KAZのおさんぽ

移り行く季節の中で美しい表情を見せる花や虫たち
みんなに会いにきょうもおさんぽです

春告げ虫

2018年04月09日 | 虫    2018年
春を告げる花と言えば梅やコブシや桜をはじめ、草花ではスミレやカタクリが思い浮かびますね。
蝶好きの人間にとってはミヤマセセリやコツバメ、ツマキチョウ、ギフチョウなどが筆頭でしょうか。
私の場合は小さな虫たちにも春を感じるものが色々あってきょうはその中でも代表的な2枚の写真。
モモブトカミキリモドキとビロードツリアブです。


(ホタルカズラを訪れたモモブトカミキリモドキ 2018/3/31 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
モモブトカミキリモドキは北海道から九州まで山地から平地まで広く分布する1cmほどの小さな昆虫。
年に一度春先に現われてタンポポやミツバツチグリなど黄色い花に好んでやって来ます。
写真は珍しく青いホタルカズラにやって来たもので花の青と紺色の体がマッチして気に入った写真になりました。


(日光浴をするビロードツリアブ 2018/3/18 千葉県君津市 α58/TAMRON SPAF180)
こちらもまた北海道から九州まで広く分布する春の使者ビロードツリアブ。
体中フサフサの毛に覆われた見るからに早春仕様のアブですが、一見タワシのような姿が実にユーモラスな存在。
写真のように良く陽だまりで日光浴する姿や、ホバリングしながらスミレなどの蜜を吸う姿を見かけます。

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どちらの虫もちょうど今が旬ですからお暇な時は相手をしてあげてください(笑)。