![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/50/2f5d2abf4c02a4a9d75c8b3a72265174.jpg)
我が家の近くで一輪だけ咲いた梅
梅一輪一輪ほどの暖かさ 嵐雪
(この句 以前にも掲載したような.....)
で もう一句
雪とけて村いっぱいの子どもかな 一茶
何はともあれ 少しづつ春が近づいているようですな。
北海道に比べればはるかに暖かいこちら内地ですが
春を待ち望む気持ちは 北国の人と同じように 強いようです。
と言った所で
今回は特に春に関係した話題ではなくて お酒のアテのお話です。
またか..... と言われそうですが お付き合い下さい。
その「アテ」ですが 「昆布の佃煮」です。
昨年は 初夏のころに我が家の近くに自生しているフキを利用した「キャラブキ」を2回作り
その後も「椎茸入り昆布」「しめじとエリンギ入り昆布」「エノキとレンコン入り昆布」等を作り続けました。
そのどれもが 結構美味しく出来て 一部は友人にも強制的に送ったりしました。
(血圧が高い友人なので 喜んだかどうか 迷惑だったかもしれません..... )
その中の「エノキとレンコン入り昆布の佃煮」を画像で紹介してみようと思います。
まず 主体の昆布
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/3f/507146fda5f4fe3bf49290595b5485a9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/4f/f5c449fed7d2cb22c4f5e3342dfc37e5.jpg)
長さ90cm 巾12cmほどの立派な昆布です。
これを水にくぐらせて柔らかくしてから 食べやすい大きさにカットします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/5e/b7c8c4dbff244ff018eafd8f03d41d74.jpg)
レンコンも薄く切って エノキは適当にほぐします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/2f/9a188c2395d4acbed0dadd8680a2feb7.jpg)
そこに水を半分弱を入れ
醤油・酒・味醂・砂糖お好み を適当にじゃぼじゃぼ投入
後は 中火を付けたり消したりして とろとろ煮込み続けます。
(ちなみに ここで入れる醤油は
近所の坂巻醤油製造所で作られている「甘露醤油 タマジョウ」というのを使っています。
小さな製造所ですが 味は絶品 もう25年以上 我が家の味に貢献しています。
HP は http://www.tamajo.jp/index.html )
こちら
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/b1/d829124dce2d1b941dee19a8e5ee68b5.jpg)
でもって ひたすら煮込み続けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/7f/ff980ced9d92d6af8d00417eaca9ae12.jpg)
ただそれだけ
汁気が無くなるのに1日半位でしょうか。
最後に鍋を持って中身を回転させて 汁気をなるべく飛ばします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/88/d4ebd29cf900ad28ed238d2c1f23638d.jpg)
完成です!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/5d/8334dc557159fd4aef8154892627a2e1.jpg)
星三つです!
お酒にも ご飯にも 良くmatch!
都内でも
柳橋の「小松屋」 新橋の「玉木屋」 浅草「鮒佐」「今半」 本場佃島の「天安」などなど
佃煮の老舗は多いのですが 私にはどれも 甘みが強くて いまいち気に入りません。
塩分を気にする人が多いせいなのでしょうね。
(でも そこまで甘くしなくても... というのが多過ぎますな....
逆に 糖分を気にする人に敬遠されるのではと思う程)
そこで いつもの私の癖で 売って無いなら自分で作ろう! というのが 動機です。
上記の佃煮は昨年の秋に作ったものですが つい最近もまた作りました。
「今半」に対抗した「牛肉と椎茸入り佃煮昆布」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/cb/71b7bcbc97a449d6b4f344d88d2fdd49.jpg)
ただし これはちょっと失敗しました.....
味はとても良いのですが 牛肉がほぐれ過ぎて 形が判らなくなって「牛の時雨煮昆布」状態
イメージは 程よい大きさの牛肉がごろごろしているはずだったのですが......
「今半」より美味しく 見栄えが良い出来だったら
「今全」という名前にしようとまで考えていたんですが..... 残念.....
はてさて
ここまでくると やまい ですかね.....
<業務連絡>
井上君 今年は引っ越しで 沢庵を仕込む時間がありませんでした。
ですので 沢庵同士をバクるのは不可能になりました。
上記の「牛の時雨煮昆布」か あるいは 次の新作昆布煮 で良ければ お送りします。
いや 両方でもいいです。
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