版画草子 All That Print Work

自作版画作品と日常の写真を日記形式で紹介してゆきます。
(画像の無断使用は固くお断りします。)

2009年札幌冬便り その2 雪祭り

2009-02-28 16:58:52 | その他 Other

今日は2月最後の日
明日からは春の始まりです。
そこで今冬の絞めとして 雪祭りの特集です。

Photo by NORIKO

経営の厳しいJALがスポンサーで 
最高の売り上げだったディズニーをテーマにしたようです....


ソウルの南大門
放火されました....


浜松城
トヨタの落ち込みで 周辺自治体が大変とか.....




しかし 子供達は元気です!
会場にジャンプ台を作ったんですね。
白い恋人も頑張っています。



やっぱり こうゆう雪だるま いいですね。
癒されます。

NORIKO先生 ありがとうございました。



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2009年札幌冬便り その1

2009-02-25 10:41:50 | その他 Other

今回はNORIKO先生から送っていただいた
札幌冬便りをお送りします。


電飾市電 夜は綺麗でしょうね  Photo by NORIKO


すすきので開かれている「氷祭り」
板前さん達が腕を振るって作っているんですかね



今年も魚の氷詰めが出ているんですね


「きんき」ですかね 寒そう!
下の魚は何だろう? ふぐ? 氷下魚? 鱈?


私の版画のタイトルと同じです

撮影した時間にもよるのでしょうが
ちょっと人出が少ない様なのが気になります.....

次回は「雪祭り特集」です。



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版画家のお友達 歯科医師編(47)Spcial Column (47)

2009-02-22 10:23:30 | その他 Other


雪の中島公園    Photo by NORIKO


”オヤジ”よりも怖い歯科医の話です。

ドイツで治療費を払わずにいた患者の家に歯科医が押しかけ
治療をしたブリッジの奥歯(6万円分相当)を抜いてしまう事件が起こりました。
この歯科医は終始「無言」で処置をしたそうです。

もとはと言えば治療費を払わなかった方に非があるように思いますが、
ドイツでは保険に入っていれば治療費は無料となり、
代わりに保険会社が支払を代行するシステムになっている。
しかしこのブリッジ代金は保険適用外と判断され、保険会社が支払を拒否したためです。

この歯科医も行動に出る前に保険会社と交渉するなり、
やりようはあったと思いますが・・・

その結果、この歯科医は逮捕には至らず、
歯科医師会の処分はあったようですが、最終結果は不明です。


(この「無言」で処置するというあたりも ドイツ人らしいですね。

アメリカ人歯科医なら優秀な弁護士を使って保険会社を訴え
中国人医師なら最初から すぐ壊れる材料を使っておく
イタリア人なら教会かマフィアに頼み
ロシア人は元秘密警察員を探す かもしれません.....

さて 日本人医師はどうするんでしょう....  kei )





ロマンチックな雪道ですね
歩く度に靴の下でキュッ キュッと雪が鳴る音が聞こえてきそうです。





次回も
寒さや不況に震えているばかりではない札幌の表情を
NORIKO先生の写真特集でお送りします。




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版画家のお友達 歯科医師編(46)Spcial Column (46)

2009-02-19 10:37:49 | その他 Other

今回は雪国の子供達と幻想的な雪景色の画像と共に
NORIKO先生のお話をお送りします。


札幌中島公園    Photo by NORIKO

ハリウッド随一の色男として知られた名優クラーク・ゲーブル。
だが、そんなイケメンには後世にまで語り継がれる悲しい逸話があります。
彼は名作「風と共に去りぬ」で共演したビビアン・リーに大変嫌われており、
その理由が「クラークの口がめちゃくちゃ臭い!」だったそうです。
クラークさんは歯周病だったようなのです。
あんなあまいマスクで、口が臭いとは・・・
若くして総入れ歯になったのも歯周病のせいに違いありません。

進行した歯周病の口の臭いは耐え難いものがありますが、
クラークと共演したビビアンは、その意味でも名優だったのでしょう。
美男、美女の皆様、見た目のお手入れだけでなく、
口のお手入れは十分になさって下さい!。



(てっきりゲーブルに抱かれてうっとりしていると
ばかり思ってましたがね......
この顔の距離だと あまりの臭いに気絶しそうだったのかも..... kei)

つづく






子供達は元気ですね!

ちゃんと歯洗ってるか!
宿題しろよ!




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篠笛のお話 その4Bamboo Flute 4

2009-02-16 10:45:32 | その他 Other

最初に憶えた曲「さくら」の譜面
Sheet music of ”Sakura” I learned for the first time.
2・3日程でさくらが吹ける様になって
後はもう手当たり次第にいろいろな曲に挑戦してゆきました。

しかし 息子(音大でチューバを専攻)に言わせると
独りよがりの練習は妙な癖がつき易いので 
ちゃんと習った方がいい 音も良くなると言うのですが....

構えは「ギッチョ」 指穴は六穴に慣れて...
(今の篠笛は七穴が主流なのです)
もう手遅れのようです。

それでも楽しさは変わりませんし
音もまぁそれなりには 出る様にはなったと...... 思いたい.....

そんな訳ですっかり篠笛の虜になってしまいました。

しかしその私以上に笛に取り付かれてしまったのは 
その息子の方でした....

チューバ吹きから篠笛へ?

この篠笛のお話 これから意外な方向へ展開してゆきます。

でも次回は一旦お休みしてNORIKO先生のコラムをお送りします。
へぇーというエピソードです。

篠笛のつづきはその後 また掲載いたします。
After “Sakura”, I tried to play various pieces at random.
But my son, who majored in Tuba in a conservatory, advises I take a lesson to avoid being smug and to produce a good sound. It seems too late…
Any way I’ve learned to play to some extent, it is really fun.
I have been captivated by the Bamboo Flute, and so my son.
He looks charmed by them more than me…
From Tuba to Bamboo Flute?
Actually, this story is going to develop unexpectedly. I’ll write it later.



この2・3日の暖かさでネコヤナギの芽も大きくなりました。
Pussy willow is growing due to warmth these days.



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篠笛のお話 その3Bamboo Flute3

2009-02-13 11:03:15 | その他 Other
篠笛に限らず一般素人の方が楽器等を始める場合
ー特に中高年の方々が趣味などでー 
多くはまず 指導者のいる教室や
あるいは公共のサークルなどに参加して 習い始めるのが普通ですが.....

私の場合 そういう処へ行くのが面倒なので 
いきなり息子に笛を選んでもらって購入
同時に篠笛の入門教本も買って
一人で見よう見まねで しゃにむに音を出す練習を始めました。

これが結構 以外に早く音が出せる様になったんですね。

元々篠笛は田楽やお神楽など民衆・農民の楽器としても
発展してきたものですから 難しく考えなくとも
いいのではないかというのが 私の気持ちでした。


私が使った教則本

これらの本は実に親切丁寧に書かれていて
どなたでもすぐに吹ける様になります。
(いい音かどうかは別として....)

練習曲も日本の古歌・民謡から 現代の唱歌 フォークソングまで
難易度の低い物から高い曲など至れり尽くせり揃っています。

篠笛自体も今ではネットに非常に沢山出ていますので
平均的な篠笛として「唄物 八本調子」という笛を目安に選ぶ方法もあります。


つづく
This is a summary translation.
I learned the Sino-bue by my self not taking a lesson or not joining a club for that.
It didn’t take me longer to produce a sound than expected.
As they originally have developed as the instruments for people’s festivals or rituals,
every one can play it to some extent.
Some good textbooks or manuals are available these days.
From old songs to modern folk songs, and from for the beginners to for the advanced, there are various pieces in the books.
And you can purchase Shino-bues through the Net


話しは変わって この菊です。


葉っぱはもう既に全部落ちていますが 花はまだまだ綺麗です。

これ 昨年の12月28日にお正月用に買った花達の一つです。
他の花はとっくに枯れてしまったのですが
この菊だけ どうも枯れる気がしないようです。

不思議というか ここまでくると不気味です。
This chrysanthemum is still beautiful, its leaves all fell though.
It is one of flowers we bought for this New Years.
The rest of flowers already died.
But she (or he) apparently doesn’t feel like dying!
It’s strange as rather weird.



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篠笛のお話 その2Bamboo Flute 2

2009-02-10 16:48:34 | その他 Other
篠笛のいいところは
なんと言っても「手軽」であるところ
持ち運びも 取り回しも簡単で 
値段も8000円位から30,000円と
楽器としては非常にreasonableです。

そして必ず誰にでも吹けるというところでしょうか。

私の経験ですが
一端音が出せる様になって 2・3曲吹ける頃になると
遠く遥か昔の祖先の心情にちょっと近づけたかな?と思う様な
あるいは自分の心根にその共通の感性のカケラがあることを感じて
妙に新鮮な喜びを体験します。

「あーぁ 繋がっているんだ」という想いです。
The good points of Shino-bue are simple and convenient, namely, portable and easy
in handling.
They range in price from 8000yen to 30000, which are not so expensive for the musical
instruments.
And I’d say every one is able to play.
Once you learn to produce a sound and to play a few pieces, you may feel like touching
ancestry’s heart from way back, or feel we have something in common.
It is an unexpected pleasure. How nice we feel connected with our ancestors!

もう一度篠笛の音を聞いてみますか。
前回紹介した岩茸さんのホームページ 
(http://homepage2.nifty.com/iwatake/)より

「越後獅子」

いかがですか?
こんなにいい音がでるといいのですが 私は残念ながら まだまだです.....

Shall we listen to it again? The piece is [Echigo-jishi]
Do you like it?
I wish Icould produce good sounds like this, but I still have a long way to go.




浅草三社祭にてSanja-festival in Asakusa, Tokyo


つづく


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篠笛のお話 その1Bamboo Flute1

2009-02-07 10:31:04 | その他 Other

今愛用の篠笛my presently favorite Shino-bue

4・5年程前から篠笛を始めたお話は以前もしましたが
今回からもう少し詳しく篠笛ついて紹介したいと思います。

「篠笛」って意外と知られていないようですが
簡単に言うと お祭り等でよく耳にするお囃子の笛と言えば
「あーぁ」と思い出す方が多いと思います。

お囃子の笛ではないのですが
まず 篠笛の音を聞いてもらいましょうかね。

篠笛音サンプル(MP3試聴)

この音源は「篠笛ManiaX-和風横笛愛好」
岩茸さんのホームページから拝借いたしました。
(他の曲もDown Loadできるので 是非こちらも訪ねてみて下さい)

どうでしたか? うまく聞けましたでしょうか。
いい音ですよね。

次回も篠笛の魅力についてのお話 続けます。
I’ve been playing the Bamboo Flute named “Shino- Bue” for 4 to 5 years,
as I wrote before.
I’ll talk about it a little more.
“Shino-Bue” isn’t known as well as it seems.
The sound of musical accompaniment in Japanese traditional festivals may be one
that easily comes to mind.
Please listen to this sound, it’s not musical accompaniment though.
How does it sound ? It’s nice, isn’t it?

I’ll continue this the next time.



六穴 六本調子 唄用 



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年賀状制作 その6New Year’s Card Making 6

2009-02-04 11:38:06 | 作品 Works

未年 9色2250通し 中金箔使用
The year of Sheep, 2250 times printed for 9 colors, used Chukin -leaf
シルクスクリーン版画の「刷りによるグラデーション」表現は
縦方向か横方向のみ可能で 円形などの刷りはできません。

そこで円形のグラデーションを刷る場合は
いわゆる「網がけ」というフィルム加工が必要です。

この年の絵の左上の光の様な表現がそれです。
カメラ機材を操作してドット(点の集積)を小さくしたり 
隙間を規則的に開けたりして ベタ状態から空白へフィルム上で「ぼかし」を作り
写真製版で版にします。

しかしこの表現ですといかにも「印刷」的になってしまうので
私の他の作品制作ではまず用いる事はありません。

As for gradation by silkscreen printing, we can print it only in a vertical or a horizontal
direction, not in a circle shape. To print it, we make various kinds of efforts in the frame making stage, especially by a photomechanical process.
But, as a result, it looks like “ printed matters”, so I don’t use it any more in my work.



申年 10色 2500通し 赤貝箔・中金箔使用
The year of Monkey, 2500 times printed for 10 colors, used red-shell and Chukin-leaf

この年が依頼を受けた最後の年なので
10色・グラデーション2ヶ所・箔2種類という
凝ったものになりました。

この毎年の仕事は結構きつい作業でしたが
私なりの刷り技術や製版法をマスター出来た点で
有意義であったと思います。

この仕事をこなして得た技術は今でも作品制作に大きく反映されています。

As it was the last year of the order, with gradation in two parts using 10 colors and
two- kind of leafing, I elaborate them.

It was tough work every year, however I’ve learned a lot about printing and frame making.
Now I make the most use of the skills from this experience.



今冬2回目の白菜漬けの仕込みです。
Pickling Chinese cabbages for the second time in this season.
我が家のは、4株をそれぞれ4つに切って2・3日日に干して
総量の5%位の塩と少々の鷹の爪・昆布を混ぜてつけ込みます。
半月ちょっとで完成です。

ちなみに 沢庵漬けは1週間前に漬けたので
2月の中頃あたりから食べられると思います。今から楽しみです。

沢庵と白菜漬け関係は私が「主」相方は「助手」です! えへん!



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年賀状制作 その5New Year’s Card Making 5

2009-02-01 11:09:58 | 作品 Works

巳年 9色2250通し 中金箔使用
The year of the Serpent, 2250 times printed for 9 colors, used Chu-kin leaf
特に意味はないのですが 何となくストーリーを感じる画面作りは
他の制作にも共通するところです。

「暗喩でもなく 寓話でもない 言ってみれば kei-world を作り出したい」
という 想いは長年持ち続けているものです。
There is no special meaning, but you may feel somewhat of a story in my pictures.
Neither metaphor nor allegory, but I’d like to make so called “ Kei-World”, which
I’ve been seeking for years.



午年 9色2250通し 銅箔・中金箔使用
The year of Horse, 2250 times printed for 9 colors, used Chu-kin leaf and copper leaf

「kei-world」という方法論あるいは様式を作り出すというのが
私の究極の制作目的なのですが 
なかなか.....一筋縄ではゆきません.....

つづく
To establish my methodology and my style, as it were, “Kei-world” is the ultimate goal.
But, it is never easy.



ムール貝のスープ
これにパスタを入れて「汁ゲッティー」にもします。
Mussel Soup
Adding some pasta to it, we sometimes enjoy “soup spaghetti”

このムール貝 夏場になると たまに貝毒が出て
食中毒を起こす事があります。
昔海岸でこのムール貝を見つけて喜び勇んで採ってカレーにして食べたのですが
その毒が入っている時期だったんでしょうね 
それはもう ひどい下痢と嘔吐が続いて 大変な目に遭いました。
でも 市販されているものは大丈夫と思います。
Mussel can cause food poisoning in summer.
We have once found them among rocks in the seashore and picked them with great glee.
Making mussel curry, we ate it much and….suffered from the terrible food poisoning.
Sold on the market, of course, it will be OK.




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