近鉄 鮮魚列車 ・ 近鉄大阪線（奈良県）

三重県で水揚げされた魚介類を、大阪方面へ運ぶ行商人の為に運転されている専用の貸し切り列車です。行商人が魚介類を一般の列車に持ち込むと魚臭で他の乗客に迷惑を及ぼす事から、1963年のダイヤ改正から「鮮魚列車」として魚介類行商人の為の団体専用列車の運転が始まりました。この列車の運転ダイヤは時刻表にも載ってません。

私が以前に大阪市内へ通勤していた時に、駅ホームで時々見かける事が有りましたが、その後は時刻表にも載ってない事もあって、ほとんど見かける事はありませんでした。

近鉄大阪線の踏切付近で通過する特急列車を狙おうと待機していたら、大阪方面から接近してくる下り列車がありました。列車の塗装は通常走っているのと異なる色をしていたので、「何かな？」と思ってシャッターを押してみたら、「鮮魚列車」でした。ラッキー！！