考えます。

 小麦や砂糖の高騰もわれわれの生活に大きな影響を与えるでしょう。コーヒーの高騰も気になりますが、飲む量を我慢すれば済む問題に留まって欲しいですね。

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■■ 税制改正関連法案と中小企業 3月4日(金)経営士・コンサルタント日記

2011-03-05 09:11:41 | 新米コンサルタントの日記

 2011年度予算関連法案の国会審議が難航していますが、税制改正関連法案が3月末までに成立しない可能性が高まっています。もし成立しないと中小企業にとって法人税の負担が増えることになります。

 この法案では18%から15%へ引き下げが盛り込まれていますが、暫定法なので、この法案が通らないと一挙に22%に戻ることになり、そうでなくてもきびしい経営を強いられている中小企業が多いときですので、その影響は大です。「中小企業の大半が赤字企業だから影響を受けるところは少ない」などと無責任なことをいっている人もいますが、影響を受ける企業の身にもなって欲しいですね。

 今日のニュースで、アメリカの雇用指標が新規失業保険申請件数大幅減少などの改善で景気の先行きの不透明感が少なくなり、また原油先物市場の高騰が一服したことなどを受けて、NYダウが200ドル近くも上がったと報じられていました。

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