版画草子 All That Print Work

自作版画作品と日常の写真を日記形式で紹介してゆきます。
(画像の無断使用は固くお断りします。)

第17回テクテク歩き隊 

2010-06-27 16:40:57 | 散歩 Walk

昨日は早17回目となるテクテク歩き隊で 葛飾は柴又へ行ってきました。
今回は画像も多く 少々長いです。

かなり蒸し暑い中 上野から京成電鉄に15分程乗って まづは堀切菖蒲園へ


菖蒲はもう時期が遅かったようで 見事な花は見られませんでした 残念
この種の花はなかなか見分けが難しいので その識別を解説した案内板です。

また京成を乗り継いで いざ 柴又へ


柴又と云えば 寅さん 駅前のその銅像の前で記念撮影


帝釈天への参道をぶらぶら
映画「男はつらいよ」の「とらや」のモデル店 高木屋さんでさっそく草団子のお土産を購入

お昼にはちと早かったのですが 同じ参道にある川魚料理店でうなぎをいただきました。


結構なお味でした!
正一合のお銚子も観光地としては リッパ

ちょっとご機嫌になって 参道のお店を冷やかしながら 帝釈天へ


経栄山題経寺が正式の名前です。

土曜とあってか かなりの人が来ていましたね。
沿道のお店も流行っていました。

帝釈天から4~5分の「寅さん記念館」へ


映画のセットをそのまま移した「とらや」の店先で集合写真

映画のセットは実生活の建物より7~8割小さく作ってあるのですが
映画のシーンそのままのお店に いたく感激!

記念館から 直ぐ近くにある「矢切の渡し」へ


船頭さんに100円払って 鼻歌まじりに対岸の矢切へ

  1 つれて逃げてよ.... ついておいでよ....
    夕暮れの雨が降る 矢切の渡し
    親のこころに そむいてまでも
    恋に生きたい 2人です

余談
「カケ落ち」の唄ですが 駆ける様に手と手を取り合って逃げるから「駆け落ち」
あるいは 「人別帖」から消されてしまうので「欠け落ち」
人別帖から外されると世間で当たり前に生きて行くのはほとんど不可能な時代
昔の駆け落ちはかなり厳しい 「命欠け」の行動だったようです。


対岸の矢切から 伊藤左千夫の「野菊の墓」の舞台へ




「野菊の墓」文学碑   大層立派な碑です。

若い頃 漱石も激賞したこの小説を読んで 涙した人もいらっしゃるのではないでしょうか。
私は中学三年の頃読みましたが 「んーー 年上の人もいいなぁー」と 想った記憶があります....

皆さんもいかがですか 
意外と都心から近くて 見どころ盛り沢山のこのコース お勧めです。



 

寂しい話

2010-06-23 11:52:07 | その他 Other
近頃 どうもあまりぱっとしない話題が多い様です.....

一般的な寂しい話は多すぎますし マスコミなどがとうに取り上げている話題は
私が書く必要もないのですが 唯一身近で知ったちょっと残念なお話....


今日 荒川の本田飛行場の近くの河川敷を基地にしていた日本飛行船会社が破産確定しました。



つい先ほど 撮って来た画像です
どことなく淋しそうです....

最盛期には毎日我が家の上を通って 派手な広告を胴体に付け 遊覧飛行に飛んでいたものです。
私も一度は乗ってみたいと思っていましたが 搭乗費が6~12万もしていたので
いつかはと思いつつ 実現出来ませんでした。

かつての勇姿


まだ広告を付けていないので ほとんど初期の頃かと思います。


ふんわり浮かぶ大きな姿はどことなくシュールでもありました。


私の作品にも何度か登場しています。


幻想公園 430×430mm ED100  1991年制作

写真製版と箔を使った初期のシルクスクリーン版画です。
飛行船は上の方にシルエットで用いています。
若き日の私の友人とまだ小さかった娘と息子が 近くの城山公園で遊んでいるシーンです。

私にとっては身近で印象深い飛行船でした.....






なきいや料理 その11 困った時の卵頼み

2010-06-18 17:06:51 | 食品 Food
我が家はスーパーに遠く 一週間に一度相方と食品の買い出しに行きます。
食品が乏しくなるとタマゴが強い味方です。

相方のタマゴ好きはかなりのものなのですが
(若い頃 固ゆで卵13個完食の実績があります)
最近は朝昼なしのダイエットのせいで卵が滅多に食卓にのぼらなくなりました。



これはただのプレーンオムレツなんですが
冷凍庫にあったキンカン(卵モツ)をスープで煮ておいて加えました。

(ご存知の方も多いかもしれませんが 
 このキンカンというのはカラ付きの卵になって出る前の 
 雌鳥のお腹の中にある黄身だけの状態の卵の通称です。
 我が家ではお惣菜に 酒のつまみに大活躍しています。   kei )

例の 「地獄の食事録」
を覗いて見ると 「やけくそ卵」なる日があって 
目玉焼き・ゆで卵・オムレツを一皿に盛ってみたりしています。

(私の高コレステロールは相方が一役かっていました.... kei )
(違います!こんなアイディアを出すのは、男相方に決まってます。だからイヤイヤ泣く泣く・・・女相方)
ところで写真のお皿 前回のNORIKO先生のコラムに出て来た「六花亭」のお菓子を買ってポイントをためて貰った物です。
お皿のほかには



このようなカップとか 傘もあります。
もちろん坂本直行さんの絵柄です。


(やけくそで なきなき・いやいや作られる料理を毎日いただいているkeiです......)



<お知らせ>



全道展が先日の16日より札幌市民ギャラリーで開催されています。

写真の彫刻は黒田栄一氏の猫をモチーフにした 
彫刻では数少ないファンタジックな表現がちょっと斬新な作品です。

私は道内では初めての発表として「浦島太郎その1・その2」を出品しています。

どうぞ多くの方に見に行っていただきたいと思います。



版画家のお友達 歯科医師編(66)Special Column(66)

2010-06-13 12:20:07 | その他 Other


NORIKO先生から初夏の北海道を伝える素敵な画像が届きました。


パークゴルフ場
北海道から始まったパークゴルフですがここはすごく広いゴルフ場でした。

(パークゴルフにしては随分広いですね ゴルフをするより牛を放した方がよさそう.... )



平岡園芸センター カザン並木

(上の写真もですが 空が綺麗!)


ウコン

(ウコンの花 初めて見ました この根が肝臓にいいと云われるウコンなんですかね)

<NORIKO先生談>
NHKの大河ドラマ「龍馬伝」が結構な視聴率をあげているようで、
「龍馬と北海道」について・・意外な関係がありました。
放映されたせいか、こちらではほんの少しですが龍馬ブームです。

坂本龍馬は「蝦夷開拓」を夢見ていたそうですが、
甥の直寛が高知から北見へ北光社移民団を率いて入植。
北見市内北光八幡神社には記念碑が建ち、北見と高知は姉妹都市となっている。
直寛の孫の坂本直行は画家となり、六花亭の包装紙でよく知られるている。


その六花亭の包装紙

(素朴で自然体の絵が北海道のお菓子の包装紙にぴったりです)



カラー

今回一番心引かれた写真です。

NORIKO先生ありがとうございました。


<断食ダイエットその後>
現在丁度半年経ちまして 1日1.5食 61.5kg  休肝日は月8~10日 順調です。
体のキレがいいです!



やっと更新

2010-06-09 09:58:35 | その他 Other

なんと先月の30日以来の更新です。
このブログを始めてから こんなに間を空けたのは初めてです。

一体何をやっていたのかと云うと....
残念ながら 版画制作で忙しかったのではありません。
版画だけではなく美術界全体が
リーマンショック(2008年9月)あたりから すっかり元気がなくなってしまったようです....

もちろん制作はつづいているのですが
その合間を縫って 私の工房の仕事に追われていました。

昨年も書きましたが 制作管理ーmanagement の仕事です。
昨年のmanagementは 東京都多磨総合医療センターのgraphicとsignでしたが
今回は衆議院議員会館のsign-managementでした。
議員会館の仕事はまだ続いているので 内容を詳しくお話することはできませんが
前回の医療センターはもうオープンしているのでちょっとご紹介します。



完成間近の正面入り口
右奥の渦巻き模様はインクジェット出力のシートで
それを職人さんが壁に貼るのを指示したり 指揮するのが私の工房の仕事です。
(デザインは建築設計会社関連のデザイナーが担当しているようです)




併設されている小児総合医療センター
多摩近隣のハブ病院として機能してゆくようです。


受付カウンター
かわいらしい絵柄がいかにも小児病棟です。

私たちは昨年の8月から今年の3月までこの仕事に携わっていましたが
オープンした今では きっと多くの子供達が訪れていることと思います。


といったところで 我が工房のmanagementの仕事の紹介でした。



<業務連絡>
なんとか 笛は11日着でおくります。