版画草子 All That Print Work

自作版画作品と日常の写真を日記形式で紹介してゆきます。
(画像の無断使用は固くお断りします。)

版画家のお友達 歯科医編 Special Column

2007-03-14 11:08:16 | その他 Other

春の仁王 阿形(泉福寺山門にて)One of two Deva guardians in Sempuku-ji

今日は少し趣向を変えてゲストをお迎えしました。
古くからの友人 DENTIST NORIKOさんです。
札幌で開業されている 歯医者さんです。
数回まえのコメントを読んだ方は 解るかと
思いますが 「版画家の経済事情」つながりで
「歯科医の経済事情」を書いていただきました。
大変興味深いお話です。皆様もご感想 ご意見
ありましたら是非コメントお寄せ下さい。

歯科医の経済事情 その1
今や開業歯科医院の数はコンビニの数を超え、
約7万軒。歩けば・・・に当ります。
人口比での採算分岐点を単純に「人口÷軒数」
で計算しても、分岐点を下回ります。
これは都会に限った話ではなく、人口1万人、
2万人程度のところでも当てはまります。
何故こんなに数が増えてしまったのでしょうか?
我々が大学入学頃、歯科医不足で学部を
大幅に増やした結果です。
そして今、医師数が増え過ぎて、今度は国立大学は
学部廃止になったところもあります。
余りに単純過ぎる発想だと思います。

治療に関しては、主に「保険」と言う
枠の中で行います。
治療者側としては「保険内」で、
「早く痛みが止められ」、「治りが良い」、
「虫歯の進行が抑制出来る」、
「患者さんの苦痛が少ない」方法でと思いますが、
保険の中では治療に対しての報酬はあっても、
その治療のためにどんな方法で行ったかは
考慮されません。

次回は具体例を挙げてお話します。 つづく

(今回は話題が国内に限定されたものでも
ありますので 英訳は休止しました。 kei )

Today for change I welcome " Dentist Noriko"
an old friend of mine.
She'll talk about " Dentist economic conditions"
over twice.
Being too domestic a topic, I'll carry it
without translation.

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