版画草子 All That Print Work

自作版画作品と日常の写真を日記形式で紹介してゆきます。
(画像の無断使用は固くお断りします。)

2013 孫夏

2013-08-25 10:57:58 | その他 Other


いやいや 暑いですな....
皆様はどんな夏休みを過ごされたでしょうか。

今年の我が家は 実は大変な夏休みでした。
娘夫婦の二人の孫姉妹(4歳と2歳)を一週間預かることになったのです!
応援に息子夫婦と孫兄弟(3歳と1歳)も2泊3日で駆けつけてくれて
それはもう 暑い熱い濃い 日々を送りました。

孫たちの熱気を少しでも拡散させるため とりあえず 近場の川遊びへと連れてゆきました。



我が家から車で30分程の嵐山町の都幾川です。
小さな子供でも遊べる渓流で 37℃の酷暑をものともせず 
孫連中は元気に 泣き叫んだり 笑ったり 目一杯 遊びまくりました。

(実はここは20数年前 小学生だった子供達と何度かキャンプをしに来たところなんです。
 久し振りに来た今回は なんと孫4人を連れてきたのです.....
 その「時の流れ」の移り変わりに 思わず感慨に耽ってしまいましたね....)


お昼ご飯はバーベキュー

彼奴ら(きゃつら) まぁ 元気 元気
夢中で遊んで 喧嘩して しっかり食べて そして お昼寝





そんな訳で 一週間 熱も出さず 病気もせずに 
孫姉妹を何とか無事に娘夫婦に渡した後は
我々爺・婆は 暑気あたりというか 孫気あたりというか 暫くは 気の抜けた状態でした。


何事も無ければ多分 22世紀まで生きるだろう彼らは
このあと一体 どんな人生が待ち受けているのか.....

頑張れよ!!!



サルスベリ

2013の夏も もうじき 終わりです。




 

青春.....

2013-08-04 18:11:33 | その他 Other


それにしても随分 間が空いてしまいました。
今日になってようやく落ち着いた時間を持てる様になりました。
新作版画と笛の絵付け制作に追われた一ヶ月でした。

新作は秋の版画協会展用で 「花咲か爺と木伐り爺」というタイトルです。
寓話的でユーモラスな雰囲気の作品になりました。 
間に合えばもう一点 今月中に 「羽衣伝説 2013」の制作も予定しています。
ブログでの公開は やはり秋以降になるかと思います。



2013 城山公園にて サルビア


ナンヤカンヤと仕事場に閉じこもりっぱなしの毎日ですので仕事中には音楽が欠かせません。
ClassicからJazz Fork 演歌 もう節操なく かけまくります。 
先日 CDの中から久し振りに 本当に久し振りに「Ventures」をかけたのですが
思わず手を止めて聞き入ってしまいました。
懐かしくて 懐かしくて 目が潤む程....
最初に聞いたのは 青春の始まったばかりの中学の頃。
もらったギターで(もちろんエレキではなく)友人と「パイプライン」なんかを引いて遊んで....

好きなだけではなく 胸がキュンっとなる辛さみたいな感覚を伴う音楽 皆さんもきっと夫々あると想いますが
私の場合は Beatles でも Elvis Plesley でもなく「ベンチャーズ」だったようです。




同上 花名は不明


青春という時期は多分14・5歳から始まって10年は無いでしょうね 5~6年か?.....
永い人生の中での あまりにも短いこの期間が 
善くも悪くも 一番輝いているというか 
いつまでも記憶されるというのは 思えば不思議な事です。

敗戦記念日が近いせいもあって ふっと感じるのは
この人生の重要な時期が本人のせいではなく 
たまたま「戦争」の時期に当たった人の想いは 如何許り(いかばかり)でしょうか。
戦後生まれの私はその時期にベンチャーズに夢中になれたのは 偶然の幸せなのかもしれません。

ここでまた思い出すのは作家 阿川弘之氏(阿川佐和子さんは長女)
戦記・戦争記録文学としての著書が多い阿川氏に ある若い文芸記者が
「阿川さんは戦記小説が多いですが 戦争を懐かしんでいるのですか」と聞いたところ
彼は「戦争ではなく青春が懐かしく 愛おしいんです」と答えたそうです。

このお話随分前に読んだのですが 妙に覚えています。



いずれにせよ 人生の最終コーナーを曲がった私は今 
一生涯の core ともいうべき時期が これからの人にとって 十分幸せで豊穣である事を 願わずにはいられません。



同上 これも花名は不明




今回も取り留めのない話になってしまいました.....