版画草子 All That Print Work

自作版画作品と日常の写真を日記形式で紹介してゆきます。
(画像の無断使用は固くお断りします。)

今年の闖入者

2013-09-29 17:43:14 | その他 Other


まず先に お知らせ



今年の日本版画協会展が上野都立美術館で10月5日(土)より始まります。 
気候も良くなってきましたので 上野散策を兼ねてご覧いただければと思います。

ちなみに案内状の版画は 会員園山晴己氏のリトグラフの作品です。
絹のような布の質感が実に精密に表現されています。
(写真ではなく手書きによる描写です)
実際に会場で作品を観た方が よりその素晴らしさを感じていただけると思います。

私の出品作は「花咲か爺と木伐り爺」 「羽衣伝説 天女2013」の2点です。
思わずニヤリと笑ってしまうような カラフルでユーモラスな楽しい作品になりました。

是非お出かけ下さい。



で 今回のお話

我が家はかなり古いのであちこちに隙間があるようで いろいろな虫が入り込んできます。
怖いところでは武田信玄の旗印にもなっている 巨大なムカデがたまにうごめいています。
これにはさすがの私も震えながら殺虫剤をかけまくります。

だいぶ前ですが このブログにも書きました「瑠璃色かみきり」なんかは
最初はドキッとしますが 色が綺麗なので許せる方です。

今回はその許せる方の虫君です。

こちら



パソコンで私のブログをチェックしていると ビューンという羽音とともに飛んできたのは
体長5~6cmの「カマキリ」でした。


三角の顔を盛んに傾けながら
画面を覗き込む様子がかわいいので暫く眺めていました。



逃げる様子も無く なおも画面を眺めているので
何に反応するのか 試してみました。
まず iTunesを起動して 音に反応するか見てみました。



特に音には関心はないようです。
そもそもカマキリは音が聞こえるのかどうかも判りませんが。

そうこうしている内 
どうやら選曲している矢印の「カーソル」に反応しているらしいのが判りました。
あちこちにカーソルを動かすと 確実に付いてきます。



カーソルが丁度カマキリの好きな虫の大きさなのでしょう。
矢印に向かって鎌をしきりに打ち出してきます。




ここでまったく残念だったのは 私は動画を撮る習慣が無かったことです。
後で気づいたのですが 携帯でもデジカメでも 数十秒くらいは撮れたんですが....
この時は迂闊にも 思いつかなかったんですね。

動画を撮ってYouTubeに投稿すれば 彼は一躍人気者になったのでは と思います。
それくらい 愛嬌のあるカマキリ君でした。

私の遊び相手になって 夢中でカーソルに付いてくる彼は
余程お腹が空いていたのかもしれません。

散々カーソルで遊んだ後 本当の餌が沢山いる裏庭に離してあげたのは言うまでもありません。






新作 酒の肴

2013-09-22 16:21:12 | 食品 Food



先日 版画協会展用の作品を搬入して 
急ぎの篠笛の絵付けも完成し 漸く落ち着きました。
でも明日は上野の都立美術館で総合審査の立ち会いです。


というところで 今回は 楽しいお酒のつまみ話です。
その素材は「白子」です。

白子と云えば 最高級はフグの白子
納棺師の映画「おくりびと」の中で 山崎努がフグの白子を炙っているシーンがありましたが
いやいや 美味しそうでした。
私も若い頃 フグ白子の鍋を御馳走してもらった事がありますが
ふっくらして 淡白で 上品なコクがあって それはそれは 旨かったですね。

あと 白子と云えば 鱈の白子 「きく」とも「たち」とも云いますな。
新鮮であれば 軽く湯通しして酢の物・刺身に また鍋でも みそ汁でも 結構ですね。
子供の頃は「たちのみそ汁」なんか大嫌いでしたが 今はもう目がありません。
最近この「たち」もすっかり高価になってしまいましたが....


さて 今回の白子は上記二つの白子ではなく なんと「鮭の白子」です。
云うまでもなく 鮭の卵「いくら」は多くの人が好きな高級品ですが
白子の方ははあまり知られていないようで 値段も筋子の 十分の一ほど
でも 一般的な魚屋で見かけるのは珍しいかもしれません。
我が家の近くのスーパーでは この季節結構沢山売られています。

では 早速 ご覧いただきましょうか。
こちら 生状態(ちょっと グロいですが)


クリックすると 大きくなります。

これで400円前後
これを塩ゆでして ニンニク味噌と酒・味醂に漬け込んでみました。


同じく大きくなります。


仕上がりはこちら



意外とプリプリした歯応えで じっくり味わえる奥の深い味です。
まず 酒の肴としては 最高のランクですな。



これに勢いづいて 柚子胡椒醤油にも漬け込んだ一品も作ってみました。



ぴりりとした辛みが加わって これまた 絶品!
下手な小料理屋なら裸足で逃げ出してしまう程 美味しく仕上がりました。


ついつい日本酒がはかどって 相方を嘆かせていますが.....
そう云う相方も お・い・し・い を連発 ビールがすすんでいます....


しかし まだまだ これで終わる我が家ではありません。
白子の調理法が判らない場合 普通に思いつくのは まず天婦羅ではないでしょうか。
やってみました!



こちらは生から揚げたのですが 想いに違わず 旨かったですねぇ。
余った白子天婦羅は翌日 白子天丼にしていただきました。

もちろんこれからの季節 白子鍋にしても 美味しいですぞ。


という訳で
一般的にはなかなかお目にかからない素材かもしれませんが
どこかで見かけましたら是非お試しを 虜になる事 間違いありません。




そんで 次回は ちょっと傑作な「虫」の話題です。

 







 

版画家のお友達 歯科医師編(92-2) Special Column(92-2)

2013-09-15 10:53:30 | その他 Other


また更新 すっかり遅くなりました。

版画協会展用の制作に追われてしまって.... と言い訳しつつ
早速「気になる部位」のお話のつづき







■ 口臭の原因の代表格“プラーク”に対するケア「歯間掃除」などはほとんどの人が行っていない
多くの人が気にしているお口のニオイ。
口臭の原因としてはプラークが挙げられるが、
実は歯と歯の間のプラークは歯ブラシによる歯磨きでは取り残しが出ることが多く
しっかり除去するためにはプラス αのケアが必要。
しかし、「歯ブラシによる歯磨き」は 96.2%(962 人)が毎日行うものの、
その他のオーラルケアについては行っていない人が多く
「デンタルフロスや糸ようじによる歯間掃除」は 55.0% (550 人/「ほぼ行わない」「全く行わない」の合計)、
「歯間ブラシによる汚れ除去」は 62.0%(620 人 /「ほぼ行わない」「全く行わない」の合計)の人が、
口臭を気にしているにも関わらず、毎日のプラークケアを行っていない現状が浮き彫りになった。







■「歯の黄ばみ・着色汚れ(ステイン)」に対するケア
「口臭」の次に気になる人が多かった「歯の黄ばみ・着色汚れ(ステイン)」。
これらは、食べ物などの色素が表面に付着してできるもので、原因色素は多くの日常的食べ 物・飲み物に含まれている。
歯の表面に対するケアも 「歯面のクリーニング」79.1%
(791 人/「ほぼ行わない」「全く行わない」の合計)の人が行っていない現状が浮き彫りとなった。






口元が気になる人が多いのに、それに対しての手入れをしないのは何故なのでしょうか?
口臭が気になるならば、毎日のお手入れをして欲しいと思うし、
歯の汚れが気になるならば、定期的に歯科医院でクリーニングをしてもらえば良いのでは・・と
思うのは、医療側だけの思いでしょうか?







NORIKO先生のお話 要するに 
もっと歯医者に通って 歯と口の管理をしっかりしなさい! と云う事ですね。

私も煙草を愛好し 加齢などもあるので 気にはなるのですが なかなか歯科には行かないですな....
でも 三度の食事の後は必ず歯は洗っておりますよ!


で.... この「口元」のお話に関連して 以前からちょっと気になる事があります。
それは電車の中や 歩いている若者達を見て気づいたのですが
彼らのほとんどが「口を半開き」にしているんですね。
携帯を見ている時も 本を読んでいる時も 間違いなく「半開き」状態です。

見た目 非常にアホっぽいです。

口を開けたままということは 鼻呼吸していないんですね。

何たら云う耳鼻科の先生が言っていましたが
鼻の中の鼻毛は ゴミ・ホコリ・雑菌等を取り除いてくれるので 
鼻呼吸をしていると風邪にかかりにくく のどや呼吸器官の病気になり難い との事

(だから 鼻毛を鼻奥まで綺麗さっぱり切る なんてとんでもない事のようです)

口臭なんかも もしかすると この口呼吸が原因で 雑菌の侵入を許しているから とも思えます。 

いずれにせよ 「口元」を気にするなら しっかり口を閉じて
見た目だけでも 凛々しく(りりしく)ありたいものですな。      kei


NORIKO先生ありがとうございました!
また気が向きましたら 是非お便りお寄せ下さい。



次回は久し振りに 新作の「酒のおつまみ」です。









版画家のお友達 歯科医師編(92-1) Special Column(92-1)

2013-09-05 14:20:01 | その他 Other


今回は久し振りにNORIKO先生から お便りと画像を送っていただきました。
厳しい残暑を一瞬忘れるような素敵な写真とともに
ほぅーと思える刺激的なタイトルのお話です。


題して「異性の第一印象でがっかりする部位」について。


画像は 札幌モエレ沼公園ノグチ・イサム設計の「海の噴水」夏季のみのライトアップシーンで
「生命の誕生、宇宙」を表現し、音楽も一切なく、40分間、水の音のみの演出だそうです。

では どぞ




photo by NORIKO


「異性の第一印象でがっかりする部位」について。
ちょっと気になる統計です。

シネックスインフォテック株式会社は、全国の 20 代~60 代の男女 1,000 名を対象に2013 年 8 月、「異性の印象と歯に関する意識 調査」を実施したと発表した。
アンケート調査から、異性の第一印象において、きれいでないとがっかりする部位第一位は
「口元(歯を含む)(43.4%)であることがわかった。





また、配偶者・恋人の身だしなみについても、きれいで ないとがっかりする部位をたずねたところ、
一位が「髪」(47.4%)、次いで僅差で「口元(歯を含む)」 (43.0%)という結果となり、
第一印象だけでなく、親しい間柄においても、口元の印象が重要であることがわかった。





■ 口元で気になるのは、「口臭」「歯の黄ばみ・着色汚れ」が2トップ!
具体的に異性の口元で気になるのはどのような点なのかたずねたところ、
1 位が「口臭」で 67.0%(670 人)、2 位が「歯の黄ばみ・着色汚れ」で 51.2%(512 人)となった。
また、自分の口元について気になる点をたずねたところ、男女共に「口臭」がトップで(男性 56.8%、 女性 55.4%)、
次いで「歯の黄ばみ・着色汚れ」(男性 44.8%、女性 54.4%)となっており、
自身で気になる点が異性にも気になるポイントであることが分かっている。






(部位って...... ちょっと違いましたね kei)


次回へ続きます。