KAZのおさんぽ

移り行く季節の中で美しい表情を見せる花や虫たち
みんなに会いにきょうもおさんぽです

ヒメツルソバとママコノシリヌグイ

2005年11月24日 | 2005年のブログ
木枯らしも吹いて、随分と寒さが増してきましたね。
山や野原も随分と茶色くなってきてしまいました。きょうは冬も近い野原の片隅でひっそりと咲く、ややこしい名前のタデ科の花のご紹介です。


<ヒメツルソバ 2005/11/23 撮影地:千葉市>
姫蔓蕎麦と書きます。2005/10/22の「秋の野へ」でご紹介したミゾソバや次の写真のママコノシリヌグイと同じタイプの花を付けますが、花びらの先だけでなく一様にピンクに染まります。名前の様にツル状に匍匐し、高さ10cm程度のとても可愛らしい花を付けます。
写真の右の方に赤い葉が写ってますが、これがヒメツルソバの低温期の葉で、気温が高いうちはやや赤みがかった深い緑色で、タデ科独特の黒っぽい模様があります。
なんとなく日本的な風情を感じさせますが、ヒマラヤ原産でもともと園芸用に輸入されたものが野化したそうです。
種でよく増えるらしいので、乾燥した花を見つけたら種を取ってみようかな。


<ママコノシリヌグイ 2005/11/13 撮影地:千葉市>
継子の尻拭いと書きます。こういうネーミングの花に出会うと「何でもっと可愛らしい名前を付けてあげないの!」といつも思ってしまいます。
写真でわかる様に茎がトゲだらけです。これでお尻を拭って継母が義理の子をいじめるという意味なのでしょうが、こんな可愛らしい花を咲かせるのになんでそんなネーミングを思いつくのか私には理解できません。
言い出しついでに言うと、虫でも植物でもそうなのですが、私の一番嫌いなのが~モドキとかニセ~というやつです。いくら似ているからって、あまりに安直でかわいそうですよね。別に偽物でもないのに。

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ちょっとグチが出てしまいましたね。
いよいよ野草も見られなくなってきました。今度は少し暖かい所にでも出掛けてみようかな。


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