版画草子 All That Print Work

自作版画作品と日常の写真を日記形式で紹介してゆきます。
(画像の無断使用は固くお断りします。)

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新作「かぐや幻想」その1

2011-09-24 11:46:18 | 作品 Works


台風15号は珍しく埼玉の真上を縦断して行きましたが 幸い県内は大きな被害は無かった様です。
ただ 我が家の車のボンネットに大きめの枝が落ちて少し凹んでしまいました。
皆様のところではいかがでしたでしょうか。

さて今回は新作と云っても6月に完成して 
この夏の日本版画協会展に出品した「かぐや幻想」のお話です。

この作品 お伽噺シリーズとして制作している内の1点です。
構想はかれこれ2年近くかかって作り上げました。
そこで完成までの過程をまずご紹介します。

かぐや姫を制作しようと試みてからも 全体構成がなかなか決まらず困っていたある日
裏庭で見た光景が inspiration を与えてくれました。
こちら



twilight までいかない 夕刻近くの空と木々の silhouette が素晴らしくて思わず見とれてしまいました。
背景はこれで決まりです。

次にやはり「竹」 かぐや姫にはどうしても外せません。
近所の竹林を探しまわったり 機会があって大宮氷川神社にも行ったりして 気に入ったのがこちら



我が家からほど近い竹林です。

約1年近くかかって 構成素材が揃った所で いよいよ原画の作成です。



story に捕らわれる事なく image を膨らませ あるいは大きく飛躍させながら 
しかし 誰もが「かぐや姫のお話」と判る絵にしたい....
難儀な仕事に手を出してしまったものです。

上記の作業台に見える下書きは 結局大幅に変更されて 
完成した絵は最初に作画したものとは随分違うものになりました。

それは次回で....



<今日の花>

「どやっ! 見事に咲いたやろっ!」という花もあれば
「知られなくったって 目立たなくたって いいのよ.... 蝶や蜂が来てくれるから.... 」という地味な花もあります。
今日はその後者の花です。



城山公園に咲いていた 名前も判らない 小さな小さな花です。
でも 風に揺られ揺られて 何だか楽しそうでした。




 



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版画家のお友達 歯科医師編(77) Special Column(77) その2

2011-09-20 10:35:24 | その他 Other


急に涼しくなって 今日は蝉の声はすっかり聞こえなくなりました。
私も昨日は短パン 今日はジーパン やはり 暑さ寒さも彼岸まで ですね。


さて NORIKO先生のコラムの続きです。
(今回は先生から送って貰った札幌市内のパブリック彫刻の一部と共にお送りします)


米カリフォルニア大学サンディエゴ校の歯科医、アービン・シルバースタイン氏は、ABCテレビに対し、
「歯の病気が深刻な症状をもたらすことを人びとは知らなさすぎる。
問題は目で見える部分だけではないんだ。多くの人が歯の疾病で命を落としている」と語った。

(ちなみに亡くなったカイル・ウィリスさんは、米有名ミュージシャン、ブーツィー・コリンズの甥)


本郷新 作 「泉」 大通り公園

(札幌を訪れたことのある方はきっと憶えているでしょうね)


アメリカは国民皆保険ではありませんので、上記のような事は起こり得ることです。
しかし、先進国中で最も歯が悪いと言われているのは日本、そしてドイツ。
皮肉な事にこの2国は最も健康保険制度が整備されている。
諸外国では治療するより安いという理由で、悪い歯を抜いてしまう人たちも多い。



安田侃 作 創成川公園


フィリピンの人を治療した時に、「母国では1本の歯に何日もかけて治療はしない。
抜いて、その後一日で入れ歯が出来る」と言われてびっくりしたことがあります。
勿論全部の人がそうだと言う事ではないでしょうが。
日本の恵まれている環境を認識して、歯を大切にしないと勿体無いです。



安田侃 作 創成川公園


安田侃 作 創成川公園



創成川公園は最近整備されたようです。
それにしても先日の北海道の大雨で 創成川もだいぶ増水したようですが 大きな被害がなくて良かったですね。

先生 ありがとうございました。



<業務連絡>
りお・りか! 敬老の日のお祝いなんて 20年後にして!





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版画家のお友達 歯科医師編(77) Special Column(77) その1

2011-09-16 12:07:42 | その他 Other

残暑が厳しく何となくやる気が起きません....
暑さ疲れ あるいは 飲み疲れ....
気がつくと更新遅れてしまいました。

早速 今回は今日原稿を送って貰ったNORIKO先生のコラムです。
ちょっと怖いお話です。
(札幌の秋の実りの画像と共にお送りします)



アメリカは皆保険制度ではなく、今の政権でその導入を検討している所ですし、
貧富の差で治療が受けられない と言った話になるとちょっと困りますが、
「たかが歯、されど歯。大事にしてね」という意味で読んで頂ければと思います。



photo by NORIKO


9月7日 GlobalPostより
米オハイオ州シンシナティの男性(24)が8月31日、歯の感染症で死亡した。同市の大学病院医師が語った。

死亡した男性、カイル・ウィリスさんの遺族は、米NBCテレビの系列局WLWTテレビに対し、
ウィリスさんは2週間前に親知らずが痛み始めたと語った。
歯科医は、親知らずを抜歯する必要があると告げたが、ウィリスさんは当時無職で無保険だったため、抜歯をしなかった。
その後ウィリスさんは頭痛と顔のはれに悩まされ、緊急治療室に搬送された。





おばのパティ・コリンズさんは、WLWTテレビの取材に「(医師らは)抗生物質と痛み止めを与えた。
でも、ウィリスは抗生物質を買うお金がなかった。そこで痛み止めだけもらった。
でも彼に必要なのはそっちではなかったのよ」と語った。
痛み止めは効果があったものの、感染は拡大し、最終的にウィリスさんの脳に達した。
「歯科医に行って歯痛を治療しておくべきだった。そうすればこんなことにならなかった。
みんながその教訓を得たわ」と、コリンズさんは語った。

つづく


(このお話 私には人ごとのようには思えません、昔同じ様な体験をしたのです。
30数年前の夏 歯茎が腫れてきたのですが お盆休みで近くの歯科医院がお休みだったので
2~3日放っておいたところ 頬から顎 目にかけてびっくりする程 大きく腫れ上がってしまいました。
慌てて休日救急歯科に駆け込んで治療してもらったのですが その時担当先生から
「これ以上腫れて脳にいったら危ない所だった!」と云われ ぞっとした経験があります。
小さな歯茎の腫れも侮ると怖いものです。 kei )


さて 秋の実りの究極



先生が作ったんでしょうかね 美味しそう!









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なきいや料理 その13 「おーから!」

2011-09-11 17:01:15 | 作品 Works


こんな事は大変珍しいのですが 相方の「なきいや三連発」です。

今回は「おから」を使ったおかずなので そんなに目新しいメニュウではありません。
もしかすると作った事のある方もいらっしゃるかもしれません。

では


「おから」は我が家でもたまに食卓に上がりますが
ちょっと気分転換にカレー味にしてみました。

両手に一杯くらいのおからと 適当な野菜や肉等を一緒に炒ってから
胸チキンハムを作った時のスープが残っていたので それで下煮をしました。
そこにお湯で溶いた辛口のカレールー2かけを入れ 仕上げにカレー粉を「これでもかっ」と云う程たっぷり加えました。
何せ普通のカレーの場合でも 私が ”超辛れーーー” と思っても まだまだ辛さが足らないと云う相方です。

それがこちら



ルーの量にもよるのですが ちょっと濃いめの味でご飯にも合います。
次回はビール用に豆腐(?)を加えてみようと思っています。


この「カレーおから」に衣を付けて揚げると「偽カレーコロッケ」になるので頼んだのですが
(この方がビールに合いそうなので)
暑いので いや! と 拒絶されました..... kei



そして <今日の花> 「ベゴニア」です



真冬以外 年中咲いているので よくよく眺めるという事があまりない花ではないでしょうか。
ちょっと気の毒ですね。







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なきいや料理 その12 「胸ハム」

2011-09-07 12:45:42 | 食品 Food


今年の日本は辛い年回りになったようです。
3月以降 TVに映る災害のシーンが多すぎます....

台風12号の被災にあわれた方々の生活が一日も早く回復される事を祈念しております。



さて前回の「なきいや」に続いて 今回も相方の登場です。
手術を終えて何やら絶好調のようです。
この分ですと次回も..... 「なきいや三連発」になるかもしれません。

では


安い”トリ胸肉”を美味しく食べる方法です。
元は 友達に教わったというお嫁さんからのレシピなのですが
私の物忘れも手伝って知らないうちに我流に変わってしまいました。


胸肉ひと塊(230~250g)に対して 塩小さじ1.5~2
砂糖小さじ1をプラスチック袋の中でよく混ぜ
肉を入れ 一晩寝かせて馴染ませます。(気がついた時揉んでおくと尚可)
もちろん 塩加減はお好みで調節なさって下さい。


沸騰させた かぶる位のお湯に入れます。
その時生姜の皮やネギの切れ端 パセリの茎など 冷蔵庫の有り合わせの香味野菜を入れます。
私は一緒に人参などを茹でて他の料理に利用します。
(蛇足ですが 今回 人参は塩だけで茹でる方が 砂糖を入れて茹でるより 人参の味が濃く出て断然美味しい事がわかりました)

7分程火にかけた後 バスタオルなどに包んで30分位そのままにしておきます。
(作るたび 火にかける時間をどんどん短くして 最短でどの位で完成できるか 実験中です)

これで終わり

完成したのが こちら



砂糖を入れるのが ミソ(!?) しっとりとして味に深みが出る様です。
塩だけですと普通の茹でトリというか 胸肉のパサ付きがちょっと残る気がします。

残ったスープは煮干しを足せば美味しい塩ラーメンのベースに
キッチンペーパーで脂を漉せば素敵なチキンコンソメが作れます。


(この胸肉料理は意外なしっとり感がポイント ビールのあて サンドイッチに最高ですよ kei )



で 久し振りに<今日の花>  「りんどう」です



群青系の青が美しい花ですね。
漢名で「竜胆」と云うそうです。
根から非常に苦い汁が出て 昔から健胃薬として利用されていたとか。
竜の胆くらい苦いと云う事ですかね。









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なきいや料理 その11 「シベリア」

2011-09-02 10:41:24 | 作品 Works


相方の術後は順調に推移しまして
今では人工関節入りのサイボークと化して かなり元気になりました。
そこで昨年の4月以来のなきいや料理を書いてもらいました。

では


今回は料理ではなく 和菓子か洋菓子か ちょっと区別のつかないお菓子 ”シベリア”
古いパン屋さんやお菓子屋さんで見かけた事がある方 いらっしゃると思います。
そもそも 何故「シベリア」なのか 諸説あるようですが
 ー羊羹を凍土 カステラを雪原に見立てたとかー
 ーシベリア鉄道から取った(地図上の鉄道路線に似ているから)ー 等々

戦前が舞台のドラマで カフェ(ミルクホール)のお品書きに「シベリア」と書いてあったのを
見た事があるので歴史は古そうです。
こちらのスーパーなどでも見かけるので 意外とファンが多いのかもしれません。

たまたま到来物の羊羹があったので ふっと思い立って そのシベリアを作ってみました。



カステラの代わりにトーストパンで羊羹を挟みました。

実際のシベリアは見たことがあるだけで食べた事はないのですが
今回のは うーん 何か知っている味..... 早い話し「アンパン」でした。

もう少し本物に近づけたくて 再度作ったのがこちら



かなり似てきました。
トーストに薄くマーガリンをぬってあるので ちょっと塩味もして なかなか美味しかったです。
若い人(我が家のお嫁さん・娘・孫娘などの女子)にも好評でした。

(これとそっくりな物は名古屋周辺の喫茶店のモーニングにもあるそうです   kei )


と云う訳で 耳付き・耳なし「羊羹パン」が大量に残った我が家です...... 




さて NORIKO's Photo World です 

百合シリーズ


カサブランカ


天の川


ホワイトエレガンス


クーリー

相変わらず素敵な画像ですね。
NORIKO先生 またよろしく!










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